双日・丸紅・長谷工による千葉市おゆみ野地区への巨大マンション建設に断固反対するブログ

千葉市緑区おゆみ野。20年間をかけて築き上げてきた住環境が今、双日丸紅長谷工の巨大マンションにより破壊されようとしている

第6回住民説明会

2007年07月29日 | 住民説明会

2007年7月28日(土)
鎌取コミュニティセンターにおいて、第6回住民説明会が行われました。

主催者側の出席者は、日本開発2名、CSD設計1名、四門3名。

今回も、建築主の出席は日本開発の2名のみ。

冒頭で、建築主に丸紅㈱が参画したこと、しかし、事業計画が変更になることはないこと、この説明会が最後の住民説明会であることが日本開発よりコメントがある。

以下、主要な質疑を記載します。
Q(質問)は、住民側から。A(回答)は、建築主から。

Q:丸紅㈱参画の意図は?ライバル商社ではないのか。
A:共同事業を行うことで合意している。

Q:今回新たに参画するのだから、丸紅の担当者がこの場に来るのが筋ではない      
  か。丸紅からの委任状はあるのか。
A:あるが、今日は持ってきていない。後日提示する。

Q:建築主3社の出資比率は?
A:答える必要はない。

Q:建築主3社は最後まで変わらないのか?
A:最後まで3社で行く。最後とは販売まで。

Q:安全対策については、今回の説明会で初めて説明したのか?
A:はい

Q:工事車両は、すずかけ街入口を通る予定か?
A:別の入口を設ける

Q:電波障害について、車を走らせて調べた結果は我々住民に明示されているか?
A:していない。千葉市に提出した書類を提示する。

Q:建築確認申請書の写しがほしい
A:入居者の個人情報等あり渡すことはできない。

Q:風の測定器の設置要望
A:必要性ないと判断

Q:グルニエをやめてほしい
A:計画変更はできない

Q:交差点の右折レーンを直進もできるようにしてほしい
A:住民側で要望書をとりまとめてくれれば、警察へ要望する

Q:施工業者はいつ決まるか。施工業者とコミュニケーションを取れるようにしてほし 
 い
A:9月くらいには決めたい。会合は月1回程度で可能。

Q:一団地申請は行ったか
A:まだ行っていない

Q:販売開始はいつごろか
A:工事着工の2ヶ月後くらい

その後、風についての説明が㈱四門より行われる。

ビル風の影響については、従来どおり影響なしとの結論。
その根拠となる数値、資料の提示がある。

13.6メートルの高さで、建築物がない時の風の強さを1とした場合、南棟周辺で最高1.2倍、東棟周辺で、1.01倍、西棟周辺は1.0倍との数値が提示され、問題なしとする根拠であるとの説明。
風の方向による影響範囲についても、地図上で提示。
風速によって範囲が変わってくることは無いと回答あり。

今回提出の資料が、建築主からの風の影響の正式な回答であり、建築終了後において、実際に風による被害が出た場合の対抗資料となるものです。

最後に、日本開発岡本氏より、
今回が、最後の住民説明会であり、今後質問等は自治会の代表者を通じて書面で行うこと、工事協定書は自治会の代表が取りまとめ8月20日くらいまでに提示して欲しい旨のコメントあり。

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真冬の1月14日に第1回の説明会がはじまり、真夏日7月28日で6回目の説明会。
当然のことながら、最後まで建築主と住民側の要望には大きな隔たりが残ったまま説明会については終了となりました。

終了とはいっても、住民側が15階建(実質16階)、総戸数346を容認したわけではありません。住民の要望にもかかわらず、双日、丸紅が住民を無視して自分達の金儲けのために巨大マンションを作ろうとする構図も何ら変わっていません。

あくまでも巨大マンション建設には反対します。

出て行け 双日!

  出て行け 丸紅!

