双日・丸紅・長谷工による千葉市おゆみ野地区への巨大マンション建設に断固反対するブログ

千葉市緑区おゆみ野。20年間をかけて築き上げてきた住環境が今、双日丸紅長谷工の巨大マンションにより破壊されようとしている

住民会議

2007年05月28日 | 反対行動

2007年5月27日(日)10時より鎌取コミュニティセンター多目的ホールにおいて、すずかけ街住民会議が行われました。

当初、この日は双日による変更案(最終案?)への住民説明会が予定されていましたが、30日に第2回調停が行われる予定のため双日の説明会は取り止めとなり、すずかけ街住民会議に変更となったものです。

守る会からの現状についての説明等が行われ、調停での住民側の要求についての意志統一、質疑等約2時間半の会議となりました。

住民側からの要求内容や質疑等については、この場では控えさせてもらいます。

 

おそらく、次回の第2回調停が双日との話し合いの最後の機会になるでしょう。
ただし、出欠について態度を保留している双日が欠席する可能性もあります。
だからといって双日の出した最終案は、決して受け入れることの出来るものではありません。私達は、自分達の住環境を簡単に手放すことはできません。
私達の要求の正当性を調停委員に納得してもらい、公正な立場からの調停案を出してもらうことに期待しています。

双日による第1回住民説明会が開催されてから4ヶ月半が経過し、真冬の寒い中で始まったマンション紛争は、季節が変わりひとつの節目を迎えようとしています。
調停が不調に終わったとしても、それは新たなスタートに立つことです。幟も下ろさないし、看板も下ろしません。このブログも続きます。
また、工事協定の締結等決めねばならないことも数多く残されています。

暑い夏になりそうです。

 


やがて訪れる日のために

2007年05月26日 | Weblog

旧新日鉄社宅の解体工事が完了して、1ヶ月が経とうとしています。
静けさと平和な日々が訪れてから1ヶ月が経とうとしています。そしてこの状態が間もなく終わることは間違いありません。

あの、騒音、振動、粉塵から開放されてまだ1ヶ月なのに、この間がかなりの長さに感じられます。毎朝、更地になった土地を見て、この状態が永久のものであればと感じます。ここを通る誰もがそう思うことでしょう。

今、陽射しはどの家にも平等に降り注いでいます。まさに良好な低層住居専用地域であり、おゆみ野の目指す住環境はこのような状態であるはずです。

知人に、ここに壁のようなマンションが出来ると話すと誰もが驚きます。なぜこの場所にマンションが必要なのかと問われます。一番最初の疑問は誰もが同じだと思います。
なぜ、この低層住宅街にマンションを建てる必要があるのか、と。

双日という一企業のエゴのため、或る家は午前中の陽射しが奪われ、或る家は午後の陽射しを奪われ、住宅街の誰もが’風は、交通は’と不安になっています。

マンション業者のエゴについては、「まさにその通り!」という一文が
Hosei Taroさんのブログにありますので、こちらをご参照ください。

やがて確実にくる、騒音、振動、粉塵の日々。
その後に続く、巨大なコンクリートの壁と向かい合う日々。

その日々を後悔をもって送らないためにも、今、団結して戦わねばならないのです。

明日(27日)は、鎌取コミュニティセンターにおいてすずかけ街住民の住民会議が行われます。住民の総意として私達の要求を双日へぶつけていきましょう。
そして、一致団結し戦う意識を高めていきましょう。

 


双日マンションの評判は?

2007年05月22日 | Weblog

双日の新ブランド第1号であるインプレスト高品の評判をマンションコミュニティの掲示板より。さらにインプレスト稲毛の掲示板も下記よりご参照を。

インプレスト高品
インプレスト稲毛

どちらもあまり評判良くないですね。とにかく掲示板が全然盛り上がっていない。
マンションコミュニティの掲示板での評判は、販売に関係してくるのでしょうか。
あるとすれば、この2つのマンションの売れ行きはどうなのでしょうかね。

いずれ近い将来、「仮称おゆみ野プロジェクト」もこの掲示板にスレが立つのでしょう。そのときは、もちろん書き込みをさせてもらいます。誹謗中傷など一切ない、ありのままの真実を書き込ませてもらうつもりです。ついでにこのブログとのリンクも張らせてもらいます。
読んだ人がどう思うかは、人それぞれで違うでしょうけど。

