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ギターケースの話

2022年01月11日 | Weblog
 3日前にクラシックギターケースのサイドを覆っている部分が剥がれて来た。
見た目は糸のステッチで縫い付けられていると思う作りになっている。
そのステッチの糸が綻びていて、さらに、その糸で取り付けられているバインディング(帯状のバンド)が本体から剥離してきた。
うん? なんだろう? あらら~~。 最初に見た時はそんな感じ。
よくよく見てみると、本体とバンドとの取り付けのステッチは単なるデザイン。
実際には本体とは縫い合わせられていないのであった。 接着剤も使用されていない状態で、細いピンのような物で軽めに止められているだけ。
これを補修する為に強力接着剤で接着したけど、結局はあまり効果的ではない。
何れ全体が剥がれるのは時間の問題だ。 もちろん、ケースとしての機能はあまり関係が無いことはある。 金具が破損した訳ではないし、ケースもまだまだとても綺麗な状態である。
しかし、私はこうした破損している物を使う気がしない性格なので、結局はこのケースは古いギターを収納することにして、お蔵入りとしている。 
古いギターも弾く機会はもう無いだろうと思うけど、若い頃に購入した思いでもあるし、安物のギターでもそれなりに沢山の私の履歴が込められている。
で、新しいクラシックギターケースを思い切って購入することにした。
ハードケースが理想だけど、今回のような剥離する可能性はかなり高い。 以前(若い頃に使用していたハードケース)使用していたハードケースも同じ作り(ただし、この頃のケースはこんないい加減な作りではない。 今は中国製の粗悪な品質を堂々と売っている状態である)であるため、信頼することは不可能である。 
ハードケースと同等の強度や保護する性能を有するケースとなると、セミハードケースだろう。 セミハードケースはいろんな種類があるので、なかなか選択するのは難しい。 その中でも今もう一つのギターで使用しているセミハードケースはほぼハードケース同様の作りになっているのも(アリアのセミハードケース)で、今回使用するギターのサイズがどうだろうと思い、入れてみるとピッタリである。 クラシックギターのサイズは若干の差こそあるが、ほぼ同じサイズ出あることが解る。 これと同じ物を購入しようと思ったけど、どうしようかな? これはAmazonで11000円(税込み)で購入できる。
しかし、まっ、いいのだけど、同じケースと言うのもちょっとな~。
で、少し違いのある物を探してみるけど、ケースが柔らかい物とか、サイズが大きい物とか、いろいろである。
以前購入したギターに付属していたケースが欲しい! これはロッコーマンのスーパーライトケースである。 このケースはとても軽く、しかもハードケースに劣ることが無い強度がある。 さらに見た目も高級感があるし、防水機能もしっかりしている。 スタイロテックの本体素材は軽くて強度にも信頼する価値がる。 ファスナーで開閉するのも使いやすいし、スムーズに動作するYKK製の防水ファスナーを使用している。 ハードケースとの違いは、開閉のためにある金具が無い事。 このためにほとんどが施錠する事が出来ない仕様になっているが、こちらは施錠する事が出来る。 
以前使用していた経験から、このケースはある意味では理想的だ。
しかし、価格差が倍以上もあるので、ちょっとどうしようかな? 
