2008年2月9日
住民の反対にも拘らず、強硬に工事を実施しようとする双日の暴挙に対して、住民は一致団結して抗議行動に出ました。
工事施工業者は、この旨を本社に伝えること、本日の工事についてはを中止すること
を約束し、抗議行動は一応の成果を見ました。
集まった住民は約40名。
A氏を先頭にシュプレヒコールを泉谷公園に轟かせました。
1ヶ月ほど更新を行わなかった間に、かなりの動きがありましたので、要約だけを以下に記載します。
2008年1月20日
双日より、建設予定地の土壌がフッ素により汚染されているため、緊急に土壌改良の工事を行う必要があること、土壌改良工事に8ヶ月間の時間がかかることの報告を受ける。ただし、その際に中止となっている地中杭の撤去も行うとのこと。
2008年1月27日
おゆみ野コミュニティセンターのホールにおいて、土壌汚染および地盤改良工事の説明会が住民向けに実施される。
その中で、作業日は日曜日以外の毎日、時間は8時から18時までとの説明あり。
2008年2月4日
双日および施工業者であるランドソリューション(株)と、自治会およびすずかけ環境を守る会が工事についての話し合いを行う。
住民側の要望として、土曜日は工事を行わないことを強く主張するが、双日は聞く耳を一切持たず、予定通りの工事開始を告げると一方的に退席するという暴挙に出る。
生活を脅かされる住民側の主張を一方的に無視する双日側の根拠は、企業の採算性という理由であり、ついに本性を現してきたという感じである。
以上の経緯を経て、本日の抗議行動に繋がりました。
ただ双日もこのまま引き下がることはないと思われます。
来週の双日の動きを注視せねばなりません。
そして、住民側は一層の団結を!
下手すれば双日側の「捏造」も考えられますし、土壌洗浄を口実とした、先行工事のように見えます。
また、本当にフッ素汚染が判明した場合、どのような処理を行い、どのくらいの日数がかかるのかを複数に照会されてますでしょうか。
場合によっては、他社が工期を短縮したり重機の無駄な稼動をさせないといった名案を出してくれるでしょう(表向きには、こういう話で進めておきましょう。裏は、推して諮っていただきます)。
住民との話し合いで、企業の採算性だけを考え、住民の要望に耳を傾けないなんて。それで、席を蹴っていくなんて、一人前の社会人のやることじゃないよ。
おいらがあなたの立場なら、これ以上話しあっても平行線なんて言葉は吐かないよ。そして、住民にひたすらお願いする。時間なんて関係なし、「終電も近いのですが、どなたか泊めていただければ、もっと話し合いができるのですが・・・」ってなこと、おいらは云うよ。それが誠意を売り物にする双日って会社じゃないのかい!そうじゃ、なかったね。
そして、騒音対策もたった4項目でなく、10項目くらい提案するよ。例えば、仮囲いだけどな、3メートルが基準みたいだけど、それを4メートルにします(長尺材なんて、簡単に寸法変更可能)。そしてその裏側には消音効果のある独立性発泡断熱材を取り付け騒音を防止します、ってこと提案するよ。
世の中、知恵で進化してんの。知恵ださないから、建築業界は遅れてんの!。あんたらだけ土日、祝祭日を休んで工事する人を休ませない法ってある?
さて、さて、おいら飲兵衛だからさ、お酒大好き!土曜に騒音・振動などで、おいらの大好きな朝酒を邪魔したら、酔いにまかせて邪魔すんからね!!!。
まぁ、住民になるべく迷惑をかけないでよ!
いい案、持って来な!待ってるよ!次回期待しているよ。
でもよく集まってくれたよ!有難いね―。
久しぶりて大声あげたよ。「工事強行反対―!」
さてと、来週のために、シュプレヒコールの練習でもしようかな、油断大敵、なんせあの知恵のない旧態を維持しようとする会社だからな。
さて、今日のおいらのいいたいことは、おなたがたの年間労働時間のこと。これちょっと古いデータだが、平成14年の東京労働局のデータ。
一位 建設業 2002時間
二位 運輸通信業 1982時間
三位 製造業 1981時間
・・・・
卸売・小売業・飲食店 1774時間
サービス業 1649時間
総産業平均 1789時間
でダントツの一位。これ喜ばしいことじゃないよ! (以下からのデータ)http://www.roudoukyoku.go.jp/roudou/jikan/labor_work2004.pdf#search='
またね、こんなものもつい最近掲載されているよ!
『東京労働局は2月13日、長時間労働や休日出勤などの改善に向けて、建設産業に特化した「仕事と生活の調和推進プログラム」を全国で初めて制定した。建設産業編に盛り込まれた目標は、土曜の現場閉所によって週休2日制を確立、しゅん工時の節目や結婚記念日などに年休を取得。さらに、降雨日などの不稼働日を考慮した適正な工期を設定するよう発注者に理解を求めること。・・・建設産業編に盛り込まれた目標は、土曜の現場閉所によって週休2日制を確立、しゅん工時の節目や結婚記念日などに年休を取得。さらに、降雨日などの不稼働日を考慮した適正な工期を設定するよう発注者に理解を求めること。』云々
(以下のデータ)
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const08q1/561591/
つまりさ、年間労働時間が第一位は不名誉なこと!土曜、祝祭日も仕事をすることにより、近隣住民に騒音などの迷惑をかけていることを考えれば、
双日の下請け建設業者さん、あなたがたの次のやることわかるでしょう?
