双日・丸紅・長谷工による千葉市おゆみ野地区への巨大マンション建設に断固反対するブログ

千葉市緑区おゆみ野。20年間をかけて築き上げてきた住環境が今、双日丸紅長谷工の巨大マンションにより破壊されようとしている

緑のチカラ?

2008年07月06日 | 反対行動

マンション工事の工事協定の締結も行われていないが、早くも販売活動が開始されました。

「住民の方々と友好な関係を持ちたい」と言いつつ、事前に通告なくいきなり看板を掲げてきいました。それも近隣住民の感情を逆なでするような内容で!

曰く 「ホタルは芳醇できれいな環境でしかいきられません。インプレストおゆみ野はホタルを育む泉谷公園に隣接します」

予想どおり自然環境を第1の売りとしてきました。
しかし、これは私達がマンション建設に反対する第1の理由であるはず。

2年間ものマンション建設、1日に100台以上も往来するダンプ。
こんな大規模な環境破壊によってホタルたちは消えてしまうかも。

マンションができれば、巨大な壁。300余りの窓からの灯り。ホタルも見れなくなってしまうのでは、とこのブログでも書いてきました。

販売コピーを考えた人間は、反対活動のあるこの現場を見にきたのだろうか。

「緑のチカラ」などというが、泉谷公園は私達千葉市民の税金によって管理されているものであり、おゆみ野開設以来20年間もの間毎日ともに公園のすぐ脇でくらしてきた近隣住民のチカラであるはず。

それは、反対する住民を無視して強引な建設を行おうとする双日/丸紅のチカラでもなんでもないんですよ。

 


リスタート

2008年05月06日 | 反対行動

久々の更新になります。

現在の状況は、杭抜き工事(土壌改良工事)が依然行われており、マンション本体工事には未だ入っていません。

ただし、建築確認の許可は下りた模様です。
つまり、マンション販売へ向けた宣伝が始まろうとしている(らしい)ところです。

このGWで、横断幕、幟をリニューアルしました。

さすがに1年以上も風雨にさらされてきていると、横断幕のあちこちにほころびがあり、色も褪せてきていることもあり、刷新しました。
1年前の連休中も同じことを行っていたなと思いながら。

ある意味、こうしてだらだらと工事開始まで長引かせ、さらに延々と工事を行っていくと反対運動も集中力が途切れることもあり、これも双日側の作戦か?

そして、双日側から、横断幕、幟、ブログ等一切の反対運動を、ある条件で中止しないかという提案があることを聞きました。

双日、丸紅、そして日本開発の諸氏、

この横断幕のリニューアルが私達の回答です!

さらに多くなった幟を連休明けに見に来なさい!

 

 

 

 

 

 


住民一致団結のもとで

2008年02月10日 | 反対行動

2008年2月9日
住民の反対にも拘らず、強硬に工事を実施しようとする双日の暴挙に対して、住民は一致団結して抗議行動に出ました。
工事施工業者は、この旨を本社に伝えること、本日の工事についてはを中止すること
を約束し、抗議行動は一応の成果を見ました。
集まった住民は約40名。
A氏を先頭にシュプレヒコールを泉谷公園に轟かせました。

1ヶ月ほど更新を行わなかった間に、かなりの動きがありましたので、要約だけを以下に記載します。

2008年1月20日
双日より、建設予定地の土壌がフッ素により汚染されているため、緊急に土壌改良の工事を行う必要があること、土壌改良工事に8ヶ月間の時間がかかることの報告を受ける。ただし、その際に中止となっている地中杭の撤去も行うとのこと。

2008年1月27日
おゆみ野コミュニティセンターのホールにおいて、土壌汚染および地盤改良工事の説明会が住民向けに実施される。
その中で、作業日は日曜日以外の毎日、時間は8時から18時までとの説明あり。

2008年2月4日
双日および施工業者であるランドソリューション(株)と、自治会およびすずかけ環境を守る会が工事についての話し合いを行う。
住民側の要望として、土曜日は工事を行わないことを強く主張するが、双日は聞く耳を一切持たず、予定通りの工事開始を告げると一方的に退席するという暴挙に出る。
生活を脅かされる住民側の主張を一方的に無視する双日側の根拠は、企業の採算性という理由であり、ついに本性を現してきたという感じである。

以上の経緯を経て、本日の抗議行動に繋がりました。

ただ双日もこのまま引き下がることはないと思われます。
来週の双日の動きを注視せねばなりません。
そして、住民側は一層の団結を!

