双日・丸紅・長谷工による千葉市おゆみ野地区への巨大マンション建設に断固反対するブログ

千葉市緑区おゆみ野。20年間をかけて築き上げてきた住環境が今、双日丸紅長谷工の巨大マンションにより破壊されようとしている

おゆみ野、陽光溢れる

2007年04月30日 | 雑感

爽やかな風と、穏やかな天気に誘われてすずかけ街とその近くを巡り歩きました。
おゆみ野には、陽光と青空が似合います。
なかの道より
緑郵便局
消防署
花や
すずかけ街
すずかけ街
すずかけ街
理容室
小谷小前から見たすずかけ街

この美しい陽光溢れる街を壊そうとする行為は到底許すことができない。
双日の計画はを受け入れることはできない。
現在の計画を縮小しないならば、双日は即刻出て行ってもらいたい。

旧新日鉄社宅跡地は、完全に更地になり、重機も看板も取り払われました。
解体作業終了です。
この邪魔な建物の一切ない景色は、今だけの景色で、来年のGW にはマンション建設が進んでいることであろう。
それにしてもなんという開放的な景色であろうか。

 


戦いは調停の場へ

2007年04月29日 | 調停会議

すずかけ街自治会、守る会およびなかの道自治会の連名で、4月23日に千葉市長宛てに調停申出書が提出されました。
双日側より調停に応じる回答があり、第1回調停会議が5月17日(木)に行われることが決定しました。

千葉市で定める「中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例」のなかで「あっせん」および「調整」について定義されており、「建築主と近隣住民が話し合いを持ったにもかかわらず、その解決が困難となった場合に紛争調整の申し出を行うことができる」とされています。

前回不調に終わった「あっせん」は、自主的な解決を基本に市職員が公平な立場で話し合いの手伝いをする、というものでした。

対して、今回申出た「調停」は、建築、法律、学識経験者で構成される「調停委員会」が調停を行うもので、あっせん以上に進展に期待が持てるものです。

戦いは、調停の場へと移され、学識経験者の考えを仰ぐこととなります。
調停委員会の判断がどうなるかは判りませんが、私達の主張は首尾一貫しており、ぶれることのないものといえます。
双日は、調停委員会からの調停には従うように!
それが大企業のプライドでしょう!

リニューアルした横断幕、幟がそろいました。
すずかけ街のマンション反対の声は以前よりもはるかに大きくなってきました。
近いうちに、すずかけ街中に幟がはためく光景が見えるかと思われます。
目の前に住む人たちからの猛烈な反対運動のなか、誰もこのマンションに住もうとは考えないのではないかな。双日さん!
     
     
     

 


街作りって何?

2007年04月26日 | 反対行動

写真は、22日日曜日の昼前(12時少し前)のすずかけ街から大通りへ出ようとするときです。目の前の信号は青にも拘らず、既に大通りは前の信号で車が詰まっていて右折することができません。
右折は、1台がせいぜいです。
これが交通渋滞の実体であり、この日に限ったことではありません。
これに、付加要因(雨、20日等)が加わると、さらに渋滞が激しくなります。
これが実体ですよ、双日さん!

        

街作りを何も考えず、法ぎりぎりの容積率で人を押し込めるだけ押し込んだ
ものを作ろうとするから、このような渋滞が慢性的に起きている場所に、355世帯も詰め込もうとするような計画が生まれてくるのです。

この一角は、すずかけ街プラス160世帯の人が生活するように作られてきたところであり、いくら法律上可能であっても、355世帯は街の実体に則していない。
あまりに多すぎる。日常として暮らすうえで、不便が生じてくることは目に見えている。それは新たにマンションに入ってくる人達にも同様である。
そこのところを何も考えない双日には、街を作る資格はない。即刻おゆみ野から出ていってほしい。

この醜悪巨大マンションを設計した建築士にもひとこと言いたい。
建築主からの注文どおりに作りましたというのは、安全性を無視して耐震偽装を繰り返した、かの姉歯とも通じる、プライドの無さではないか。
街を作るといった使命感もプライドもなく、容積率の限界にいかに収めるかということしか考えていない。こんな人を1級建築士と呼べるのだろうか。
新しいマンションは、既に出来上がった街に後から入ってくるのであるから、街の実状、街並み、景観、街づくりのコンセプトといった諸々の事を調べ、そのうえでどういった建物がこの街とマッチするか、何世帯ならば全ての人の生活に不便が生じないかといったことまで考えたうえでのマンション作りではないだろうか。

