京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

長崎旅行2 平戸

2015-12-12 01:00:00 |  国内旅行

長崎旅行1 有田焼祭り
長崎旅行2 平戸
長崎旅行3 ハウステンボスプロジェクションマッピング
長崎旅行4 九十九島展望と西海パールライン
長崎旅行5 長崎市内中華街
長崎旅行6 大浦天主堂・グラバー園
長崎旅行7 オランダ坂・稲佐山
長崎旅行8 長崎市内~雲仙へ
長崎旅行9 宮崎旅館・雲仙地獄谷
長崎旅行10 雲仙ビードロ美術館・宮崎旅館夕食
長崎旅行11 長崎雲仙~熊本天草諸島
長崎旅行12 天草~三角公園~京都へ

長崎旅行1 有田焼祭りの続きです。

9月19日(土)

平戸

有田焼の里から、次に向かったのは平戸です。

400年ほど前、長崎市よりも早く南蛮船が来航し、
南蛮貿易の港として発展した城下町、平戸。

日本で最初の西洋貿易港として、
イギリスやオランダとの交流が始まった町なのです。

実は、私。。

平戸には40年ほど前、女子旅をしたことがあるんです。
20歳位の頃かな。。学生ばかりの女子4人旅。

平戸の海を見ながら、皆で何を話していたんだろうな~
きっと恋話・就職・将来の事。。
でも、40年前の私は、余りにも昔過ぎて
どんな話をしていたのか思い出せません。

あれから40年後の平戸へ、今回は主人と二人旅。

20歳だった私に、何て話しかけようかな。。。

平戸大橋

佐世保道路を通って、有名な朱塗りの平戸大橋へやってきました。

平戸大橋は、1977年4月4日に開通した田平町と平戸島を結ぶ
朱塗りの吊り橋です。初めは有料だったそうですが
2010年4月から無料になったんだって。。よかった。

平戸大橋の上を走っていますよ~。

 橋を渡り切って、ひらど新鮮市場に寄って、

 平戸物産館にも寄ってみました。

カスドース

平戸で有名なカスドースは、
約460年前、平戸を訪れたポルトガルの神父が伝えたお菓子だそう。

カステラをあげてお砂糖をまぶしたお菓子で、すっごく甘かった~。

 平戸城

平戸は、平戸藩松浦家の城下町。
平戸城は、松浦家の城として、1704年から14年かけて築城されました。 

城下町平戸のシンボルとして、今も平戸の町を見続けているようですね。

 平戸港旬鮮館

 平戸港の駐車場に車を停めて、お昼ご飯です。

有田焼会場で焼き芋を貰って食べただけなので、
あ~あ,お腹が空いた。。

地元の方に、漁港に上がった魚をその場で調理して
食べさせてくれる旬鮮館を教えて貰ってやってきました。

私は、海鮮丼を。

主人は、本日の特別定食イカの刺身定食です。

海鮮丼の魚はたっぷりでもちろん新鮮。美味しかった~。

主人の烏賊さしは、獲れ獲れをその場で皮をむいてお刺身に。

プリンプリンのつるんつるんで、すっごく美味しかったですよ~。

 海の遊歩道

海の遊歩道を通って、オランダ商館まで行くことにしました。

海岸沿いに続く海の遊歩道を歩いていきます。

赤い彼岸花が可愛いです。

平戸オランダ商館が見えてきました。

ふと見ると、先ほど私達が通って来た平戸大橋が見えています。

 

 ここから見る平戸大橋は、とっても綺麗ですよ~。

オランダ商館

1609年江戸幕府から貿易を許可された東インド会社が
東アジアの貿易拠点として建てた商館。

この建物は、商館として一番充実していた1640年頃の建物を
復元したものだそうです。

少し中に入ってみる事にしました。

1600年、豊後国(大分県臼杵市)に漂着したオランダ船リーフデ号を
助けたことから始まった日本とオランダの交流。

その後、平戸オランダ商館の設置に至るまでの経緯や
当時の貿易に関する史料や貿易品などが展示されていますよ。

三浦按針

徳川家康は、リーフデ号の乗組員だったイギリス人・アダムスの話を聞き、
アダムスを大変気に入り、旗本に取り上げたといいます。
そして、三浦按針(みうらあんじん)の名を与えたのだとか。。

学生の頃、歴史で習っていたかもしれない三浦按針さん。
名前は聞いた事が。。位で全然覚えていませんでした。

異国人でありながら日本の武士として生きるという
数奇な境遇を得、旗本にまでなった彼ですが、
家康没後は、鎖国政策もあって、その人生を翻弄されてしまいます。

日本に漂着以来、一度も故郷に帰ることなく、
平戸の地で57歳で亡くなった按針さん。

この海の向こうに続く故郷イギリスに、
どんなにか帰りたかったことでしょうね。。

平戸ザビエル記念教会

さて、オランダ商館を出て、平戸ザビエル記念教会へ向かいました。

平戸の街は、昔懐かし日本風の街並みに、
洋風の街灯が、異国情緒を添えています。 

ちょっと道に迷いながら、たどり着いた平戸ザビエル記念教会。

この教会の歴史は浅く、禁教が解けて信徒が住むようになった
1931(昭和6)年、カトリック平戸教会として
教会堂が建てられたのだとか。。

 

