2007年7月28日(土)
鎌取コミュニティセンターにおいて、第6回住民説明会が行われました。
主催者側の出席者は、日本開発2名、CSD設計1名、四門3名。
今回も、建築主の出席は日本開発の2名のみ。
冒頭で、建築主に丸紅㈱が参画したこと、しかし、事業計画が変更になることはないこと、この説明会が最後の住民説明会であることが日本開発よりコメントがある。
以下、主要な質疑を記載します。
Q(質問)は、住民側から。A(回答)は、建築主から。
Q:丸紅㈱参画の意図は?ライバル商社ではないのか。
A:共同事業を行うことで合意している。
Q:今回新たに参画するのだから、丸紅の担当者がこの場に来るのが筋ではない
か。丸紅からの委任状はあるのか。
A:あるが、今日は持ってきていない。後日提示する。
Q:建築主3社の出資比率は?
A:答える必要はない。
Q:建築主3社は最後まで変わらないのか?
A:最後まで3社で行く。最後とは販売まで。
Q:安全対策については、今回の説明会で初めて説明したのか?
A:はい
Q:工事車両は、すずかけ街入口を通る予定か?
A:別の入口を設ける
Q:電波障害について、車を走らせて調べた結果は我々住民に明示されているか?
A:していない。千葉市に提出した書類を提示する。
Q:建築確認申請書の写しがほしい
A:入居者の個人情報等あり渡すことはできない。
Q:風の測定器の設置要望
A:必要性ないと判断
Q:グルニエをやめてほしい
A:計画変更はできない
Q:交差点の右折レーンを直進もできるようにしてほしい
A:住民側で要望書をとりまとめてくれれば、警察へ要望する
Q:施工業者はいつ決まるか。施工業者とコミュニケーションを取れるようにしてほし
い
A:9月くらいには決めたい。会合は月1回程度で可能。
Q:一団地申請は行ったか
A:まだ行っていない
Q:販売開始はいつごろか
A:工事着工の2ヶ月後くらい
その後、風についての説明が㈱四門より行われる。
ビル風の影響については、従来どおり影響なしとの結論。
その根拠となる数値、資料の提示がある。
13.6メートルの高さで、建築物がない時の風の強さを1とした場合、南棟周辺で最高1.2倍、東棟周辺で、1.01倍、西棟周辺は1.0倍との数値が提示され、問題なしとする根拠であるとの説明。
風の方向による影響範囲についても、地図上で提示。
風速によって範囲が変わってくることは無いと回答あり。
今回提出の資料が、建築主からの風の影響の正式な回答であり、建築終了後において、実際に風による被害が出た場合の対抗資料となるものです。
最後に、日本開発岡本氏より、
今回が、最後の住民説明会であり、今後質問等は自治会の代表者を通じて書面で行うこと、工事協定書は自治会の代表が取りまとめ8月20日くらいまでに提示して欲しい旨のコメントあり。
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真冬の1月14日に第1回の説明会がはじまり、真夏日7月28日で6回目の説明会。
当然のことながら、最後まで建築主と住民側の要望には大きな隔たりが残ったまま説明会については終了となりました。
終了とはいっても、住民側が15階建(実質16階)、総戸数346を容認したわけではありません。住民の要望にもかかわらず、双日、丸紅が住民を無視して自分達の金儲けのために巨大マンションを作ろうとする構図も何ら変わっていません。
あくまでも巨大マンション建設には反対します。
出て行け 双日!
出て行け 丸紅!