忘却への扉

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ほんとに個人のもの

2009-08-30 | 共に
 「涼しいなあ。いいなあここは涼しくて」家族で山の道路の草刈りをしながら、草を片付けるためにトラックに積み込んでいた。下から上って来た軽トラックに気づき見ていると、後方で曲がり山側に車を止め知人が降りて歩いて来た。
 「仕事?」『違う。遊び』「それなら早く手伝って」『イヤ!涼しいなあいい所だここは。応援演説を聞きに行ったぞ』「じゃあ、この遠い山奥まで選挙運動にとは、ご苦労さまです」『投票のお礼は時節柄危ないので、選挙後に必ず届けるので』
 投票日前日のきわどい会話の部分は、もちろん冗談。他の政治についての話はいままでよりは関心の強いのもわかる。保守王国と評判の県内でも特に保守的で、自他共に認めて来たこの地方に新しい風が吹き抜ける可能性はある。
 ふと山林を見て彼は話題話を変えた。『葛(かずら=つるくさ)を切ってやらないと』山林とは言えないほどに荒れた山を気にしている。樹木がかわいそうだと思う彼の気持ちに頭が上がらない。
 林業関連の仕事だった彼と同じ言葉を、別の同様の職業の知人から年も聞いていた。少しはきれいに藪刈りをしなければと気になったまま今年はもう無理。道具類の準備はできている。
 藪(やぶ)になっていても、治水の効果はあるだろう。手が回らないのを理由にした。だが2人の言葉で、自然の山林など私物化した感情を間違っているとも思えて来た?。「枝を切るのは冬が適している」とも教えてもらった。

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