街を壊しておきながら、いざ販売を始めようというときには、「素晴らしい住環境」や「美しい街並み」といった言葉を列挙して販売しようというのだろう。
自分達が今行っていることを省みれば、そのような言葉はとうてい使えないだろうに。嘆かわしい限りです。

          

 千葉市へ、調停の申出がなされて、受理されたと聞いています。
 ここで再び言いたい。

  出て来い 双日!
     出て行け 双日!!
  (出て来いは調停に。出て行けはおゆみ野から)

 


決意も新たに

2007年04月23日 | Weblog

すずかけ街のマンション反対横断幕が、色鮮やかになったことに気付かれた方も多いかと思います。
日曜日に、守る会、自治会の有志によりリニューアルが行われました。
また、大部分ののぼりが無くなったことも気付いているかと思います。
現在、リニューアル中です。さらにパワーアップしたのぼりが来週には現れるはずです。そして、のぼり埋め尽くし作戦を現在遂行中です。
(写真が間に合わないので、次週に載せます)
  西側通路より見たすずかけ街

21日の自治会と守る会の合同会議において、千葉市への調停申出の内容が大筋で固まりました。内容については追ってご紹介しますが、住民側の意向を十分に反映した内容になっていると思われます。具体的な高さ、戸数、交通渋滞対策を求めた内容になっています。

       
敷地は、杭抜きの作業もほぼ終わり、更地となっています。
今週末には、双日への引渡しが行われるようです。建築確認申請への時間が刻々と迫ってきています。
だからといって、下を向いているわけではありません。
冒頭にも書いたように、横断幕、のぼり、幡をさらに強力にしていきます。
決意も新たに、住民側の結束、パワーを見せるのはこれからです。

 

 


新社長へ

2007年04月20日 | 反対行動

双日(株)のHPに、4月2日付で経営からのメッセージとして、新社長からのメッセージが出ています。
内容を抜粋すると、「これから双日という会社のブランドを創っていきたいと考えています。そのブランドの基盤となるものは、「誠実なる経営」をまっすぐに貫いていくということです。」と、やはり「誠実」という言葉を使っています。
さらに、「私の考える「誠実な経営」とは「有言実行」の経営です。約束したことは必ずやり遂げるということが、株主・取引先の皆様から信頼を得るということであり、「誠実な経営」を実践していくにあたり最も大切なことと考えています。」と続けています。まさに誠実のオンパレードです。

ここに私たちのケースを当てはめると、マンション反対の住民対策は全て日本開発にまかせてあり、反対運動は自分たちの知らない処で起きていることであって、有言実行の範囲外ということなのでしょうか。
汚い部分には蓋をして我関せずを決め込み、何処に「誠実」が見られるのでしょうか。「有言実行」なるあいまいな言葉で、負の部分を包み込もうとする姿勢が見えてきます。

あえて問いたい。法律の範囲内であれば何をしても良いと考えているのかと。
法律ぎりぎりのところで商売することに、大企業・双日は何とも感じないのかと。

 


第4回住民説明会2

2007年04月15日 | 住民説明会

2007年4月14日
第4回住民説明会が鎌取コミュニティセンター3階ホールにて行われました。
前回の続きで、質疑応答の部分です。
変更案については、あたかも守る会に了解されているかのように表現されていましたが、あっせん会議の席で受け入れられないと拒否したものであり、あくまでも案です。
矢印は、日本開発側からの回答

①18階が15階に変更になったが、総戸数が変更にならない理由は?
→経済活動上この戸数の確保が必要。これ以上の譲歩は考えていない。

②受水槽が新たに東棟の前に設置されているが、音の問題等ないか?
→地下へ埋める等考えていく。

③変更案での東側の圧迫感が増えている。公園の設置等考えられないか?
→意見は、調停の場において検討する。

続いて前回説明会での質問事項への回答がなされるが、容積率199.99%の
根拠は今回も提示されず。

次に、㈱四門のおとぼけおじさんから、18階が15階になったときのビル風の影響について説明あり。
私達の聞きたいことは、18階が15階になったことで緩和されましたという自己弁護が聞きたいわけではない。旧新日鉄社宅時代に比べて、どれだけ風の影響が増えることになるのかを聞きたいわけである。
住民側からの質問にあったように、布団があおられる程あった風が、布団も干せなくなるのではないかという、現実に発生するビル風を聞きたい訳である。
それに対して、質問の意味が判らないとあくまでもとぼけまくる㈱四門氏。
子供でもわかるような簡単な理論のどこが判らないのかが、私には理解できない。
2時間という限られた時間の中で、この人のために費やした時間は全く無駄でした。

