カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの寺院】 ~ クリシュナ寺院~ (ハンピ)

2007年11月20日 23時31分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
ハンピバザールからヘーマクータの丘を下って、
ガネーシャ像からラクシュミー・ナラシンハ寺院
ヴァダミリンガ寺院へ向う途中に大きな寺院の遺跡がある。

それがこのクリシュナ寺院である。
寺院にあった説明書きによると・・・
1513年にオリッサ州のウダヤギリから、
クリシュナ像を運び奉納した・・・・らしい。

寺院の全体は原型を留めていないのだが、
写真の入口と建物の一部が残されており、
柱の彫刻は見事だった。

     

また寺院の向かい側の参道の両側には、
50mものバザール跡があり壮観だった。
この寺院の規模と毎日たくさんの人々が参拝に訪れ、
信仰の中心であったであろう事が容易に想像できた。

     

ハンピ遺跡の最大のハイライトであるこの寺院。
マタンガ山からトゥンガバドラー川沿いの道を約2Km、
しかも岩山超えの道のりである。
このルートは自転車は使えない。

自転車で行くならちょっと遠回りになるが別のルートがある。

この寺院への入場料は5US$である。(外国人料金)
同日ならばこの入場券の半券で、王宮地区のロータスマハルと
エレファント・ステーブル(象舎)にも入れる。

クリシュナデーヴァラーヤ王の時代(1509~29年)に、
建設が始まった。
ヴィジャヤナガル(ハンピの別名)最高の傑作と言われる、
寺院の彫刻は柱にも見る事ができる。

         

ヨーガのねじりのポーズ、
「アルダ・マツェーンドラ・アーサナ」をする人の彫刻もあった。
      

   

前庭には、馬車をかたどった彫刻もある。
この馬車は向きを変えることもできたそうだ。
   

 この寺院の入口の前にドリンク屋の兄ちゃんがいる。
名前は聞き忘れたが20代半ばだろうか。
ヒンディー語は少しだったが英語は話せた。

一休みついでにパラソルの下でジュースを飲みながら談笑した。
兄ちゃんはパンジャビー姿でヒンディー語を話す私にこう言った。
 インドの服を着て、インドの言葉を話せるなら、
   インド人料金(10Rs:約30円)で入れるよ。」

私が「 いくらなんでも、そりゃ無理だよ。」と言うと、
兄ちゃんの友人のリクシャーワーラーも言った。
「肌の色が白いからインド人には見えないよ。」

 やはり・・・インド人には見えないか。

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コメント
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