堤卓の弁理士試験情報

弁理士試験に関する情報を提供します。

H23/10/31 平成23年改正法の問題

2011-10-31 07:25:36 | Weblog
H23/10/31 平成23年改正法の問題

 平成23年改正により、特許法126条1項4号が新設されました。
 4号は、「他の請求項の記載を引用する請求項の記載を当該他の請求項の記載を引用しないものとすること。」と規定しています。
 なぜ、4号の規定を新設したのでしょうか。

H23/10/28 平成23年改正法の問題

2011-10-28 06:43:49 | Weblog
平成23年改正法の問題

 平成23年改正により、特許法74条(特許権の移転の特例)の規定が新設されました。
 特許法74条1項の規定による特許権の移転の登録があったときは、特許権の移転の登録前に、当該特許権について通常実施権が許諾されていたときは、当該通常実施権はどうなるのでしょうか。
 当該通常実施権にも、平成23年改正後の特許法99条が適用されるのでしょうか。

H23/10/22 平成23年改正法の問題

2011-10-22 08:06:19 | Weblog
平成23年改正法の問題
 平成23年改正前の特許法49条7号は、「その特許出願人が発明者でない場合において、その発明について特許を受ける権利を承継していないとき。」と規定していました。
 平成23年改正後の特許法49条7号は、「その特許出願人がその発明について特許を受ける権利を有していないとき。」と規定しています。
 なぜこのような改正をしたのでしょうか。その理由を説明してください。

H23/10/21 口述試験について

2011-10-21 08:21:46 | Weblog
10月20日(第6日)で口述試験が終了しました。

受験された方は、お疲れさまでした。
結果は、心静かに待つのがよいでしょう。ッ

今年は、今までとは異なり、午前のテーマと午後のテーマが同一でした。
午前の方は、午後2時頃まで拘束され、その心労は多大なものであったと思います。
最近の口述試験は、試験委員によっては評価のバラツキが多く、不公平な試験であると思います。
昔のように、3科目(昔は5科目)を同時に進行する方法が、試験委員の恣意的な評価を防止することができ、不公平がなく、適切な方法であると思います。
試験委員が2人では、恣意的な評価になり、不公平な試験になっています。
ただし、このような不公平な試験であっても、質問に対して適切な解答ができれば、C評価になることはありません。
受験生としては、C評価にならないように、万全の準備をして臨むしかありません。
口述試験の方法が改善されることを期待しますが、改善は無理かもしれません。
当面は、最近の口述試験の方法に対応して勉強するしかありません。
来年は平成23年改正法が試験範囲となる可能性が高い状態です。
平成23年改正法は、早期にマスターしておくことをお勧めします。
弁理士試験に最終合格された方も、平成23年改正法の勉強は、必須であると思います。