 


建築主からの現状説明

2007年10月11日 | 反対行動

2007年10月7日(日)
建築確認、工事着工について当初の予定よりも遅れていること、工事協定の締結について建築主はどのような日程を考えているのか、等の説明のため日本開発O氏ともう一人(自己紹介がなかったので名前がわかりません)が、すずかけ街集会所へ来て説明を行いました。

住民側は、すずかけ街自治会役員、なかの道自治会役員、すずかけ街環境を守る会のメンバーの出席。

以下は、日本開発O氏からの説明

1.建築確認へ向けての状況
 一団地認定の申請は千葉市へ8月に提出済み。面積計算、自己日影についての打合せ段階であり、
 申請認定は10月末ころの予定。

 建築確認申請は、11月予定。12月~20年1月に建築確認が降りて工事着工は1月~2月ころの予定。

2.工事協定書は、工事着工までに締結する。
  工事協定書の内容についての会議は5者(住民、双日、丸紅、長谷工、日本開発)で行う予定。

3.2層3段の駐車場について、形状の変更を検討中。
  この変更により、2メートル程度低くなる。

といった内容でした。

今までほとんど現れなかった双日、初登場の丸紅、長谷工が会議に出席することがわかったのは収穫でした。

工事協定書については、住民側で内容精査のうえ建築主側へ提出済み。この内容について議論することになります。

最後に、日本開発O氏より、看板及び幟を下ろして欲しい旨の要望がありましたが、一蹴されたことは言うまでもありません。
また、看板、幟を下ろすことを工事協定書締結の条件としないことも確認しました。

遅くなりましたが、建築予定地の周囲の仮囲いが新しくなり、雑草が撤去され、すずかけの木も剪定されました。このことについては、約束を守ったということで日本開発を評価しましょう。
(尤も、土地の所有者として当然のことをしたまでだが)



 

 

 


施工業者はあの会社

2007年09月23日 | 反対行動

施工業者がどうやら決定したようです。
あの会社・・・・長谷工コーポレーションに決まったようです。

長谷工コーポレーションについては、以下のリンクを参照してください。

世界一巨大な長谷工紛争リンク

HOSEI  TAROさんのブログ

長谷工の起こす紛争は数が多すぎてかぞえきれません。ついにおゆみ野にも乗り込んできたかという感じです。
建築主としての長谷工と施工業者としての長谷工が同じかどうかはわからないが。

長谷工の参入を機に、ブログの表題も変わりました。

秋空の下、建設予定地は仮囲いが取り払われ、のどかな風景が広がっています。
私には、広々としたのどかな風景にしか見えません。
しかし、双日・丸紅・長谷工の人間にとっては、この土地が札束に見えるのでしょう。
住環境を守りたいという思いと、住環境おかまいなし、巨額の利益しか見えない業者の欲望が、この土地の上で交錯している。

2007年9月23日 まだ建築は着工されていません。

 


現況報告

2007年09月08日 | 反対行動

7月29日の住民説明会以来の久々の更新になります。

状況は第6回住民説明会終了時点から進展していません。
建築主による建築確認申請もまだ提出されていないようであり、住民側から提出した工事協定書(素案)についての建築主からの回答も保留のままとなっています。

状況の進展が遅れることは、私達にとっては好材料。

ここでは、建築主(双日、丸紅、日本開発)の、建築予定地への管理不十分について触れたいと思います。

           