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聞くところによると、調停の場で我々の前に初めて姿を現した双日の代表氏、かなり威圧的で高飛車な態度だったとか。住民を敵と思っているのか、あるいは千葉の田舎者になめられたくないとでも思っているのか。
せっかく調停に出てきているのだから、もっと住民側の意見に耳を傾けてみてはどうだろうか。少しでも歩み寄ろうとする態度を取れないのだろうか。

双日としては、調停を早く終了させて建築確認申請、着工と進めて行きたいのだろうが、こうして遺恨を残したまま進めたのでは何の解決にもならないことに早く気付いてほしい。
巨大マンションはできました、でも売れなくて廃墟になりました、ではお互いに泣くに泣けない最悪のシナリオになってしまうのだから。

 

 


おゆみ野もうひとつのマンション紛争

2007年05月20日 | 反対行動

おゆみ野女性の会主催の街づくりに関する学習会が、5月13日にコミュニティセンターで行われ、その中でおゆみ野駅前で建設中の「サンクレイドルおゆみ野駅前」の建設反対運動の報告がありました。
(もちろん双日による「仮称おゆみ野プロジェクト」の反対運動の経過報告もなされました。)

マンションの建つ処、その影響で泣く人間が数十人必ずいることがここからもわかります。日本中で同じことを繰り返して、それでも良い方向に向かわないのは何故でしょうか。

サンクレイドルおゆみ野駅前は、14階建て、218戸と店舗1からなるマンションで、近隣商業地域のため容積率は、300%(!)というひどさです。
売主はアーネストワン、施工は三井住友建設。マンション業者の常套手段である、住民への配慮のように見せかけて、当初計画から2層下げるが容積率は変わらないという手法で、16階が14階になったものの総戸数は1戸減っただけ、容積率は299.99%で現在建設中(5~6階を建設中)です。

6メートル道路を隔てて、14階建てのマンションが目の前に建ってしまうのですからたまったものではないでしょう。

        

マンションコミュニティの掲示板では、批判的な内容が多いようです。

この他、小谷地区でも建築物(マンションではないようです)を巡って住民からの反対運動が起きているとの報告もありました。

おゆみ野地区は、街開きから20年以上が経過し、おゆみ野を作った都市整備公団も今では姿を消してしまい、ひずみが発生してきています。
当初は、都市整備公団から与えられた住環境を、住民達の手によって積み上げて今日まで来ました。住宅整備公団に守られ、住環境を阻害する要因はほぼなかったともいえるでしょう。
しかし、住宅整備公団が消えた今では、住環境は住民達の力で守らねばならないものに変ってしまいました。

マンション業者という侵略者に、住民は知恵と力を結集して戦わねばなりません。
法律も行政もあてになりません。(マンション業者の味方です)

だからこそ、私達は双日に負けることはできないのです。
我々の住環境を踏みにじり、コンクリートの塊を建てて、それでいて販売の謳い文句には、「素晴らしい住環境」や「豊かな自然」などと並べる企業に白旗を揚げることはできないのです。
おゆみ野の7500名を越える支援を無駄にすることはできないのです。

サンクレイドルおゆみ野駅前と線路を隔てて、エステシティおゆみ野が建っています。写真を見てもわかるように、平置きの駐車場を始め、非常にゆとりを持った作りをしています。
        

 5月12日に書いたちはら台の例でもあったように、なぜ業者によりこうも差が出るのだろうか。
近隣住民のことを考えず、容積率を法律ぎりぎりで建ててあくまでも利益を追求する企業は、その財務状況を疑りたくなりますね。
果たしてそんな企業が50年後、100年後生き残っているのだろうか。
建ってしまったマンションは存在しているだろうけど。

 

 


第1回調停

2007年05月18日 | 調停会議

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/01/93abffbb31bef2a585afdf88a9e161de.jpg

5月17日(木)千葉市による第1回目の調停が行われました。

朝からの雨の中、午前中に調停委員による現場視察があり、すずかけ街から約50名 なかの道から約20名の方々が、調停委員へのアピールを行うべく集まりました。
雨は、この視察の時間帯だけ降り止み、天も味方してくれたようです。
調停委員に見えるよう横断幕をかかげ、たとえ声はあげなくとも私達の真剣さ、切実さは調停委員の方々に伝わったと思います。


そして13時30分からの調停。

千葉市コミュニティセンターの調停室において開催。
出席者は、住民側は、すずかけ街およびなかの道より9名、建築主側は㈱日本開発
の他、双日㈱の都市開発部部長補佐及びもう1名が出席。

調停委員は、5名(大学教授2名、弁護士2名、建築士1名)