次に交通量の説明があるが、説明を聞くまでもなく結果は判りきっていたとおり。
現実として、休日の夕方や雨の日は、信号で右折できない問題は今でも発生しており、ここに数百世帯が入ればさらに悪化することは間違いない。
だからどうすれば良いのかを回答すべきではないのか。
解決するためには、マンションから直接大通りへ出る出入口を作ること、総戸数を減らすこと、これ以外にはないでしょう。
これではマンション入居者からも、車で出にくいとの不満が出てくることが目にみえて明らか。

交通量の問題は、警察へ信号の時間変更の要望を出してはとの話が日本開発よりあったが、前回の説明会では、西側に出入口を設置することも考えるとの回答があったはず。
今回の変更案で、「共用棟」なる不明な建物を追加するのであれば、西側に出入口を設置してください。

3層4段の自走式駐車場をやめて、機械式駐車場を設置することに対して、住民側から、3層4段自走式駐車場に戻すべきだとの指摘に対しては、時間がないから出来ないの一点張り。最後の切り札は、「では18階建てに戻しますか」の言葉。

18階を15階に変更したことで、あたかもアドバンテージを持っているかのような言葉であるが、18階建てに戻すことは双日、日本開発側にとっても不都合なのではないのか。
                   

****************************
敷地は、更地に近づいており、その姿を見ると焦りも感じます。
住民側にとっても、決断しなければならない時が近づいています。
調停に、双日、日本開発が応じることが今回の説明会の中で明らかになりました。
この場に今度こそ、双日の代表者の出席を求めたい。

おゆみ野住民7500人の署名の重みは
たかが7500人ですか?
されど7500人ですか?新任の都市開発部長さん!
私達は、貴方の出席を待っています!

 

 

 

 


第4回住民説明会

2007年04月14日 | 住民説明会

       
          

2007年4月14日
第4回住民説明会が鎌取コミュニティセンター3階ホールにおいて行われました。

第2回あっせん会議で提示された変更案についての説明、質疑応答を中心に、前回の住民説明会での未回答事項の回答等が日本開発よりなされました。

変更案の概要は以下
・東棟が12階建から10階建に、幅63.4mから66.5mに。
・南棟が18階建から15階建に。
・北棟が7スパンから5スパンに、幅51.1mから35.8mに。ただし、位置が2.5
 m北側(すずかけ街側)にずれる。      
・自走式駐車場が、3層4段から2層3段に、高さは約12mから約10mに。
 新たに北側(北棟の北)に、機械式2段駐車場を設置。
・周辺のプライバシーに配慮
 (と説明では言っていたが、どの部分を指しているか不明)
・南棟と北棟の間に2層の共用棟の設置
(何のためのものであるか不明)

以上が、主な変更点であるが、総戸数355戸に変更はなし。
駐車場数362にも変更なし。容積率199.99%も変更なし。

改悪となる部分は、以下。
・北棟が2.5mすずかけ街側にずれることにより、北棟前の住居の日照の悪化
・東棟の幅が3m長くなることで、東棟前の住居の日照の悪化。
・機械式駐車場を設置することで、北棟前の住居に騒音問題の発生。
・東棟脇に新たに受水層を設置することによる、音の問題の発生

双日、日本開発側は、これが最終案であると言うが、当初案よりも悪化しているこの案をどうして納得することができるだろうか。
18階を15階にしたことに目が行きがちになるが、日影図を見ても日照については
あまり変化がなく、北棟が2.5mずれることによる悪化のほうが大きい。

総戸数355戸に変更がない限り第1回住民説明会から問題になっている交通量、ビル風、圧迫感の解決には決して至らない。

      

この変更案は、当初の1棟申請に認可されない可能性があること、3層4段の自走式駐車場の許可が取れない可能性のあること等、自分達の都合で出された変更案ではないだろうか。そして、355戸を死守するために見るからに窮屈そうな無理な設計になってしまっており、そのつけを周辺の住居にかぶせようとしている。

