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世界初のデーター(糖尿病治療)

2017年11月08日 | 医療
安全に血糖を下げ、脳・心血管疾患を抑制する世界初のデータ

肥満やメタボリックシンドロームと関係の深い2型糖尿病
 ☆突然死に至る心筋梗塞や脳梗塞といった合併症につながるため治療する必要がある
 ☆糖尿病患者が激増する中、合併症を抑制する有効な治療法はこれまで明らかにされていなかった
 ☆日本発の研究により安全に、脳・心血管疾患を抑制できる可能性が出てきた
大規模臨床試験方法
 ☆高血圧か脂質異常を併せ持った2型糖尿病患者2542人を2群に分ける
 ☆従来治療群は、日本糖尿病学会の治療目標を設定
 (HbA1c6・9%未満、血圧130/80mHg未満、LDLコレステロール120mg/dL未満)
 ☆強化療法群は、厳しい目標を設定した強化療法を行う
 (HbA1c6・2%未満、血圧120/75mHg未満、LDLコレステロール80mg/dL未満)
 (強化療法の患者には、薬物療法以外に運動療法、食事療法の内容を記録させる)
大規模臨床試験結果
 ☆平均8・5年の治療期間で、脳梗塞や心筋梗塞、死亡などに至った患者数
 ☆強化療法群では従来治療群に比べ24%減少
 (脳梗塞58%、腎症2%減、網膜症も14%各々減少)
安全に血糖を下げ、脳・心血管疾患を抑制する世界初のデータ
今回の大規模臨床試験指導者門脇教授コメント
 ☆患者さんには現行の治療目標をまず達成してほしい
 ☆もっと頑張れば合併症のリスクがさらに下がるということを知ってほしい
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『産経新聞』 


世界初のデーター(糖尿病治療)(『産経新聞』記事より画像引用) 

安全に血糖を下げ、脳・心血管疾患を抑制する世界初のデータ
糖尿病患者に早期から血糖の値を下げる治療を行うと、合併症が抑制できることは分かっていた
2008年に米国で発表された約1万人を対象とした研究、
 ☆薬剤主体で血糖を下げたところ、死亡率が1・2倍に増えた
 ☆意識障害などにつながる重症低血糖が16%発生したため中止となった
今回の研究では、強化療法群の脳・心筋梗塞での死亡は1件もなく、重症低血糖も0・1%以下
今後、日本の治療目標が改定されたり、欧米の基準にも影響を与える可能性がある
従来療法群でも、約10年前のデータに比べ脳梗塞・心筋梗塞合わせた発症率は半分程度に抑えられている
                
健康寿命延伸への国民課題
糖尿病患者は、健常者より寿命が約10年短く、国民の約6人に1人が患者か、その予備群
糖尿病分野での課題
 (1)予備群からの発症予防
 (2)かかりつけ医での治療中断者の減少
 (3)患者の脳・心筋梗塞といった合併症抑制を目的とした臨床研究を実施
門脇教授らの大規模研究は合併症の30%抑制を目標を世界の研究者が注目していた


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