2つの工事とは、マンション建設の事前工事の杭抜き工事と、マンション建設工事で、事業主が違い工事協定(約束)も各々と締結するため2つを分けています。
11月18日(日)すずかけ街集会所において、第2回目の工事協定に関する5者会議が開かれました。
出席者は、以下
すずかけ街自治会及びなかの道自治会の住民代表
双日1名、丸紅1名、長谷工1名、日本開発2名
前回会議で、ペンディングとなった事項の再確認が今回の主旨であり、内容としては
1.詳細な工事工程表の提示。
2.コンクリート打設後の床ならし作業の詳細。
3.工事作業時間
4.休日
1の詳細な工程表については現時点では提示できないとの回答。住民側は協定締結においては特にこだわらないとし、詳細な工程を把握しだい住民側に提示することとした。
2,3について。
重機を使用する音の出る作業については8:30~17:00とし、大型車両の搬出も17:00にはほぼ全てが搬出終了し、ポンプ車2台とミキサー車1台のみ例外としてほしい旨の回答があり、住民側は前向きに検討することとした。
4休日については、土曜日の重機を使用する作業についてペンディングとなる。
住民側は、土曜日は騒音振動の工事を行わないことを主張。
その他、現場事務所の設置場所等の申し入れを行う。
今回の会議では協定合意には至らず、次回へ持ち越し。建築主側の回答待ちとなる。
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続いて、杭抜き工事について。
11月17日の会議での住民側の主張を事業主が承諾し、土曜日も工事休日となることが決まりました。騒音、振動の迷惑が住民に掛かることは変りないが、わずかな前進かと思われます。
土曜日に作業を行うことが一般的というのは、労働基準法を基とした労働者保護のための決まりごとであり、迷惑を被る側の住民に対する考慮は全く抜け落ちています。
事業主、施工主は、第1に迷惑をかける住民のことを考え、その次に労働者のことを考え、自分たちの都合(工事進捗等)は劣後するはずです。
そういった意味で、今回の土曜日を作業休日とすることは当然かと思われます。
双日、丸紅も、この点を考慮し、続いてほしいものです!