総戸数355はどうしても譲れないというが、損益の分岐点等の具体的な理由の明示がなく、何故355にこだわるのか。
機械式駐車場をやめて自走式駐車場へ戻すことについては、時間がないので変更が出来ないというが、時間がなぜ理由になるのか。
ここに「双日から与えられた業務を予定線表どおりに遂行しなければならない日本開発」という構図が見えてくる。
双日と同格の建築主であると言いながらも、戸数を変更する権限もなければ、予定を変更する権限もない。明らかな主従関係が見てとれる。

今回の住民説明会での唯一の収穫といえるのは、千葉市による調停に双日、日本開発が出てくる意志があることがわかったことでしょう。
調停の場こそ、真の建築主である双日の決定権を持つ人物の出席を求める。
そして、千葉市からも強く出席を求めることを要望する。


ビル風の問題、交通量の問題等の質疑については後日に回します。

今回の住民説明会でパフォーマンスを受け持ったのは、おとぼけおじさんを演じたビル風を説明した㈱四門氏でした。
あえて時間稼ぎのためにおとぼけを演じたのか、それともあれが地なのかは不明ですが。人を小馬鹿にしたような喋り方だけはやめてほしいですね。

       

 


建築紛争

2007年04月13日 | 反対行動

              

                                        

このブログを見ている方は、もともとマンション問題に興味のある方でしょうから、既に読んだ方が多いと思われますが、参考となる書籍を紹介します。岩波新書「建築紛争ー行政・司法の崩壊現場」 (五十嵐敬喜・小川明雄著)

マンション紛争に係わらない限り知ることはなかったであろう「1棟申請」や「一団地申請」などがそのからくりと共に解説されています。

先日の統一地方選挙で、県会議員、市会議員ともに、この双日マンション(仮称おゆみ野プロジェクト)の解決を訴えた方が当選しました。
その公約をぜひ実現していただきたい。

 


第4回住民説明会へ向けて

2007年04月10日 | 住民説明会

                                  

第4回住民説明会の日程が決まりました。
4月14日(土)10時より、コミュニティセンター3階ホールにて。

今回の説明会は、おそらく先のあっせん調整会議で提示された南棟を15階に、東棟を10階に変更した案の説明会となるでしょう。

変更案で気をつける点は、「18階が15階」という言葉に騙されてはいけないことです。
この言葉だけを捉えると、いかにも建築主側が住民に譲歩したかのように感じてしまいますが、実際に図面を見ると決してそんなことはないことに気がつくはずです。

そもそも当初案の17、18階は取ってつけたような出っ張りであり、最初から住民対策用に削ることを目的とした部分だったと思われます。
それは、CSD設計氏が頑なに容積率の算定根拠の提示を拒んだことからも判ることです。この部分は最初から容積率に入っていなかったのでしょう。
その部分を計画通り削除して、譲歩しましたというのは最初から計算ずくだったはずです。

・総戸数355に変更がない。
・駐車場台数362にも変更がない。
・機械式駐車場をすずかけ街住民の直ぐ前に設置しようとしている。
・自分達の西棟の日照を確保するために、西棟をすずかけ街側にずらそうとしてい 
 る。
・変更後の日影図を見ても、変更前とあまり変化がない。
等々、当初案からの変化があまり認められません。逆にすずかけ街側にマイナスになる部分もあります。

      

私達が反対する理由は、高さによる日照だけではなく、その規模の大きさにあります。
旧新日鉄社宅時代の2倍以上の住居数からくる、諸問題にあります。
それは、総戸数355を見直さない限り決して解決できない問題です。

今までの住民説明会で常に問題となってきた交通渋滞の問題、ビル風の問題は、高さではなく、規模からくるものであり、355戸の縮小がない限り解決出来ない問題です。
私達の主張は、単に既得権を守ろうという偏った主張ではないはずです。
常識で考えて間違っていることを間違っていると主張しているものです。
法律の範囲内であるという理由だけで、常識の通じない相手には何度も言ってきかせる必要があるだろうし、今後のステップである千葉市による調停でも、どちらの考えがおかしいかを判定してもらいたいものです。

 

 

 


春の1日に思うこと

2007年04月09日 | Weblog

      

旧新日鉄社宅は、更地に近づいている。
入口前にあった滑り台や鉄棒も取り壊された。
私達の願いとは別に着々と進んでいる光景を見ると、焦りを感じざるをえない。

第4回住民説明会の日程が決まりました。
4月14日(土)10時よりコミュニティセンター3階
先日のあっせん会議で提示された変更案の説明がなされるであろう。

15階への変更は、決して住民への譲歩ではないことをすずかけ街の皆さんは忘れないでほしい。15階への変更を妙にクローズアップすると、本質が見えなくなってしまいます。15階であろうと18階であろうと、総戸数355には変更がないのです。
当日配布されるであろう日影図を見るとわかりますが、日照はほとんど改善は見られません。逆に西側の棟がすずかけ街側へずれることで、道路際の家は却って悪化しています。さらに道路際に機械式駐車場の設置もあります。