土曜や祝祭日は休むの!
もっと自分の職場を改善しようよ。そして近隣住民と仲良く仕事ができ、奥さん、お子さんとのスキンシップが図れる時間をつくんなさいよ!
あなたがたの元請、双日は土曜も休んでいるんですよ。
アーア。もう三時か、まずい酒だな。飲み直すとするか・・・。
さて、今日の土曜・祝祭日には工事を中止して欲しいとの抗議活動の中での近隣住民からの要望。
3メートルある仮囲いで、角地は見晴らしがなくなり、自転車と人がぶつかってしまう危険性あり、との指摘。
本当に、そういう危険性はあるな! ぶっかって怪我をしても、建築主はこの費用を負担しないよな。怪我したものが痛い眼にあうだけ。怪我しない前の対策が必要!
ちゃんと角地に孔明きの仮囲いを、対角から人・自転車がきているかどうかがわかる孔明きパネルを設置してほしいね!
やってね。工事業者さん。これくらいの要望は対処できるよね?
やんなかったら、こっちで仮囲いにドリルで孔明けるぞ!
まぁ、勉強になったよ。孔明きパネルは、風の風圧逃しだけじゃなく、視覚・交通の観点からも必要だということをね。
さぁーて、この酢兵衛、今日は気持ちよく飲んで眠ることにするか。
角地の仮囲いが孔明きパネルに変換されていた。
工事業者さん、早速取り替えてくれて、ありがとう!感謝します!
やるじゃん!見直しました。
だけど、元請はな-・・・困ったものだ。
このしゃれ、プフッ―。いけるね!
さて、今夜のお話は、建設業の労働災害。
おいら、建設業に関わっている人たちの仕事、男の仕事を感じさせるよ。海の船乗りと陸の建設業っていい仕事だよな。そして、近頃は昔と違って礼儀をわきまえている若い男が多くなった!
ところで、昨日2月25日に「建設業労働災害防止協会」の発表があった。この男達の現況を見てみるとするか。
じゃ、
『建災防では、平成18年8月に、建設企業1,300社を対象に「建設企業の安全衛生管理活動等に関するアンケート調査」を実施し、翌年4月に調査の集計分析結果を取りまとめた。
調査結果からは、やはり長期にわたる建設不況や団塊世代の大量退職等が企業の安全衛生管理活動に少なからず影響を及ぼしていること、また、平成18年4月の改正労働安全衛生法の施行によって、実施が法制化されたリスクアセスメントに関しては、全体的には、実施体制が充分ではなく、建災防に対しては、リスクアセスメントの実施に必要なマニュアル等の提供や研修会の開催等の要望が非常に多いことが伺えた。
』という総括が掲載されている。
で、おいら、おせっかいだけど、その「平成19年度の建設業における労働災害の工事の種類・災害の種類別発生状況」労働災害についての調査を見てみた。すると、
ビル工事で
墜落 37
飛来落下 3
倒壊 6
土砂崩壊等 2
落盤 0
クレーン等 4
自動車等 7
建設機械等 6
電気 1
爆発火災等 1
取扱運搬等 2
その他 2
合計 75
とのこと、いや―大変な数の死亡災害の数。まぁ、命をかけた男の仕事なんていうこともできるが、危険の多い仕事だぜ。
まぁ念のためデータの出所を記しておく。興味のある人はみておくんな。
http://www.kensaibou.or.jp/news/2008/summary_of_the_questionnaire2007.html
今日のおいらの結論
この死亡災害の数多くない?
そして前回述べた建設業の休日数との関係だよ。
これって相関関係にあるって思わない?
人間って適度に休んで、仕事に精出す、が大切。
適度に休んでいないから、死亡労働災害か起こるんじゃない?休んで自分の仕事の改善のアイデアを出すって必要だよ。
この原理を全く無視して土曜日、祝祭日、盆、お正月の休みを与えないで工事やろうとする建築主ってなんなんのだ!
利の追求だけじゃ、ダメだよ、建築主さん。!
あなたがたの仕事を手伝ってくれる建設業者の働く人達への労(いた)わりの心ってものがないとね。!
ところで「おゆみ野プロジェクト」の建築主って誰だっけ?
あっ、双日、丸紅、それに金魚のウンコの日本開発?
よ―く、わかってよね、この飲兵衛のご配慮をさ。
労働災害おこすんじゃないよ!!!
おいら、労災での死人の臭いは嗅ぎたくないかんね!ちゃんとしたスケジュールで安全管理してよ。