北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

ゴルゴの今

2022-04-28 09:48:24 | 日記
「近所の電柱にカラスが巣を作った」とルンバが云う。
ナルホド、窓から見ると巣らしいものが見えた。

「あのねぇ、こうやって木の枝を運んできて巣を作ったんだよ」と説明するルンバを見ると、口には横に咥えたボールペン。
両手はカラスの羽根のように後ろへ広げている。

そこまで熱演しなくてもハナシは通じるのにねぇ。
私は笑って良いのか、どうしようかと悩む。

しばらくすると、誰かが通報したのか電力会社の高所作業車がやってきて巣の撤去作業が始まった。

それを近くのアンテナの上から見ているカラス。
「犯人は、間違いなくお前だ。」

サスペンスドラマが大好きなルンバがカラスに向かって叫んだが、その程度の推理は私だってできる。

帰宅したスリスリに、またルンバがボールペンを口に咥えて説明が始まった。
スリスリは私と同じように困った顔(^^;) 
(大丈夫なのか、この人)と云う目で私を見た。

今朝、また同じ場所にカラスが巣作りを始めたと口に割り箸を咥えたルンバの熱演が始まった。

今度は私の出番。
以前HONDAの全道的な祭りで景品を総取りし、以来ゴルゴと呼ばれる私の腕前を示すときだ。

タタタタタと云う軽快な連射音と共に慌てて逃げ出したカラス野郎。

今のは脅しだ。次は・・・・・無い。
眉の薄い白髪のゴルゴはイマイチ迫力不足だが、腕だけは良い。

近くはダメだが遠くはよく見えるのだ。