マンション予定地の周囲は、囲いに覆われていますが、雑草の山と化しています。
上の写真は、建築計画の看板ですが、雑草に覆われてまともに読むことができません。
         
同じく、すずかけ街から見た景観です。
マンション建築は景観の破壊であるが、この雑草もまた景観の破壊です。

(その2)

昨日の台風9号による風で、バス通りに面する囲いが倒壊しました。
この写真は、仮囲いの倒壊によりこわれたフェンスです。
幸いなことに、けが人はでませんでしたが、これも建築主の管理不十分といえるでしょう。
また、台風による風で落ちた木の葉の掃除は、当然すずかけ街住民によっておこなわれました。それも、日照等もっとも被害を被る第1列目の人たちによって。

日本開発しっかりしろ!
それとも、現場の管理は日本開発の仕事ではないのだろうか。あくまでも住民対策のみの「建築主」だからか?

当然双日、丸紅に報告はされるであろうが今後のこともあるし、建築予定地の十分な管理を望む。


 


第6回住民説明会へ

2007年07月23日 | 反対行動

第6回住民説明会の開催が決定しました。

日時  :  7月28日(土) 10;00~
場所  :  鎌取コミュニティセンター

前回の説明会までの積み残し(ビル風の根拠等)および工事協定について日本開発から説明がある予定です。

建築主である双日は今回も出席しない見込みです。

今回の説明会へ向けて、動きがありました。

建築主に、丸紅㈱が加わるというのです。これにより建築主が3社名を連ねることとなります。ただし、丸紅も今回の住民説明会には出席しない見込み。

総合商社5位と6位の企業が、名を連ねることの真意は図りかねます。

丸紅と双日が共同参画したマンションもいまのところ見当たりません。
マンション販売、特に千葉での実績のある丸紅が販売強化のために加わったのか、あるいは全く違う要因があるのか。
(双日の財務状況?)
マンション名も、双日の「インプレスト」と丸紅の「グランスイート」でどちらになるか等あるし。この真意が判る方コメントを寄せてください。

追加。
丸紅とマンション紛争を調べると、次のようなページが見つかりました。
これは・・・・・。
丸紅が加わることで、住民側に有利な風が吹くといった甘い考えは捨てた方がよさそうです。もしそうであれば、丸紅は次の住民説明会に出てくるであろうから。

ただし、これだけは言わせてもらいます。

新たに建築主として事業参加したのなら、その報告を住民対策専門会社に任せるのでなく、自らの口で説明してください!
それが企業としての責任です。


幟、看板の新バージョンをさらに追加する必要がありそうです。

 


リスタート

2007年06月17日 | 反対行動

本日を反対運動第2のスタートとして、幟、看板等をリニューアルしました。

調停での合意事項15の、「住民は、現在設置している本件マンションに反対する看板・垂れ幕のうち事実に反するものを修正または撤去する」
を守るため、「事実に反する」部分を修正しました。

・18階  →  15階
・56m  →  46m
・355戸 →  346戸  に全て修正しました。
(実際には、15階の上に中二階があるような作りのため16階が正しいような気がするが。)
           
           

都市景観条例に基づく大規模建築物の届出が、建築主から市長に5月25日付で提出されていることが判明しました。
この届出は、「建築確認申請の法令上の手続きの日の30日前までに届出なければならない」とされています。
つまり、6月25日になれば建築確認申請が提出される可能性があります。

双日は、調停の間にも着々と準備を進めていたことになります。

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6月24日(日)10時より鎌取コミュニティセンターで、第4回住民説明会が開催されることが決まりました。
双日による最終案の説明会であり、最後の説明会となるはずです。
部分合意も含めての最終案であり、この説明会終了後に建築確認申請提出と目論んでいることが伺えます。

合意事項9にある、「ビル風の影響については、建築主は住民に対し、検証した根拠資料を開示する」ことが今回の説明会であるはずです。

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    「出て来い双日!
     出て行け双日!」
という幟に、「事実に反する」というクレームがあったそうです。
調停に出てきたから、「出て来い」は事実に反すると。

