カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ロックスター~

2011年11月22日 22時38分59秒 | 映画 / MOVIE
 この映画を見て再認識(過去に何度も自覚していた事だが)したのは、
私自身がROCKERなんだという事である。
全体的に民族音楽や宗教的旋律とROCKの融合、
私の好みの音楽ばかりだった。

平凡な学生からロッカーまで演じ分けた、
ランヴィール・カプールの演技が良かった。
何本か観ているが、初めて上手いと思った。
 しかし・・・残念ながらギターは弾けないようで、
演奏の場面は吹き替えた方が良かった。

今回は同僚のインド人6名と言う解説者がいてくれたお陰で、
疑問に思った事をその場で解決できたので助かった。

 < ストーリー > 

この映画、タイトルは音楽映画のようだが、
実際には ラブストーリーである。

デリー大学に通う平凡な学生ジャナルダン・ジャカールこと
JJ(ランビール・カプール)は、ジム・モリソンに憧れ、
ロックスターになることを夢見ていた。

彼と仲が良かった学食の主人オームプラカーシュ(クムド・ミシュラ)に、
ロックスターになるには辛い人生経験が必要だと言われたJJは、
失恋を経験するために、大学のマドンナ、ヒール(ナルギス・ファクリー)に
一方的に告白しストーカーのようにつきまとうが、
既に彼女はプラハに住む富豪と結婚が決まっていた。

 最初は疎ましく思っていた彼女も、結婚の前にいろんな経験をしたいと、
一緒にオールドデリーのいかがわしい映画館へ行ったり、
ハウスカーズ遺跡で酒を飲んだり、
結婚の為の買い物に付き合わせたりした。

カシュミールで行われる結婚式に行くため、
JJは大学を止め、家族に内緒で出かける。
 この時点でJJとヒールは恋に落ちていたが、
予定通り結婚式は行われた。


      
  ヒロインのナルギス・ファクリーはデビュー作だが、
  パキスタン人とチェコ人とのハーフで30歳を超えており、
  なおかつ結婚していると言う異色の新人。

  演技が下手と同僚たちは酷評していたが、
  しかしその透き通る様な美貌は、
  カトリーナ・カイフを初めて観た時のようなインパクトを感じた。

ヒールからジョーダンと言う名前をつけられたJJは、
デリーに戻るが、家からは追い出されてしまった。
ニザームディン廟に住みイスラム音楽に触れながら、
音楽性を伸ばしてゆく。

 笛奏者ウスタード・ジャミール・カーン(シャンミー・カプール)に
才能を認められレコード会社と契約しデビューをすることになる。
その会社のツアーにプラハが入っている事を知ったジョーダンは、
どんな契約でもいいからと社長に直訴し、ツアーに参加する。

   この社長が見事なヅラなのだが、
  タイマッサージの途中でヅラが落ちそうになったり、
  バスルームにヅラをかぶったマネキンの首があったりして、
  カツラKGBの私は一人で大ウケした。

再会したが二人の関係は家族の知るところとなり、
ヒールは別れを告げる。
その後、ヒールは病におかされデリーの実家に戻る。

ヒールの妹がジョーダンのコンサートにやってきて病状を告げ、
ジョーダンはヒールの元に駆けつける。
ヒールは奇跡的に回復するが・・・・息を引き取ってしまう。

ジョーダンは悲しみの中、ステージに立つ。
そこで・・ヒールの幻を見る。

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コメント (2)
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