               
             

       

春の泉谷公園。
桜の花は散り始めているが、若葉が薄い緑にかわりつつある。
重機が突き出た今の光景でさえ公園の景観に違和感を感じるのであるから、ここに巨大なマンションが出来てしまうと、どれだけの違和感があるのだろうか。
景観は、私達すずかけ街の住民だけの問題ではなく、おゆみ野全体の問題でもある。だからこそ7500もの反対署名も集まっている。
7500の反対署名の重みを、双日、日本開発は真剣にうけとめてほしい。

 大企業・双日にとって7500人は、「わずか」かもしれません。
しかし、この7500人の署名の重みをどのように捉えるのか。
100年後も双日という名の会社が存続しているかどうかは
この重みの受け止め方にあるといえます。
近隣住民も納得するものを作りましょう!双日さん!


なかの道と用途地域

2007年04月08日 | Weblog

      

私達すずかけ街と道路を隔てて、なかの道住宅街があります。
なかの道の方たちも私達同様、巨大マンション建設に反対を表明し、
市議会への陳情、紛争あっせん等団結して双日と戦っています。

      

なかの道住宅街は、用途地域が「第1種低層住居専用地域」で、すずかけ街の「第1種中高層住居専用地域」とは異なり、「低層住居専用」に指定されています。にもかかわらずマンションによる日照被害を受けるという泣くに泣けない状況になっています。巨大マンションの西側に位置し、朝陽を奪われてしまいます。

        

用途地域の矛盾がここにも見ることができます。
低層住宅街の中に、実情も調べずに中高層住居専用地域を作った矛盾です。
なかの道の方達は、「たまたま」「運悪く」中高層住居地域との境界線近くに住むことで被害を受けてしまいます。
市は用途地域の決定に問題がなかったと言い張るのであれば、低層住居専用地域に「たまたま」や「運悪く」などあってはならないはず。
それが現実に起きようとしているのである。

千葉市は平成8年の用途地域の指定の間違いを認め、平成8年を起算として用途地域の見直しを行うべきである。
この点は、さきの千葉市議会の中でも指摘されているはず。

そして、起算日による見直しが不可能であるならば、今こそその指導力を発揮して
巨大マンションを、実状に即した規模のものへと導いてほしい。

 


そして新日鉄社宅は姿を消した

2007年04月01日 | Weblog

      
既に先週のうちに最後の棟も取り壊され、6棟全てが姿を消してしまいました。
今の姿は、重機が入っているものの広い空地となっており、このままの姿であって欲しいと本当に感じる。

        
入口にあった公園の滑り台はまだ残っていました。
かつては、いつも子供達であふれていて、すずかけ街の子供も新日鉄の子供もみなここで遊んでいました。
子供達がここで遊んでいた光景が遠い昔のような気がします。

双日のマンションが建ったときに、入居する家の子供達はいったい何処で遊ぶのだろうか。
さらに、幼児を持つ母親は、何処へ子供を連れていくのだろうか。

南側を巨大な要塞のような建物で埋め尽くし、北側は駐車場とコンクリートだけの無機質な光景となってしまい、陽もあたらないし幼児を遊ばせる場所もない。
全ては、容積率いっぱいに建物を建て、人を入れようとする金儲け至上主義からくるものであり、入居する人たちの環境も無視されているように感じる。

       

18階建てを15階建てに変更して、住民へ譲歩したと言っているかもしれないが、それは自分達の西棟の全く陽の当たらない部屋の日照を確保したものであり、自分達への都合の良い変更ではないか。
現に容積率に変更もなければ、総戸数にも変更もない。
譲歩したというのは、総戸数を数十戸減らしたときに言えるものであり、
今回のあっせん会議で提示された変更案は、あくまでも自分達の都合による変更でしかない。

私達は、マンション建設そのものに反対するのではありません。
実際に現れるであろう問題点の解決策として、総戸数の縮小を求めているのです。
それは、今後入居してくる人たちにとっても同様な問題となる部分でもあるのです。

      企業理念の「誠実な心」を

      今こそ見せてください 双日さん!