２０１７ 神戸市親善大会Aチーム準々決勝 神戸北ｖｓ村野工業～雨のＧ７～

神戸市親善大会準々決勝
２回戦　神戸高専に１５－４の圧勝で勝利した村野工業と、
・・・結果が知れないので、どう勝ち上がってきたのか分からないのですが
２回戦（神戸鈴蘭台ー灘の勝者）に勝利した神戸北との対戦となりました。

第１試合　六甲アイランドと兵庫工業との対戦終了時には青空でしたが、
第２試合の準備が進む中、何やら怪し～い暗い雲が覆ってきて試合開始前にはまさかの雨がポツポツ
試合開始時にはかなり降っていたので試合できるかなぁ・・・と心配でした。
がっ！私は超～～～晴れ女なのです
まだそのパワーが残っていたようで～笑
前半は霧雨が降って選手たち寒かったと思いますが、後半に入ると徐々に青空が戻り
陽が差す中で無事試合が最後まで行えて良かったです。

試合の行方は・・・
村野工業が初回にスタートダッシュ！
先発した西川投手が１回戦に続き好投を魅せてくれ締まった良い対戦となりました。
一戦一戦、打撃戦あり投手戦あり色んな形の試合運びになりますが、
みなさんはどんな展開の野球が好きですか？
私は打ち合い、点の取り合いも、それはそれで凄さを感じるのですが
どちらかと言えば、投手戦を観る方が緊張感があって好きですね。
そういう守り合いの試合でも、不思議と必ずどこかで流れを変える山が訪れるもので
その小さな山をどう大きな山に変えていくか・・・
少ないチャンスをどう得点に繋げていくか・・・
どう守り抜くか・・・
そういう野球を見るとワクワクした気持ちになります。

この対戦は、村野工業が初回先制好スタートを切った対戦でしたが、
守り合いあり、終盤には神戸北に山あり、見応えのある良い対戦でした。
試合を振り返ってみたいと思います。

２０１７年　神戸市親善大会　準々決勝　神戸北ｖｓ村野工業　観戦記

先攻は神戸北　先発　茂山投手

後攻　村野工業　先発　西川投手

この日はスコアーボードに選手名も出て、初めて観る神戸北の選手たちも印象に残りました。
スターティングメンバーです。

神戸北の初回
先頭を見逃し三振の好スタート、ショートゴロ、セカンドゴロ　三者で抑えます。
１番中井捕手

２番小笠原選手

３番川上選手

村野工業の初回
先頭　田口選手　ショートへの内野安打で出塁！



大きなヒットも素晴らしいけど、懸命な走塁でもぎ取るヒットはチームに勢いと元気を与えますね。
２番藤原選手　
藤原選手はここまで打撃絶好調！
この対戦では・・・さぁ～また魅せてくれるでしょうか♪