何かおかしくないですか。
住民の大部分は、説明会で双日社員の姿を1度も見たことがないのですよ。
この「出て来い」は、(住民説明会に)と注釈をつければいいのでしょうか。

事実に反すると言うのであれば、次回の住民説明会には是非出てきてもらいたいものです。それも開発責任者に。そして、双日さんの口から説明をしてもらいたいものです。
住民からの質問も一手に引き受けてほしいものですね。

そうであれば幟は修正します。

最後に

(住民説明会に)出て来い 双日!
(おゆみ野から)出て行け 双日!

                


 


調停結果

2007年06月16日 | 反対行動

2007年6月13日(水)

第3回目の調停会議が、千葉市役所調停室にて行われました。

結果は、不本意ながら部分的な合意をもって終了となりました。

以下に、合意事項を記載します。

合意事項

1.マンション西側に自動車等の出入口を1箇所追加

2.東棟北側1スパンカットし、住戸数を9戸カットする。

3.北東に設置していた受水層を敷地中央に移動する。

4.北側に2箇所設置予定であったごみ置き場を敷地内に取込み、1つは敷地中央へ移動する。

5.機械式駐車場を全て平置き駐車場に変更する。

6.立体駐車場の北側壁は、夜間に自動車ライトが北側住宅を照射しないよう高さ1800mmまで立ち上げる。

7.バイク置き場と自転車置き場を交換する。

8.東棟東側の植栽については、マンション2階部分の目隠しとなるような高さ4m程度の常緑樹を植える。

9.ビル風の影響については、建築主は住民に対し、検証した根拠資料を開示することを約束し、本件マンションが原因で生じたビル風の被害で受忍限度を超えるものについては、建築主は連帯して可能な限りその防止対策を講じるとともに、これにより発生した損害を賠償する責任を負う。
住民が受忍限度を超える被害が発生したものと判断して原因の調査を申し入れをしたときは、建築主は当該被害の原因調査に誠意を持って協力し、調査については当マンションが被害の原因と判明した場合は建築主が負担し、当マンションが被害の原因でないと判明した場合は住民側で負担し、それ以外の場合については建築主と住民は誠意を持って協議をし、負担割合を決め、協議が不調の場合には、双方が同じ割合で負担する。

10.建築主は当マンションが原因で生じた電波障害については対策を講じる。

11.建築主は当マンションの計画説明時に配布する日影図と完成したマンションによる日影が明らかに違う場合で、住民側に受忍限度を超える被害が生じた場合は誠意ある対応を講じる。

12.工事協定書については、工事中の作業時間、騒音、振動、粉塵、美化、治安、風紀、交通障害、及び施工者と住民とで定期的な話し合いの場を持つこと等について、建築主が施工者に誠意ある対応を指示し、施工者と住民側で工事協定書の内容についてお互いが納得し、合意が図られた場合は、協定を締結するものとし、工事着工までに協定が締結できるよう双方誠意を持って協力する。
また、工事の実施にあたっては、建築主は、責任を持って、施工者が協定書を遵守するよう指示をする。

13.建築主は、第三者に対し、事業の一部若しくは全部を譲渡する場合には、本合意事項に定める建築主の地位(責務)を当(該譲受者に承継するものとする。
この場合、建築主は、当該譲受した地位にかかる本合意事項上の責務を免れるものとする。

14.建築主は、本件マンションの販売時に、住民との間に本合意事項の1(自動車等の入口)3(儒水槽)4(ごみ置き場)5(平置き駐車場)6(立体駐車場)7(バイク置き場)8(植栽)及び10(電波障害)の合意があることについて、本件マンションの購入者に対し、重要事項説明書及び管理規定に記載のうえ、説明を行うものとする。

15.住民は、現在設置している本件マンションに対する看板、垂れ幕のうち事実に反するものを修正または撤去する。

以上

 

