12月1日(土)
第3回目の工事協定を巡る5者会議を実施。
結果から書きますが、話し合いは平行線をたどり、双方で納得のいく内容にはなりませんでした。問題となる点は、工事作業時間と作業日。
問題箇所の事業主・施工者から提示された内容は、
・土曜日については5ヶ月目から12ヶ月目までの間特定建設作業を行わない
・コンクリート打設後のならし作業は、常時時間を延長してできる
というもの。
土曜日については、最も騒音が発生するであろう1~4ヶ月目は作業を行うことや、コンクリート打設作業は、特定建設作業には入らないため、土曜日も可能となるといった、土曜日について譲歩したように見せて、実は住民側を欺こうとするような内容であった。
また、コンクリート打設後のならし作業も、計画どおりに進まなかった時のために延長できるという、まれに起きる場合の措置といったニュアンスから、常時可能とできるといった内容に変更されていた。
この点を住民側は了承できず、次回への会議へ持ち越しとなる。
双方で、さらに歩み寄りができないかを探ることとなります。
次回は、12月22日(土)の予定。
一言志士さんからのコメント投稿にもあったように、双日、丸紅側から提示された騒音、振動、粉塵の具体的な防止策は以下の4点です。
・敷地境界際に鋼製の高さ3メートルの仮囲いを設置し、騒音の軽減を図ります。
・大型重機の足元は鉄板敷きとして振動の軽減を図ります。
・使用重機は極力低騒音型を使用するように努めます。
・騒音、振動のおそれのある作業については関係作業員に無駄な騒音・振動を出さないように指導致します。
論評については、一言志士さんのコメントを参照願います。
マンションの高さ、規模を巡る調停の中で、双日側は住民の意見、要望を一切無視して自分達の要求を押し通しました。
そして、工事を巡ってもまた同じく、双日、丸紅側の要求を押し通そうとしています。
工事に関しては、住民は一方的に迷惑をこうむる側です。
それを迷惑をかける側の要求を押し通されてしまうとは。
大企業とは何をしても許されるところなのだろうか。