ＪＢＣの２００８年度の最優秀試合と殊勲賞に、
小堀佑介選手が選ばれた。
最優秀試合には５月１９日、
ＷＢＡ世界ライト級チャンピオン：ホセ・アルファロ選手に
３ラウンドＴＫＯ勝利を飾った試合が選ばれた。
あの日の私は、
今回の初防衛戦より数倍も緊張していた。
クラブ・コボリの一員として、
一般の観客より前に会場に行き、
チケットを切られていないまま入場し、
物販のお手伝いをしていた。
空いた時間に観客のいない会場で、
入場ゲートや青コーナーや客席を撮影していた。
勝利を信じてはいたけれど、もしかしたら・・・
これが最後の試合になるかも知れない・・・。
そんな不安がかすかにあった。
今回の防衛戦は一人のサポーターとして参加した。
出かける間際に「のぼり隊」の参加要請があり、
もちろん喜んで参加させて頂く事にした。
いつも後楽園ホールの試合の時には、
赤コーナーの花道で「のぼり」を持って小堀選手を迎えていた。
前座の試合が終わり小堀選手の入場までは、
４０分程の時間があった。
小堀選手は客席から入場すると言う。
では客席から赤コーナーまで「のぼり」を持って並ぶか・・。
そこに角海老宝石ジムの社長が一言。
「小堀の後について、控え室から一緒に入場しよう。」
これはエライ事になった。身に余る光栄だが、
テレビにバッチリ写ってしまう・・。
（やばい！ノーメイクなのに・・・。）
「のぼり隊」全員は思った。友達に連絡しなければ！！
・・・と言うわけで、いろんな人にメール送信。
ここで
重大な問題が発生。
「のぼり」が・・ないっ
「のぼり」は・・・何処だっ
「のぼり隊」は集団で、控え室から会場迄を右往左往、上へ下へ何度も往復。
ヘロヘロ状態・・・しかも入場時間が迫ってくる。
小堀選手が控え室から出てきた
慌てて後を追う。
客席の後方にあるエスカレーターの所へ。
出番を待つ小堀選手。
あっ「のぼり」だっ！
「のぼり」は予めエスカレーターの後に移動されていたのだった。
素早く竿を伸ばしてスタンバイ。
ライトが点けられて、
撮影開始だ。
なぜか客席へ向わず、エスカレーターを登って行く。
・・・演出である。エスカレーターを登り、
降りてくる所からテレビには放送された。
田中トレーナーを先頭に小堀選手、
さらにシャートレーナーがチャンピオンベルトを頭上に掲げて続く。
「のぼり隊」は会場に先回りをして小堀選手の入場を迎え、
そこからは小堀選手の後に続いてリングまで進んだ。
リングインと同時に「のぼり隊」は撤収し、試合を待った。
君が代斉唱。
バタバタな入場シーンだったが、
小堀選手は全く動じずにいつも通りのファイトを見せてくれた。
さすがは「男の中の男」
・・・と言うわけで、入場シーンは見る事ができなかった。
入場曲が入場より短かった事は、後から知った。
実は台本ではエスカレーターを小走りに降りてくる設定だったらしいのだが、
走らずに乗ったまま降りてしまったためらしい。
それから・・・私の持った「のぼり」はオンエアされたが、
私はカットされていた。
それでも世界戦で一緒に入場できた事は、
一生の思い出である。
未完成なままチャンピオンになった小堀選手、
まだまだ伸びしろは十分にある。
一歩も引かない王者の心を持つ小堀選手、
もっともっと観ていたい。
リングに戻ってきてくれる事を心から祈ってやまない。
速報！！ 
『小堀選手、現役続行を正式に表明！！』
ホントに・・・良かった・・・・
（号泣）
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世界戦まで．．．．．あと４日。
決戦は、いよいよ明日。
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小堀佑介選手が選ばれた。
最優秀試合には５月１９日、
ＷＢＡ世界ライト級チャンピオン：ホセ・アルファロ選手に
３ラウンドＴＫＯ勝利を飾った試合が選ばれた。
あの日の私は、
今回の初防衛戦より数倍も緊張していた。
クラブ・コボリの一員として、
一般の観客より前に会場に行き、
チケットを切られていないまま入場し、
物販のお手伝いをしていた。
空いた時間に観客のいない会場で、
入場ゲートや青コーナーや客席を撮影していた。
勝利を信じてはいたけれど、もしかしたら・・・
これが最後の試合になるかも知れない・・・。
そんな不安がかすかにあった。
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今回の防衛戦は一人のサポーターとして参加した。
出かける間際に「のぼり隊」の参加要請があり、
もちろん喜んで参加させて頂く事にした。
いつも後楽園ホールの試合の時には、
赤コーナーの花道で「のぼり」を持って小堀選手を迎えていた。
前座の試合が終わり小堀選手の入場までは、
４０分程の時間があった。
小堀選手は客席から入場すると言う。
では客席から赤コーナーまで「のぼり」を持って並ぶか・・。
そこに角海老宝石ジムの社長が一言。
「小堀の後について、控え室から一緒に入場しよう。」
これはエライ事になった。身に余る光栄だが、
テレビにバッチリ写ってしまう・・。
（やばい！ノーメイクなのに・・・。）
「のぼり隊」全員は思った。友達に連絡しなければ！！
・・・と言うわけで、いろんな人にメール送信。
ここで
重大な問題が発生。 「のぼり」が・・ないっ 「のぼり」は・・・何処だっ「のぼり隊」は集団で、控え室から会場迄を右往左往、上へ下へ何度も往復。
ヘロヘロ状態・・・しかも入場時間が迫ってくる。小堀選手が控え室から出てきた
慌てて後を追う。
客席の後方にあるエスカレーターの所へ。
出番を待つ小堀選手。 あっ「のぼり」だっ！「のぼり」は予めエスカレーターの後に移動されていたのだった。
素早く竿を伸ばしてスタンバイ。
ライトが点けられて、 撮影開始だ。なぜか客席へ向わず、エスカレーターを登って行く。
・・・演出である。エスカレーターを登り、
降りてくる所からテレビには放送された。
田中トレーナーを先頭に小堀選手、
さらにシャートレーナーがチャンピオンベルトを頭上に掲げて続く。
「のぼり隊」は会場に先回りをして小堀選手の入場を迎え、
そこからは小堀選手の後に続いてリングまで進んだ。
リングインと同時に「のぼり隊」は撤収し、試合を待った。
君が代斉唱。バタバタな入場シーンだったが、
小堀選手は全く動じずにいつも通りのファイトを見せてくれた。
さすがは「男の中の男」
・・・と言うわけで、入場シーンは見る事ができなかった。
入場曲が入場より短かった事は、後から知った。
実は台本ではエスカレーターを小走りに降りてくる設定だったらしいのだが、
走らずに乗ったまま降りてしまったためらしい。
それから・・・私の持った「のぼり」はオンエアされたが、
私はカットされていた。 それでも世界戦で一緒に入場できた事は、
一生の思い出である。
未完成なままチャンピオンになった小堀選手、
まだまだ伸びしろは十分にある。
一歩も引かない王者の心を持つ小堀選手、
もっともっと観ていたい。
リングに戻ってきてくれる事を心から祈ってやまない。
速報！！ 『小堀選手、現役続行を正式に表明！！』
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