平戸は、日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコザビエルが
三度にわたって布教に訪れた地。

献堂40周年の1971年には、フランシスコザビエル像が建てられ
平戸ザビエル記念教会と呼ばれるようになったそうです。

白とモスグリーンの聖堂、とっても綺麗ですね。

ルルドの泉

フランスとスペインの国境ピレネー山脈のふもとにある
ルルドの泉は、病を癒す奇跡の泉と言われ、
毎年多くの巡礼者や病の人々が訪れているそうですが、

平戸ザビエル教会の横には、そのルルドの泉を模した
平戸ルルドの泉が造られていました。

 

寺院と教会風景

この教会から少し歩いたところに寺院と教会が重なる
珍しい風景が見れる場所があると聞いてやってきました。

教会の裏手の階段を降りていくと、
お寺の屋根の向こう側に、教会の緑色の塔が見え始めました。

もう少し歩いたら、教会がもっとみえるかも。。
と、階段をどんどん降りていきます。

この辺りが一番綺麗にお寺と教会が見えていました。

平戸名所の一つ「寺と教会が見える景色」。
前に浄土真宗の光明寺、奥に見える塔は
今行ったばかりの平戸ザビエル記念教会の塔ですよ。

ちょっと珍しい景色を写真に収めた後は、
また、階段をよいしょよいしょ登っていきます。 

階段の燈籠に明かりが灯り始めてます。

急がなくっちゃ。。

本日はこれから、ハウステンボスまで行って、
ハウステンボスのライトアップを見る予定なのです。

歴史とロマンあふれる城下町平戸にさようなら。

平戸大橋にもさよならです。

40年ぶりに来た平戸。いつか、又来ることができるかな~。。
でも、これから40年先では、もう、生きてないしね。。

ハウステンボスへ

夕暮れの道を、ハウステンボスに向けて走ります。

  

今回は、ハウステンボスの夜のライトアップが見たかったので
夕方からの入場チケットを買っているんです。

さぁ、ハウステンボスに、一気に向かいますよ~。

 長崎旅行3 ハウステンボスプロジェクションマッピングに続きます。 


 

ところで、先日は長男の34回目の誕生日でした。
毎年、ちょっとしたプレゼントを息子やお嫁さんに
あげていますが、
今回は、長男に似合いそうな素敵な財布を
見つけてしまいました。

なーちゃんへの本や、お菓子などと一緒に長男に。

喜んでくれたみたいで、ありがとう~のメールがすぐに入りましたよ。
気にいってくれてよかった~。。

いつもブログを読んで下さってありがとうございます。

 ブログのランキングに参加してみました。

  カテゴリをしばらく60歳代に変えますね。
 よろしかったら、皆さん、
   お帰りの節は、クリックをお願い致します。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 長崎旅行1 有田焼祭り | トップ | 長崎旅行3 ハウステンボス... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (小梅)
2015-12-13 12:51:46
平戸を訪れた事のない私ですが、記事を読むと たんぽぽさんと話しながら平戸を歩いている様な気持ちになっています(^-^)
ご主人さまとの二人旅、小梅はお邪魔虫ですが そこのところは ご容赦を(^-^ゞ

平戸はたんぽぽさんが女子旅をされた思い出の
場所なのですね~。
この旅で学生時代の ご自身に出会われて
優しく話しかけられた事でしょうね(^-^)

三浦按針さん、教科書で名前は知ってるけど詳しくは知りませんでした。
歴史を知って旅するって楽しいですよね、
旅する事で知る歴史もありますしね(^-^)
たんぽぽさんの旅行記を読ませてもらっていると旅の楽しみ方がわかってきた気がします(^-^)

お寺と教会の風景、めずらしいですね。
平戸らしくて、いいな~。
いつか私もこの風景を見てみたいです(^-^)
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2015-12-15 12:07:07
小梅さん、一緒に平戸を散策して下さってありがとうございます。
お邪魔虫なんて、とんでもない。
ご一緒できるのは嬉しいです~。

40年前に、友達と長崎旅行したことがあって、
その時に平戸も来ていたのです。
余りにも前のことで、よく覚えていないのですが、
何十年後、みんなどうしてるんだろうね~。。とか
乙女チックな話をしていたように思うのですが。。

三浦按針さん、教科書で名前を知っている程度ですよね。
教科書の中でしか知らなかった人の人生を垣間見て
華やかな栄光の時と、挫折の時、
どんな人の人生にも、色々な時があるのだと、改めて思いました。

お寺と教会の風景、面白いですよね。
昔行った時は知らなかったと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国内旅行」カテゴリの最新記事