隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞 Vol.19 『武漢・信陽旅遊』(その1)

2012年05月20日 | 上海城市新聞

上海に住んでいた当時、上海の街の様子や、中国各地の旅行記を「上海城市新聞」と名づけ、メールで配信していました。帰国後も配信を続けています。

これまで配信した「上海城市新聞」を漸次、ブログにアップしています。第19回目は2011年12月1日発行の『武漢・信陽旅遊』です。

容量が大きいため、(その1)~(その4)と4回に分けてアップします。

全記事をA4サイズの、PDFファイルで作成しています。ご希望の方は、メッセージにてご連絡下さい。メール添付にてお送りいたします。

尚、記事中の写真をクリックすると拡大画像が表示されます。

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上海城市新聞 Vol.19          『武漢・信陽旅遊』             2011年12月1日

SHANGHAI CITY NEWS Vol.19          “Wuhan・Xinyang Travel”             2011/12/1

                    =中国語で城市はCity,新聞はNewsの意味(日本語の新聞は英語では報紙と書きます)= 

                                           =従って城市新聞はCITY NEWSの意味です=

 

2011年11月初旬に8日間の日程で、武漢・信陽に遊びに行ってきました。今回の「上海城市新聞」は、その様子をお送りします。

 

上海城市新聞 Vol.17『厦門・鼓浪嶼旅遊』にも書きましたが、成田・羽田から直行便が就航している中国の都市には全て行ったことがあります。

 

直行便が就航している中国の都市は、2011年8月までは、北から瀋陽、北京、大連、青島(Vol.13)、上海、杭州、成都(Vol.10)、アモイ(Vol.17)、広州、香港の10都市で、この全ての都市に行っています。

 

 

これまで直行便の無かった湖北省武漢市(上の地図の赤矢印の場所)に、2011年8月27日から中国国際航空(CA)が就航するとのニュースを耳にし、レコードホルダーとしてはぜひ行かなければと思いました。

 

又、2011年は辛亥革命100周年で、1911年に武漢にて辛亥革命の蜂起がありました。河南省信陽市は私が一番好きな中国茶で、今も毎日飲んでいる「信陽毛尖茶」の産地で、武漢から近いので、旅行を計画しました。 

 

【1日目:成田から武漢へ】

武漢への直行便が就航したと言っても、毎日ではなく、水曜日と土曜日の週2便です。それも、武漢発14:30 成田着19:15(飛行時間3時間45分)のCA113便が、そのまま折り返しの、成田発20:15 武漢着23:20(飛行時間4時間5分)のCA114便になります。

 

当初は寒くなる前の10月22日(土)に出発する予定でしたが、10月26日(水)と29日(土)の便が欠航で、10月22日出発では12日間もの滞在となるため、11月2日(水)出発、11月9日(水)の8日間の旅行を計画しました。今回の航空券代は税・燃油サーチャージ・手数料込みの往復71、510円でした。

 

CA114便は、ほぼ定刻通りに出発しました。機材はエアバスA320-200(座席数:ビジネスクラス8席、エコノミークラス150席、計158席)でした。上海に駐在している時に、何度もCAに乗りましたが、各シートにはテレビモニターもオーディオ機器もなく、免税品の機内販売もなし。明らかに国内線の機材を国際線に使用していると感じました。

 

搭乗率は、158席の半分程度が埋まっている感じで、日本人は10人位でした。

 

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【国内線同程度の機内食とビール】

 

「武漢天河国際空港」の入国審査は、国際線が1日に数便しかないのにも関わらず、6レーンも有り、係員の対応も早く、順調に通過。荷物もターンテーブルから早めに出てきて、税関審査はフリーパス。ここまでは順調でしたが、国際線専用の第1ターミナルビルの前には、午後11時を過ぎている為か、タクシーもバスも無い!!!

 

私以外の日本人乗客は出迎えの車が来ていて、又、多くの中国人も迎えの車に乗車。途方にくれていると、何人かの中国人乗客が300メートル程離れている国内線専用の第2ターミナルビルに向って歩いているではありませんか。私もその後に従って、スーツケースを引きながら、第2ターミナルビルに行くと、リムジンバスの乗り場がありました。

 

乗車前にチケットを購入、空港からホテル近くの武昌駅まで30元(≒375円)。武昌駅までの乗車時間は約50分、武昌駅前からタクシーで、インターネットで予約していた「紫湖北陽賓館」まで約10分、タクシー代10元(≒125円)。

 

チェックインを済ませ、部屋に入ると既に午前1時を過ぎていました。初日から疲れた~。 

 

【2日目:黄鶴楼】

部屋に入ると、疲れのため直に寝てしまったため、気付かなかったが、朝目覚めてよく見ると、部屋には窓がなかった。ベッドも硬すぎたし、バスルームのタオルは擦り切れて穴が開いていた。朝食はいつも、パンにコーヒーなのだが、レストランに行ってみると、暖かい飲み物は、豆乳と紅茶のみ、パンはもちろん無くて、料理は中華料理のみ。ホテル名の英語表記はなく、外国人は一人も泊まっていなさそうで、主に中国人のビジネス客向けのホテルでした。唯一の利点は、部屋にPCが有って、ネットへのアクセスが無料のことのみ。

 

朝食付きで、1泊314元(≒3925円)なのだが、このホテルに3泊はつらいので、1泊でキャンセルし、部屋の無料のネットで、「武漢五月花大酒店(Best Western Mayflowers Hotel Wuhan)」がヒット。1泊428元(≒5350円)朝食無しだが、米系のBest Western Hotelグループなので、間違いないと思い予約しました。

 

チェックアウトの前に、両替と信陽までの列車の切符購入の為、外出。西に歩いて3分ほどのところに、中国銀行(BANK OF CHINA)が有りました。窓口にパスポートを提示して、日本円から人民元に両替しようとしたところ、店内にいた制服を着た案内係員から、「闇両替商のレートの方がいいので、電話してやる」と言い、闇両替商を店内に呼んでくれました。中国最大の中国銀行の店内に闇両替商が堂々と入って来て、両替をしてくれました。これって有り!!!但し、レートは0.5%良かっただけでした。

 

列車の切符売り場は、ホテルから東に5分ほど歩いたところに有りました。信陽からの帰りは、新幹線の指定席が取れたのですが、往きは在来線の無座(自由席)。武漢から信陽まで、どんな旅になるやら。

 

「紫湖北陽賓館」から、約10分、タクシー代10元で、「武漢五月花大酒店」に到着し、チェックイン。

 

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【武漢五月花大酒店】

 

 

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【黄鶴楼の前に鶴と亀の置物】

 

午後からは、武漢最大の観光地 黄鶴楼へ。ホテル前のバス停から、バスで約15分 1元(≒12.5円)。武漢は、上海と比べて交通費が安い。タクシーの初乗りは、上海が燃料調整費込みで14元(≒175円)に対して、武漢は7元(≒87.5円)と1/2。バスは全区間1元!  
     

 

黄鶴楼は、三国時代の233年に建てられた楼閣で、現在の建物は1981年に再建されたもので、高さ51.4m。周辺は公園として整理されていて、入場料は80元(≒1000円)。高楼からの、武漢の街並みと長江(揚子江)の眺望は最高でした。

 

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【黄鶴楼から白雲閣と市街を眺める】

 

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【長江に沈む太陽】

 

=================続きは、上海城市新聞 Vol.19 『武漢・信陽旅遊』(その2)で===========

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