双日のシナリオどおりに物事が進んでいることに悔しさを感じます。

マンションの規模、総戸数と、ゴミ置き場の位置等の小さな問題とは、当然並列に並べて論じることなどできないものであり、マンション規模の問題が拒否された段階で今回の調停は不調であったといえるはずです。

したがって、幟、看板、横断幕を降ろすことはありません。
ここが第2のスタートとして、反対運動は続きます。

 

 


住民会議

2007年05月28日 | 反対行動

2007年5月27日(日)10時より鎌取コミュニティセンター多目的ホールにおいて、すずかけ街住民会議が行われました。

当初、この日は双日による変更案(最終案?)への住民説明会が予定されていましたが、30日に第2回調停が行われる予定のため双日の説明会は取り止めとなり、すずかけ街住民会議に変更となったものです。

守る会からの現状についての説明等が行われ、調停での住民側の要求についての意志統一、質疑等約2時間半の会議となりました。

住民側からの要求内容や質疑等については、この場では控えさせてもらいます。

 

おそらく、次回の第2回調停が双日との話し合いの最後の機会になるでしょう。
ただし、出欠について態度を保留している双日が欠席する可能性もあります。
だからといって双日の出した最終案は、決して受け入れることの出来るものではありません。私達は、自分達の住環境を簡単に手放すことはできません。
私達の要求の正当性を調停委員に納得してもらい、公正な立場からの調停案を出してもらうことに期待しています。

双日による第1回住民説明会が開催されてから4ヶ月半が経過し、真冬の寒い中で始まったマンション紛争は、季節が変わりひとつの節目を迎えようとしています。
調停が不調に終わったとしても、それは新たなスタートに立つことです。幟も下ろさないし、看板も下ろしません。このブログも続きます。
また、工事協定の締結等決めねばならないことも数多く残されています。

暑い夏になりそうです。

 


おゆみ野もうひとつのマンション紛争

2007年05月20日 | 反対行動

おゆみ野女性の会主催の街づくりに関する学習会が、5月13日にコミュニティセンターで行われ、その中でおゆみ野駅前で建設中の「サンクレイドルおゆみ野駅前」の建設反対運動の報告がありました。
(もちろん双日による「仮称おゆみ野プロジェクト」の反対運動の経過報告もなされました。)

マンションの建つ処、その影響で泣く人間が数十人必ずいることがここからもわかります。日本中で同じことを繰り返して、それでも良い方向に向かわないのは何故でしょうか。

サンクレイドルおゆみ野駅前は、14階建て、218戸と店舗1からなるマンションで、近隣商業地域のため容積率は、300%(!)というひどさです。
売主はアーネストワン、施工は三井住友建設。マンション業者の常套手段である、住民への配慮のように見せかけて、当初計画から2層下げるが容積率は変わらないという手法で、16階が14階になったものの総戸数は1戸減っただけ、容積率は299.99%で現在建設中(5~6階を建設中)です。

6メートル道路を隔てて、14階建てのマンションが目の前に建ってしまうのですからたまったものではないでしょう。

        

マンションコミュニティの掲示板では、批判的な内容が多いようです。

この他、小谷地区でも建築物(マンションではないようです)を巡って住民からの反対運動が起きているとの報告もありました。

おゆみ野地区は、街開きから20年以上が経過し、おゆみ野を作った都市整備公団も今では姿を消してしまい、ひずみが発生してきています。
当初は、都市整備公団から与えられた住環境を、住民達の手によって積み上げて今日まで来ました。住宅整備公団に守られ、住環境を阻害する要因はほぼなかったともいえるでしょう。
しかし、住宅整備公団が消えた今では、住環境は住民達の力で守らねばならないものに変ってしまいました。

マンション業者という侵略者に、住民は知恵と力を結集して戦わねばなりません。
法律も行政もあてになりません。(マンション業者の味方です)