Ariaのセミハードの倍の価格である。 税込み22000円。
しかし、まっ、ギターケースはある意味では生涯使用する事も可能だ。
(今回破損したケースのような作りではない限り)セミハードはファスナー式の開閉であり、本来表皮も布製でビニールなどの経年劣化などで剥離する心配もない。 プロの人達が使用するケースも最近は昔のハードケースではなく、カーボン製のケースが目立つ。 もちろん、カーボン製なら問題ないだろう。
ただし、価格からするとかなり贅沢な代物だ。
それほど高価なギターじゃないのに、ケースだけ高額の物を使用するのも如何なものだろうか。 
今回破損したケースはCórdoba45Limitedに付属していたケースで、
Humicaseヒュミケース プロテージシンボディギターケースである。
これは中に(蓋の側に)スポンジが入っているケースがあり、このスポンジを湿らせて、ギターの乾燥を防ぐと言うのも。
これはネットで検索すると26000円弱で販売されている。
これぐらいの価格でありながら、私の場合には約1年半で破損する結果となったのだ。 しかも、私の場合には屋外に持ち出すことも1度も無い。
室内で使用しているだけのとても丁寧な使用状態でも2年も経たないで破損する事になるようなケースは買う価値は無い。 
これは先の書いたけど、所詮、中国製の粗悪な品質であるのは明白だろう。
これに異論があるなら、実際に私の所有するケースを見れば納得できるだろう。 このケースは付属で付いていたので使用していたけど、このケースを単独で購入するのは愚である。
まっ、これまでもギターケースは3個購入している。 これはギターに付属していたケースが情けない代物で、どうしてもセミハードで保管していきたいと思ったからだ。 
ハードケースは先日購入したばかりのEpiphoneレスポール用のハードケースが同じ作りになっているので、この点に関しては、今後どの程度で同じ症状が出るか?ちょっと心配でもある。 ただし、このケースに関しては、丁寧に見る限りはかなり丈夫に作られている印象もある。 今回剥離したボディーを覆うバンド部位のステッチもかなり強力に取り付けられている印象がある。
そのステッチの状態を見る限りでは実際に本体に縫い付けられている印象である。 これは内装を剥がしてみないと実際には見えないけど、明らかに今回の
Humicaseとは品質的に比較してもかなり上質な作りだと言っても過言ではなさそうだ。 これはEpiphoneがギターとは別で販売しているだけあり、その品質にはそれなりに信頼される物を作っているのだろう。
さて、その今回購入したケースが届くのは14日になり、それまでは今はCórdobaGKstudioLimitedを部屋に出している。 
これは暫定であり、今入れているAriaのケースに戻し、新規購入したスーパーライトケースにクラシックギターを入れる。 
サイズもジャストで、実際にAriaのケースとのサイズ差はほとんど無い。 
内側のサイズもギターが全く動くことが無い程に隙間もなく、オーダーのようなサイズ感出あることは間違いない。 
何しろ、ファスナーの開閉はとても使いやすい。 今使用している他のケースもファスナーの開閉式で、フルアコを保管しているセミハードケースもファスナー式でとてもスムーズに開閉することも出来る。 なので、金具が4個程度あるハードケースに比べてとても使いやすい。 
ギターを部屋に出しっぱなしにしている人も少なくないけど、私は以前も書いたけど、必ず使用していない時にはケースに収納して保管している。
もちろん、外に持ち出すことがある人は当然だけど、ケースを使用するのは当たり前だろうけど、私のように外に持ち出さない人は意外とケースにまで費用を掛ける事が少ない。 
しかし、やはり、それなりにギターを大切にするならば、ケースは必須で、埃対策、湿度や温度などから保護するすることも少なくともある程度は出来る。
さらには、不用意にギターを倒したり、傷を付けることもなくなる。
部屋にギターを立てかけている人は意外とギターを転倒させている人も少なくない。 ギターは意外と弱く、倒してネックを折る事も少なくない。
しかしも、それがある程度高額なギターならその時点で相当ショックだろう。 
ギターを購入する場合にはケースも同様に予算に入れる事をお勧めしたいし、ギターはケースが必須だという意識が大切だろう。 
さて、今日はギターケースについて書いてみた。
今日は雨天で外出はあまりしたくないけど、少し買い物する必要がるので、これから少し出かける。 
今日も休みなので、ギターの練習(学習と言ってもいいかもしれない)をしっかりとしたい。 課題曲の練習ももちろんだけど、ギターの音楽的な理論、指板の位置と音などを感覚的に弾けるように学習する事も大切な練習に組み込むことにしている。 これはコードを覚える事は勿論だけど、ソロで弾く時や、バッキングする時でも即興で弾くために必須の知識だし、能力と言ってもいいだろう。 いろんな覚え方があるので、いろいろと学習、練習を繰り返して自分の実力にしたいと思う。
さて、では休も良い一日なることを願って、充実した日を過ごしたい。