死球で出塁

無死１、２塁　３番中根選手
さすがだね！ファーストストライクを狙ってレフトへ先制のタイムリー！





無死２、３塁　４番東崎投手
ここを繋げられるか・・・大事な場面です。

東崎投手の打球はレフトを超え２点タイムリー２ベースヒット！



東崎投手　一戦一戦勝ち進む度に色々な面で強くなっているなと感じます。
神戸北は、ここで早めの継投策　茂山投手から松村投手へバトンタッチ仕切り直しです。

無死２塁　松村投手との対戦の始まりは５番永田選手から。

初球死球となり無死１、２塁　チャンスが広がります。

６番渡邉捕手がピッチャー前へ犠打　松村投手は迷わずサードへ送球しフォースアウト



１死１、２塁と替り、７番一柳選手　初球をサードゴロ　進塁打となり２死２、３塁

８番山本選手をセカンドゴロに捕り４得点目は阻みます。



神戸北　２回表の攻撃も、三振、キャッチャーフライ、三振と三者で抑える好投が続きます。

４番芝野選手

５番今後選手

６番松村投手

２回裏　村野工業の攻撃は、松村投手が三者連続三振に取り好リリーフを魅せます。







３回表　神戸北の攻撃



先頭７番宮崎選手をファーストゴロ　そこから２連打



８番落合選手　初球をレフト前へ！

９番大野選手はセンター前へ！



１死１、２塁となり１番中井選手　サードフライ　インフィールドフライ





セカンドランナーが飛び出してしまい・・・ましたね・・・
帰塁できずスリーアウト。

その裏、３回　村野工業の攻撃

一塁ランナーコーチ　川原選手　
いつもいい顔して自分の役割果たし野球をしている選手です。

先頭３番中根選手　２安打目　サードゴロが内野安打に。



しかし４番東崎選手の打席　中根選手の盗塁を阻みランナーが無くなります。





その後、東崎投手を三振に、５番永田選手をサードゴロでスリーアウト
どちらも良い守備守り合いが見られます。

４回表　神戸北の攻撃

ファーストゴロと二者連続三振　西川投手　波に乗ってます！
２番小笠原選手



３番川上選手

４番芝野選手

４回裏　村野工業の攻撃

先頭６番渡邉捕手をセカンドゴロに



７番一柳選手　初球をセンター前に運び出塁！

８番山本選手が送り、２死２塁を作りますがキャッチャーフライに捕りスリーアウト。









５回は互いに三人で攻撃を終えます。
神戸北は、レフトフライ、サードゴロ、ファーストゴロ
６番松村投手、７番宮崎選手に初球から狙う積極的な攻撃が見られました。

村野工業は松村投手も負けず　ショートゴロ、三振、センターフライ
松村投手　好リリーフを魅せていますね。

前半を終了し、村野工業　西川投手　３被安打無失点　ナイスピッチング！
西川投手は大きく崩れることなく安定していて締まった試合を作りますね。

後半戦へ入り、６回表　神戸北の攻撃

先頭８番落合選手　センター前ヒットで出塁！



９番大野選手が送り、１番中井捕手は四球を選びます。





１死１、２塁となり、２番小笠原選手　

ショートゴロに４→３のＷプレイ！一柳選手、山本選手この二人の連携は素晴らしい！
一山間（二遊間）は練習の成果が発揮できていますよね。









その裏　６回　村野工業の攻撃
先頭４番東崎投手が死球　代走に楠田選手（１０）



ここで少し話しは逸れますが、色んな選手を観ていてとても気になることが・・・
肘や足に付けるガードですが、着ける目的って当たり前に｢怪我の予防｣ですよね。
あの硬球が当たって骨折なんてことになれば大変！
よく当たって動けなくなる選手なんかを見ると、色々な理由はあると思うけど、
何で着けないのかな？って思うんですよね。
それが原因で野球ができなくなる大怪我に繋がることもある・・・わけじゃないですか？
あの鉄の塊みたいな硬球ですよ～＠＠
自己管理だと思うけど、当たり前に怪我予防する道具を装着義務化ってやっぱり難しいのかな？
なんて思うんですよね。
自分の身は自分で守る！大怪我する前に、やっぱり｢予防｣ですよ。
だって、それで大好きな野球ができなくなった選手・・・たくさん居ますから。

試合に戻り・・・楠田選手が代走に入り、５番永田選手をライトフライに。





６番渡邉捕手のショートゴロにＷプレイ！神戸北も良い守備が見られます。









神戸北　７回、８回の攻撃も三人で抑えます。

７回表

３番川上選手　初球サードゴロに



４番芝野選手もサードゴロに



５番今後選手はショートゴロに



８回表

６番には代打芝選手（１３）　初球をセンター前ヒット！



芝選手の代走に吉里選手

７番宮崎選手　ショートゴロに、一山間２つ目のＷプレイ！

ファウルにサード永田選手のファイトも見られました。



審判さん　もう少し左にお願いします笑

ファースト藤原選手　懸命な伸び！一所懸命さが伝わってきますね。

８番落合選手　センターフライに



中根選手もいい表情だっ♪





西田選手＆水田選手



水田選手は初戦から１番声が聞こえる選手です。



西川投手は、これで１、２、４、５、７、８回と６イニングを三者凡退に取る好投を魅せてくれています。

７回裏　村野工業の攻撃

お気に入りの一枚　川原選手のいい表情が残せたなっ♪

先頭７番一柳選手を三振に。



１死から８番山本選手が四球で出塁





続く９番　西川投手の打席

２Ｂからの３球目　山本選手が盗塁を狙いますが送球が逸れてしまい三進。









この後、Ｂ、Ｓ・・・次球Ｓ　山本選手を３→本塁に挟みますが帰塁









西川投手がセンターへタイムリーを放ち、１回以降待望の追加点が入ります。４－０









更に１番田口選手

進塁打で２死２塁



好調の藤原選手が初球狙い打ち　５得点目のタイムリー！５－０









藤原選手は１打席目　死球、２、３打席目は三振に終わっていたので、
いい所でいい１本が飛び良かったです。

その後、３番中根選手はライトフライでスリーアウトになるも大きな２得点が入りました。





８回裏　村野工業の攻撃には、神戸北は神谷投手をマウンドへ送ります。

先頭は４番　６回に代走に入った楠田選手の初打席をサードゴロに。



５番永田選手をファーストゴロに、６番渡邊捕手をセンターフライに。







神谷投手も好リリーフ！

センター大野選手が懸命なプレイを魅せてくれますが、その際　足を痛めてしまったようで・・・

大事なかったでしょうか・・・。



村野工業が後半に大きな２得点を挙げ５－０で迎えた９回表　神戸北の攻撃

ここで山が訪れます。
そのチャンスメイクをしたのが１番中井捕手
まずは先頭　９番代打　花本選手（１２）　ピッチャーゴロに捕り１死

１番中井捕手　ライト前ヒット！

続く２番小笠原選手の打球はファーストを弾きセンター前へ！







１死１、２塁　このワンチャンスを得点に繋げられるか？楽しみな場面がやってきました。

打席には３番川上選手　
１Ｂからレフトへタイムリー！待望の１得点が入りました。





１死１、２塁と続き、４番芝野選手　繋げられるか？守り抜けるか・・・

ショートへ飛んだ打球、そこにはこれまで良い連携を魅せてくれている一柳選手と山本選手の二遊間が・・・

６→４→３　Ｗプレイで守り抜き試合を締めました。







１回戦　神戸甲北戦（６－１）に続き、西川投手が完投勝利

村野工業が準決勝へ進出した対戦でした。









よく守り合い良い対戦でした。

対戦後、静けさの中で村野工業ベンチの様子。

村野工業の準決勝　対戦相手は、六甲アイランドとの後半接戦に勝利した兵庫工業との対戦。

またまた村野工業打線が爆発

しかし・・・兵庫工業も底力を魅せ、打撃戦となった前半戦。

これが高校野球かなと思う展開となった準決勝の様子は次のページに残したいと思います。