２０２１年６月１５日 弁理士試験 代々木塾 商標法

２０２１年６月１５日　弁理士試験　代々木塾　商標法

　甲は、商品「香水」について使用をする商標イについて商標登録出願Ａをし、商標権の設定の登録を受けた。
　その日後、乙は、商品「香水」について使用をする商標ロについて商標登録出願Ｂをし、商標権の設定の登録を受けた。
　商標ロは、商標イに類似している。
　その後、甲は、商標ロを付した香水Ｐを日本国内において業として販売する事業を開始した。
　乙は、甲に対して、商標登録出願Ｂに係る商標権に基づいて、商標ロを付した香水Ｐの販売の停止を求める差止請求訴訟を提起した。
　この訴訟において、甲は、「商標登録出願Ａに係る商標権を有しているから、乙の商標登録出願Ｂに係る商標権の侵害に該当しない。」と主張した。　この甲の主張は、認められるか。

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