だからこそ、私達は双日に負けることはできないのです。
我々の住環境を踏みにじり、コンクリートの塊を建てて、それでいて販売の謳い文句には、「素晴らしい住環境」や「豊かな自然」などと並べる企業に白旗を揚げることはできないのです。
おゆみ野の7500名を越える支援を無駄にすることはできないのです。

サンクレイドルおゆみ野駅前と線路を隔てて、エステシティおゆみ野が建っています。写真を見てもわかるように、平置きの駐車場を始め、非常にゆとりを持った作りをしています。
        

 5月12日に書いたちはら台の例でもあったように、なぜ業者によりこうも差が出るのだろうか。
近隣住民のことを考えず、容積率を法律ぎりぎりで建ててあくまでも利益を追求する企業は、その財務状況を疑りたくなりますね。
果たしてそんな企業が50年後、100年後生き残っているのだろうか。
建ってしまったマンションは存在しているだろうけど。

 

 


調停・看板

2007年05月13日 | 反対行動

すずかけ街入口の看板の内容を更新。
やや過激になりましたが、内容は常々環境を守る会で主張している内容を文字にして掲示したものです。
この反対運動が、単に先住者の既得権を守るといったものではなく、住環境、都市景観、街づくりを求めてのものであることを主張したものです。

さらに新看板も2つほど
        
        

調停が、17日(木)13時30分より開催されます。
私達の主張、要求内容は首尾一貫してぶれのないものであるといえます。
要求する高さにしても、戸数についてもしっかりとした根拠があります。
だからこそ、この調停の場で、双日の決断を期待したい。

しかし、またしても双日は委任状のみで調停に参加しないという情報があります。
なんという「誠実」の無さ。

双日グループ企業理念の中に「5つの行動規範」というものがあります。
その中から2つほど引用させてもらうと

いかなるときも誠実を忘れるな
 お客様の信頼を勝ち得るのは、わたしたちのひたむきで誠実な対応である。
 そうして築き上げた信頼は云々
とあります。

我々の前に一度も姿を見せない双日のどこが「ひたむき」で「誠実」なのだろうか。
マンション部門は、他部門が築き上げた信頼を根底から壊しているのではないか。
双日のマンション以外の社員の人たちは、もっと怒りなさい。

従来のやりかたにとらわれるな

当初の設計は、住民の反対を想定して削る部分を入れておいたり、住民説明会から斡旋、調停まで全て住民対策用の会社に任せておいて姿を現さない等、マンション建設のマニュアルどおりに動いていることが見え見え。従来のやり方を踏襲しているにすぎない。
マンション部門だけ特殊なのでしょうか。

公けに公表しているHPの内容は、絵に描いた餅ですか?

双日ではコンプライアンスをどのように捉えているのだろうか。
単に、建築基準法を守ることが双日のコンプライアンスなのだろうか。

まさかそんな低レベルのはずがないですよね!双日さん

最後の一言はこの写真で

双日の名誉のためにも調停には出てきてほしいものです。

 


のぼりで埋め尽くし

2007年05月04日 | 反対行動

新たなのぼりを作成し、すずかけ街中に展開しています。
「のぼり埋め尽くし作戦」が進行中です。

今日も守る会のメンバー等でのぼり作成を行いました。
晴天のGWの最中に、好き好んで室内にこもって黙々と幟を作っている訳ではありません。会社勤めの多い守る会のメンバーが活動できるのは、この日しかないからです。
仕事で活動している双日との差はこの時間の差でもあるが、負けるわけにはいかない。我々には時間外手当なんてないんですよ!双日さん



5月3日付でも書きましたが、この幟によってすずかけ街の景観を壊していることも確かかもしれません。しかし、幟の撤去は数分あればできます。マンションは建ってしまえばそれでお終いです。いかにそれが景観を壊すものであっても、この場にそぐわないものであっても2度と撤去することができません。幟を掲げるのは今しかないのです。



