🌸動物の行動を支える本能
⛳新生児の驚異の本能
☆本能とは、動物をしかるべき行動ヘと駆り立てる
⛳新生児の驚異の本能
☆本能とは、動物をしかるべき行動ヘと駆り立てる
*本能は、動物に生まれながらに備わっていると想定される性質
*「動物が経験や学習をしなくても実行できる」
☆一般的には生まれたばかりの新生児
☆一般的には生まれたばかりの新生児
*彼らが示す行動は彼らがはじめて行う行動であり
*それ以前に経験したことがない行動
☆生物における新生児の行動
☆生物における新生児の行動
*メダカの稚魚、卵から孵化するとすぐに泳ぐ器官を動員して泳ぐ
*ヌーなどの草食動物の新生児、直ぐに4本の脚で立ち上がる
*アカウミガメの新生児は孵化した直後から4本の脚で歩き出す
*子ガメは一斉に海を目指して歩く
☆哺乳類の新生児の乳飲みはもっと難しい行動
*乳を飲むためには新生児は口内を陰圧にする必要がある
*この陰圧を実現することが容易ではない
*鼻から肺に通じる気道は閉じていなければならない
*筋肉のそれぞれが勝手なタイミングや強さで収縮するなら
*口内は決して陰圧にはならない
☆新生児には乳飲みを学習する暇もありません
*このような超難度の行動は本能なくしては実現することができない
⛳成長後の動物に見られる本能
☆トンボやチョウなどの成虫、蛹(さなぎ)から羽化して成虫になる
☆トンボやチョウなどの成虫、蛹(さなぎ)から羽化して成虫になる
*成虫で、実行しなければならない行動がいくつもある
*羽化した昆虫の成体は一度も経験したことがない空中へ飛び立つ
*彼らが食べる餌も、まだ一度も食べたことがない餌
☆モンシロチョウの幼虫のアオムシはキャベツなど植物の葉を食べる
*チョウとなったそのときから餌はまだ経験したことがない花蜜
*花蜜はどこにあるか、教わっていません
*昆虫はすべてこのような難題を本能の力で切り抜けている
☆サケは繁殖場所の生まれ育った川を探し当て
*それをさかのばって上流の浅瀬にたどり着いた後
*川底の小石や砂を尾鰭で扇ぎ飛ばして浅い窪みを作って産卵する
*これらの行動のすべてがはじめて経験する行動
*これらの行動のすべてがはじめて経験する行動
*産卵のときはメスとオスは放卵と放精を同時に行う必要がある
*オス・メスが放精・放卵のタイミングを誤ると、卵の受精は危うくなる
*そのタイミングの合わせ方も、本能の力で成し遂げられている
☆脊椎動物の中でも両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類
☆脊椎動物の中でも両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類
*オスとメスが行う繁殖行動はもっと手の込んだ技量を必要とする
*交尾の前に求愛と呼ばれる特有の行動を実行する
*アカショウビンやカワセミのオスはメスの同意を得るために、
(メスヘの「結納品」を贈呈しなければなりません)
*アカショウビンやカワセミのオスはメスの同意を得るために、
(メスヘの「結納品」を贈呈しなければなりません)
(捉えた魚、メスにプレゼントするのはこのときがはじめて)
☆動物は成体になっても本能なしでは乗り越えられない
☆動物は成体になっても本能なしでは乗り越えられない
*難度の高いハードルをいくつも越えなければならない
⛳渡りの方位を割り出す鳥
☆ある種の動物は、繁殖・越冬のために
☆ある種の動物は、繁殖・越冬のために
*何百キロ、何千キロにも及ぶ長距離を移動する
☆ルリノジコは、方位を見出す
*北極星の近くのおおくま座やカシオペア座など
*複数の星が作る星座パターンを手掛かりにしている
*リルリノジコは夜間にゆっくり回転する星座を見て
*リルリノジコは夜間にゆっくり回転する星座を見て
*これに基づいてどちらの方向に飛び立つかを決定する
☆ホシムクドリも長距離に及ぶ渡り鳥
☆ホシムクドリも長距離に及ぶ渡り鳥
*渡りの方位を決める際に太陽を羅針盤として利用する
*同様のことはハトやミツバチの帰巣でも知られている
*これらの動物は太陽を手掛かりにして、目的地への方位を決めてる
☆太陽を羅針盤にして渡りの方位を決定する方法の問題点
*太陽が不動の定点は無く、補正しながら飛ばなければならない
*太陽が不動の定点は無く、補正しながら飛ばなければならない
*ミツバチは体内時計を用いて太陽の動きを補正し
*正しい帰巣路を見出している
(敬称略)
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⛳出典、『本能―遺伝子に刻まれた驚異の知恵』
「新生児の本能」「成長後の動物の本能」「渡り鳥の本能」
(ネットより画像引用)