珍味三色丼の早食い大会

今日は、伊那商工会議所の物産展＆商工祭のお手伝い。
その前に、 市内企業の社長でもあり、伊那市消防団の副団長でもある偉い方（トシは私と同じ）から、「三色丼の早食い大会に出場してくれ！」と頼まれました。
三色丼…炒り卵とそぼろとサクラデンブの美味しいのを想像してはいけません。
上の写真をご覧ください。
手前から、ザザムシ（水生昆虫ヒゲナガカワトビケラの幼虫）・イナゴ（姿形はバッタ）・ハチノコ（クロスズメバチの幼虫）この虫たちの佃煮に更に、サナギ（カイコのサナギ）を追加でトッピング（中央右）した凄まじい珍味丼なのです。
これ、昔の伊那の人々の重要なタンパク源ですよ。
ですが、今はゲテモノ。
食べるのに勇気がいります。
しかし、保険のお客様でもあり、消防団の上司でもある社長に逆らうことは出来ません。
１０人がなんとか（そりゃそうです）、集まり、用意ドン！
どうしても、目にバッタ（イナゴ）の姿が飛び込んで来て、ご飯が喉を通りません。
私、デブなので早食いには自信がありましたが、まだ私が丼半分くらいのとき、隣の青年が１分ちょっとで完食してしまいました。
驚きましたね。
次々に完食者が出て、私は５番目くらいに食べ終わりました。
屈辱ですねー。
昔カレーライスの早食いで１等賞を取った私としては、本当に情けない…。
ちなみに、気持ち悪くて完食できなかった人も何人かいたことを付け加えておきます。
でも、こんな後味の悪い三色丼はもうご免ですね。
噛んだときの、イナゴのガリッ、幼虫やサナギのムニュっという何とも言えない感触…。
今まで、不気味で食わず嫌いでしたが、本当にマジで嫌いになりました。

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