冒頭より、双日から変更案が提示されました。(これが双日の調停での戦術なのでしょう。この件については、後述します)

変更案の主な内容は以下。
1.総戸数の変更  355戸 → 346戸(9戸減)

2.バス通りへの出入り口の追加

3.東棟1スパン削除

4.機械式駐車場取り止め、その分は平置き駐車場とする

住民側の申出内容(要望)は、総戸数210戸、南棟の高さを9階とするという内容でしたから、その開きはかなりあります。

ただし、この開きは想定内でした。ここから調停委員を間に双方が歩み寄ることが
調停の主旨のはずです。

住民側は、総戸数の縮小、建築物の規模縮小を求めてこの変更案が許容できるものでないことを主張。

建築主は、これが最終案であり、住民側がこれを受け入れないならば調停打ち切りを主張。

調停委員の仲介により、次回5月30日に第2回調停を行うことで終了しました。 

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調停の場の冒頭にいきなり変更案を提示するという双日の戦略にひとこと

住民側は、調停申出時に、要望案を千葉市へ提出してあり、当然双日側もこの内容は把握しているはず。対して今回の変更案は調停会議の場で初めて双日より提示されたものである。これはあまりに不公平、アンフェアではないだろうか。

限られた時間の中にいきなり新しい変更案を提示されても、この案に対して冷静な判断などできるはずがないし、会議そのものを意味のないものにしてしまう。

あらかじめ判っている住民側の要望のうち、実現が比較的容易な部分のみを取り入れ「我々は、これだけ譲歩した。譲歩しないのは住民側だ」という主張を調停委員へ向けて行ったということなのであろう。

重ねていうが、これはあまりにアンフェアである。

次回の調停は、5月30日。
総戸数の縮小という根本の要望は変わりませんが、調停を無駄にしないためにも、我々は柔軟に対応する準備はできています。
住民側の要望を無視して、あくまで営利を主張するのか。双日の真の姿がそのときにみることが出来るでしょう。

 


明日は調停会議

2007年05月16日 | 調停会議

明日(17日)は調停会議が13時30分より千葉市コミュニティセンターにて開かれます。

すずかけ及びなかの道の代表の方々よろしくお願いします。

相手である双日は、調停の場にも慣れていることでしょう。ここが彼らの仕事場なのですから慣れていて当然です。相手にひるむことなく、相手のペースに乗ることなく、イニシアティブを取ってください。

5月13日付で、双日は委任状のみでまたもや出席しないらしいと書きましたが、なんと出席するらしいという情報が入りました。いよいよ登場です。
いままでのように、会議にも入れない状況は回避できそうです。

明日、どういった文章を載せられるか楽しみにしています。

とりあえず今日は、

出てきた! 双日!!

 

 


調停・看板

2007年05月13日 | 反対行動

すずかけ街入口の看板の内容を更新。
やや過激になりましたが、内容は常々環境を守る会で主張している内容を文字にして掲示したものです。
この反対運動が、単に先住者の既得権を守るといったものではなく、住環境、都市景観、街づくりを求めてのものであることを主張したものです。

さらに新看板も2つほど
        
        

調停が、17日(木)13時30分より開催されます。
私達の主張、要求内容は首尾一貫してぶれのないものであるといえます。
要求する高さにしても、戸数についてもしっかりとした根拠があります。
だからこそ、この調停の場で、双日の決断を期待したい。

しかし、またしても双日は委任状のみで調停に参加しないという情報があります。
なんという「誠実」の無さ。

双日グループ企業理念の中に「5つの行動規範」というものがあります。
その中から2つほど引用させてもらうと

いかなるときも誠実を忘れるな
 お客様の信頼を勝ち得るのは、わたしたちのひたむきで誠実な対応である。
 そうして築き上げた信頼は云々
とあります。

我々の前に一度も姿を見せない双日のどこが「ひたむき」で「誠実」なのだろうか。
マンション部門は、他部門が築き上げた信頼を根底から壊しているのではないか。
双日のマンション以外の社員の人たちは、もっと怒りなさい。

従来のやりかたにとらわれるな

当初の設計は、住民の反対を想定して削る部分を入れておいたり、住民説明会から斡旋、調停まで全て住民対策用の会社に任せておいて姿を現さない等、マンション建設のマニュアルどおりに動いていることが見え見え。従来のやり方を踏襲しているにすぎない。
マンション部門だけ特殊なのでしょうか。

公けに公表しているHPの内容は、絵に描いた餅ですか?