 

 


第6回住民説明会へ

2007年07月23日 | 反対行動

第6回住民説明会の開催が決定しました。

日時  :  7月28日(土) 10;00~
場所  :  鎌取コミュニティセンター

前回の説明会までの積み残し(ビル風の根拠等)および工事協定について日本開発から説明がある予定です。

建築主である双日は今回も出席しない見込みです。

今回の説明会へ向けて、動きがありました。

建築主に、丸紅㈱が加わるというのです。これにより建築主が3社名を連ねることとなります。ただし、丸紅も今回の住民説明会には出席しない見込み。

総合商社5位と6位の企業が、名を連ねることの真意は図りかねます。

丸紅と双日が共同参画したマンションもいまのところ見当たりません。
マンション販売、特に千葉での実績のある丸紅が販売強化のために加わったのか、あるいは全く違う要因があるのか。
(双日の財務状況?)
マンション名も、双日の「インプレスト」と丸紅の「グランスイート」でどちらになるか等あるし。この真意が判る方コメントを寄せてください。

追加。
丸紅とマンション紛争を調べると、次のようなページが見つかりました。
これは・・・・・。
丸紅が加わることで、住民側に有利な風が吹くといった甘い考えは捨てた方がよさそうです。もしそうであれば、丸紅は次の住民説明会に出てくるであろうから。

ただし、これだけは言わせてもらいます。

新たに建築主として事業参加したのなら、その報告を住民対策専門会社に任せるのでなく、自らの口で説明してください!
それが企業としての責任です。


幟、看板の新バージョンをさらに追加する必要がありそうです。

 


季節は巡り

2007年07月09日 | Weblog

「建築計画のお知らせ」の看板が修正されていました。

私達の幟、看板に嘘を書くなというのだから、双日の立てた看板を修正するのは当たり前のことですが、いつの間にか修正になっていました。

住民説明会の中でも触れていましたが、看板の内容(今後の予定)は以下となります。

 工事着工:19年10月
工事完了 :21年3月

 

4月末に、旧新日鐵社宅の解体工事が終了し、更地となり騒音、振動から開放されて3ヶ月が経過しました。工事着工までさらに3ヶ月あります。
更地となった土地にも、雑草が生えてきています。
         

今の静かなときが、この先も続くような感じになってきます。10月以降の工事による騒音、振動、埃を考える気になりません。さらにその工事が1年半のもの間続くことも。しかし、現実は足音を忍ばせて迫ってきているのです。
前回も書きましたが、動きのないこの時期こそ今後の活動の方向を時間をかけて検討すべき時であり、工事協定を含めて様々な角度から検討すべきです。

真冬の日に、巨大マンション建設に憤慨したメンバーがコートを着込んだまま寒い部屋の中で打ち合わせを行った1月から半年が経過しました。
季節は冷房を入れないと打ち合わせができない季節まで移ってきました。

10年後に振り返った時に、これらの日々をどういった思いで振り返るのか。
まだ結果は見えていません。だからこそ今を大切にしていかなければ。

 

 


次回の住民説明会は?

2007年07月01日 | 住民説明会

前回の住民説明会が中途半端で終了し、双日側は次回の説明会の開催については回答を保留していましたが、開催するとの回答がありました。

日時、場所は未定。

ビル風について、具体的根拠を示したうえでの回答、前回の説明会までの回答保留事項等の説明があると思われます。

おそらく最後の説明会になるであろう次回の説明会に、今度こそ双日の出席を要望する。そもそも一度も住民の前に姿を現すことなく終わらせようとしているのは、住民を馬鹿にしているかあるいは住民からの締め上げにあうのがいやなのか。建築主として名を連ねている限りは、住民の前に現れて住民の意向を聞き、対処するのが義務ではないか。

千葉市議会で、市民ネットワークの福谷章子議員が、(仮称)おゆみ野プロジェクトの問題について質問をしています。(6月20日)

福谷 章子議員のページ

おゆみ野プロジェクトに関する今までの経過や状況がわかっている人間にとっては、誰の言うことが尤もであるかは一目瞭然だと思います。

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前回の投稿「第5回住民説明会2(6月27日)」のコメントで、「まとめて」さんから寄せられたコメントについては、今後の反対運動の方向性にも関連してくる重要な提起かと思います。
調停において、双日の回答であるこれ以上の規模縮小拒否という形でひとつのステージが終わったかにみえます。次のステージへ向けて、裁判という選択肢は捨てきれないものかとも思われますが・・・・。

前回の住民説明会において、建築確認申請時期が延期になった旨の説明があり、我々にも時間はできたはずです。これからの戦い方を考えていく時間ができたことで
より良い闘い方の選択ができるはずです。