大企業・双日にとっては、千葉の田舎で起きている小さな事件かもしれないが、お偉いさんは一度でもこの場を見に来てほしいものだ。
だから「出て来い双日!」
そしてこのおゆみ野において如何に歓迎されていないかを認識してほしい。
だから「出て行け双日!」

 


新たな看板の下で

2007年05月03日 | 反対行動

すずかけ街入口の看板の文言を一新しました。
これから行われる調停およびその先への決意の表明です。

内容は以下となります。
「千葉市のあっせんにもかかわらず、建築主・双日㈱の見直案はわずかな変更のみで、本質的な問題を何ら解決するものではありませんでした。

このため私達は引続き調停の場において大幅な見直しを求め戦って参ります。

ふるさとおゆみ野の環境を守るため今後とも皆様のご理解とご支援をお願いいたします」

また、本日も先々週に引続き、のぼりのリニューアルおよび新規作成を守る会および自治会のメンバーにより行いました。

のぼり作成は手馴れたもので、かなりの数を仕上げました。
全て手作りなのが誇れるところで、今後さらに多くののぼりがはためく光景が見れることでしょう。

         
         

確かにのぼりや横断幕は「景観を壊すな」といいながらすずかけ街の景観を壊すものかもしれません。しかし、今このような行動をと取らなければ、これから数十年間コンクリートの塊を目の前に生活していくに際し悔いを残すことになります。

のぼりは、取り払うのは数分で終わりますが、コンクリートの塊は決して取り去ることができません。
だからこそ、我々は双日に、街の景観を考えろ、街作りを考えろと主張しているのです。


街作りって何?

2007年04月26日 | 反対行動

写真は、22日日曜日の昼前(12時少し前)のすずかけ街から大通りへ出ようとするときです。目の前の信号は青にも拘らず、既に大通りは前の信号で車が詰まっていて右折することができません。
右折は、1台がせいぜいです。
これが交通渋滞の実体であり、この日に限ったことではありません。
これに、付加要因(雨、20日等)が加わると、さらに渋滞が激しくなります。
これが実体ですよ、双日さん!

        

街作りを何も考えず、法ぎりぎりの容積率で人を押し込めるだけ押し込んだ
ものを作ろうとするから、このような渋滞が慢性的に起きている場所に、355世帯も詰め込もうとするような計画が生まれてくるのです。

この一角は、すずかけ街プラス160世帯の人が生活するように作られてきたところであり、いくら法律上可能であっても、355世帯は街の実体に則していない。
あまりに多すぎる。日常として暮らすうえで、不便が生じてくることは目に見えている。それは新たにマンションに入ってくる人達にも同様である。
そこのところを何も考えない双日には、街を作る資格はない。即刻おゆみ野から出ていってほしい。

この醜悪巨大マンションを設計した建築士にもひとこと言いたい。
建築主からの注文どおりに作りましたというのは、安全性を無視して耐震偽装を繰り返した、かの姉歯とも通じる、プライドの無さではないか。
街を作るといった使命感もプライドもなく、容積率の限界にいかに収めるかということしか考えていない。こんな人を1級建築士と呼べるのだろうか。
新しいマンションは、既に出来上がった街に後から入ってくるのであるから、街の実状、街並み、景観、街づくりのコンセプトといった諸々の事を調べ、そのうえでどういった建物がこの街とマッチするか、何世帯ならば全ての人の生活に不便が生じないかといったことまで考えたうえでのマンション作りではないだろうか。

街を壊しておきながら、いざ販売を始めようというときには、「素晴らしい住環境」や「美しい街並み」といった言葉を列挙して販売しようというのだろう。
自分達が今行っていることを省みれば、そのような言葉はとうてい使えないだろうに。嘆かわしい限りです。

          

 千葉市へ、調停の申出がなされて、受理されたと聞いています。
 ここで再び言いたい。

  出て来い 双日!
     出て行け 双日!!
  (出て来いは調停に。出て行けはおゆみ野から)