双日ではコンプライアンスをどのように捉えているのだろうか。
単に、建築基準法を守ることが双日のコンプライアンスなのだろうか。

まさかそんな低レベルのはずがないですよね!双日さん

最後の一言はこの写真で

双日の名誉のためにも調停には出てきてほしいものです。

 


雑感2

2007年05月12日 | Weblog

1.
私達の住む「すずかけ街」の「すずかけ」は、言うまでもなくすずかけの木のことです。
スズカケノキ
すずかけ街には、何本ものすずかけの木があり、季節毎に姿を変えています。

すずかけの木の別名は「プラタナス」
昔、シューベルツの「風」という唄で、

「プラタナスの枯葉舞う 冬の道で
 プラタナスの散る音に振り返る
 帰っておいでよと 振り返っても
 そこにはただ 風が ふいているだけ」

と歌われていました。
プラタナスの葉を揺らす風が、詞的な風なら風情もありますが、これが「ビル風」になってしまうと歌にもなりません。プラタナスの葉も一瞬にして舞い散ってしまいます。
やはりコンクリートの塊は、この街には似合わない。

2.
おゆみ野近郊で、「巨大マンション」というと、ちはら台の「パークシティちはら台」が思いつきます。

このパークシティちはら台と、私達の前に建とうとしている「(仮称)おゆみ野プロジェクト」を比べると、パークシティちはら台の方が、近隣住民への配慮を払っているように思えてなりません。

・最高で13階
・駐車場は、全て平置き
・緑が多く、スペースが十分に取られている



パークシティちはら台が建設された当時、北側にはまだ住宅街がなかったと記憶しています。それでも近隣への配慮が十分にされています。

これが、三井と双日の差でしょう。
自分たちの金儲けのために、近隣への配慮なく、容積率いっぱいでの建物を建てようとする双日の姿が浅ましく見えてきます。
(ただし、三井不動産にもマンション紛争の物件はありますが)

調停会議まであと5日。
そのときに双日の本当の姿が見えてくるでしょう。

 

 


のぼりで埋め尽くし

2007年05月04日 | 反対行動

新たなのぼりを作成し、すずかけ街中に展開しています。
「のぼり埋め尽くし作戦」が進行中です。

今日も守る会のメンバー等でのぼり作成を行いました。
晴天のGWの最中に、好き好んで室内にこもって黙々と幟を作っている訳ではありません。会社勤めの多い守る会のメンバーが活動できるのは、この日しかないからです。
仕事で活動している双日との差はこの時間の差でもあるが、負けるわけにはいかない。我々には時間外手当なんてないんですよ!双日さん



5月3日付でも書きましたが、この幟によってすずかけ街の景観を壊していることも確かかもしれません。しかし、幟の撤去は数分あればできます。マンションは建ってしまえばそれでお終いです。いかにそれが景観を壊すものであっても、この場にそぐわないものであっても2度と撤去することができません。幟を掲げるのは今しかないのです。



大企業・双日にとっては、千葉の田舎で起きている小さな事件かもしれないが、お偉いさんは一度でもこの場を見に来てほしいものだ。
だから「出て来い双日!」
そしてこのおゆみ野において如何に歓迎されていないかを認識してほしい。
だから「出て行け双日!」

 


新たな看板の下で

2007年05月03日 | 反対行動

すずかけ街入口の看板の文言を一新しました。
これから行われる調停およびその先への決意の表明です。

内容は以下となります。
「千葉市のあっせんにもかかわらず、建築主・双日㈱の見直案はわずかな変更のみで、本質的な問題を何ら解決するものではありませんでした。

このため私達は引続き調停の場において大幅な見直しを求め戦って参ります。

ふるさとおゆみ野の環境を守るため今後とも皆様のご理解とご支援をお願いいたします」

また、本日も先々週に引続き、のぼりのリニューアルおよび新規作成を守る会および自治会のメンバーにより行いました。

のぼり作成は手馴れたもので、かなりの数を仕上げました。
全て手作りなのが誇れるところで、今後さらに多くののぼりがはためく光景が見れることでしょう。

         
         

確かにのぼりや横断幕は「景観を壊すな」といいながらすずかけ街の景観を壊すものかもしれません。しかし、今このような行動をと取らなければ、これから数十年間コンクリートの塊を目の前に生活していくに際し悔いを残すことになります。

のぼりは、取り払うのは数分で終わりますが、コンクリートの塊は決して取り去ることができません。
だからこそ、我々は双日に、街の景観を考えろ、街作りを考えろと主張しているのです。