ひよりの音楽自己満足

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10.9.30 Voices Of Rainbow

2010-10-03 14:58:22 | ライブレポ HR/HM
◇ 2010.9.30 渋谷CCレモンホール
<Voices Of Rainbow>
 2010年5月16日の夜、信じられない情報が錯綜していて困惑しました。誤報かデマであることを願って・・・でもWendy女史の正式なコメントを見て愕然としました。昨年からガンと闘っていた世界最高のHR/HMヴォーカリストRonnie James Dio様が天国へ旅立ってしまうなんて・・・ショックでした・・・
 ずっと初期Rainbowの再結成を願っていたのですが、1998年にCozy様が交通事故で他界。Rainbowが出来なくなったとしてもせめてRitchie様とRonnie様でなにかやってほしかったのですが・・・その夢すら消えてしまって・・・残念でなりません。

 2007年、Rainbow2代目ヴォーカリストGraham Bonnetさんと、3代目ヴォーカリストJoe Lynn Turnerさんの夢のコラボレーションが実現しました。Grahamさん率いるALCATRAZZと日本人ミュージシャンを従えたJoeさんのバンドのカップリングツアーが日本で開催され、各地で盛況し、Rainbowファンを楽しませてくれました。JoeさんはソロやHTPなどで度々来日してましたけど、Grahamさんは2000年のANTHEMのゲストで来日して以来でしたからもうファンは大喜び!

 2009年には元RainbowのメンバーがJoeさんの呼びかけで集まり、ギターにはなんとRitchie様のご子息であるJurgen Blackmoreさんが招かれてOver The Rainbowなるユニットを結成。ロシアや北欧などを廻ったあと来日し、各時代の代表曲をたっぷりと聴かせてくれ、Rainbowファンを楽しませてくれました。

 そして2010年。Ronnie様の訃報に悲しんでいるRainbowファンにこんな企画が。<Voices Of Rainbow>。日本でGrahamさんとJoeさん、そして95RainbowのヴォーカリストDoogie Whiteさんの3人の元Rainbowヴォーカリストが一同に会してライブを行う、と。Grahamさんは前回と同じくALCATRAZZで、Joeさんも同じく日本人ミュージシャンのバンドですが、ゲストにDoogieさんが参加する、と。Doogieさんは95年以来ですのでとっても楽しみです。

<Joe Lynn Tunner Band with Doogie White>
 メンバーはJoeさんの他、ギター梶山章さん、GERARDのお3方、キーボード永川敏郎さん、ベース長谷川淳さん、ドラムス藤本健一さん、そしてゲストヴォーカルのDoogieさんです。GERARDメンバーは今年ニューアルバムも発表し絶好調ですけど、梶山さんはここ数年左手が不調で昨年はギターを弾ける状況ではなかったとか。でも今年になって少し回復してきたそうですけど本調子ではなさそうな感じ。Joeさんはここ数年声の衰えが気になってきているのであまり期待していませんが、数年前まであのYMさんのバンドのヴォーカルだったDoogieさんには期待してたんですよね。

 さて当日。開演時間が18時半ということなので早めに仕事を切り上げて会場へ。客席は1階席は9割くらい埋まっていて、2階席は4割くらいかな?まあ平日だしこんなもんでしょう。お客さんはやはり自分と同世代のリアルタイムファンが多かったですね。仕事帰りの中堅リーマンさん結構いました。会場にはずっとDioの曲がながれてましたね。

 開演予定時間の18時半、急に客席が暗くなって、そしてステージに早くも日本側ミュージシャンが登場。お客さんみんな「えっ、もうやるの?」って感じであわて席にもどって。普通5-10分くらい押してはじまるのに、定刻ではじまるなんてまずないですもんね。自分もほんと驚きました。
 そしてステージが明るくなってブルーライトに包まれ、あのドロシー嬢の声、そしてバンドイントロの「Over The Rainbow」がはじまって1階席もう総立ちです。一気に気分が高揚しますね。そして梶山さんがアップテンポのギターリフを。1曲目は「Spotlight Kids」。これぞ”様式美ハードロック“のスッゲーかっくいい曲、最初からもうめっちゃノリノリっす。Joeさん登場で再び盛り上がってそしてJoeさん歌いはじめますが・・・声かすれてるし。ツアー最終日となるとそうなっちゃうんでしょうね。もともとパワーも衰え気味だったし。間奏ではスリリングなギターソロ&キーボードソロも。もちろんギターとキーボードにはSpotlightが。
 続いて2曲目は後期Rainbowの大ヒット曲「I Surrender」。ポップなメロディックハードロック、やっぱいい曲だわ。全部歌いたいけどここは体力温存でガマンっす。サビはもちろん大合唱!曲の途中では梶山さんが長谷川さんの方へ。終盤のメロウなギターソロ、いいですねぇ。

 「Tokyo!コンバンハ!」「Welcome to Voices Of Rainbow!」ってJoeさん。ここでちょこっとMCですが自分は英語わかんないもので書けないっす。でも“サケ”とか“Drinking”って言ってたかな?Joeさん今日は黒Tシャツ&黒パンツです。以前よりはおなかは目立ってはないけど、でもやっぱまだ“太い”っすね。あまり人のこと言えないけど。梶山さんはサンバーストラージヘッドストラト極太アームで、アンプはいつものENGLではなく今回はマーシャルでしたね。
 3曲目は「Drinking With The Devil」。かっくいいスピードハードロック。これもめっちゃかっくいいっす。Joeさんのライブでこの曲を聴いたのは初めてなので嬉しい!曲の途中ではJoeさんと長谷川さんが寄り添って。そしてJoeさんがコップを持って「カンパーイ!」って。間奏のギターソロも弾きまくりでかっくいいっす。
 続いて4曲目は「Street Of Dreams」。ミドルテンポのメロディアスな曲。これ大好きな曲です。だからこそJoeさんのもっとコンディションのいい時にクリアなトーンで聴きたかったかな。思い入れが大きいぶん、気になりますね。でもサビの♪Do you remember me~は大合唱です。「Beautiful!」ってJoeさん。ラストのメロウなギターソロ、よかったですねぇ。

 ここでJoeさんが「Good friend」「Mr,Doogie White!」ってDoogieさんをステージに招いて、そして笑顔でハグして。でも最初見たとき誰だかわかんなかったっす。Doogieさんってあんなにデブだったっけ?頬の下もちとたるんでるし。まあ初めて見たのは95年だからもう15年も経ているわけで仕方ないのかな?Doogieさんはグリーンにも見えるステン黒シャツに黒パンツです。

 ヴォーカルがDoogieさんに交代してそして「Don’t be afraid!」ってはじまった5曲目は「Black Masquerade」。95Rainbowの超名曲。グイグイと曲の世界に引き込まれていくスリリングな様式美ハードロック。めっちゃ聴きたかったので超嬉しいっす!曲の途中Doogieさんはステージ右へ。梶山さんと長谷川さんは中央で。間奏のギターソロ&キーボードソロもかっこよかったっす。ギターソロの時、長谷川さんが梶山さんの方へ。

 「Thank you very much!」ってDoogieさん。6曲目は「Ariel」。ミドルテンポのとってもメロディアスなパワーバラード。これも大好きな曲です。しっとりとはじまって徐々に盛り上がっていって。中盤のメロウなギターソロのあと、Doogieさんシャウト連発!そしてエンディングへ。高いところはやはりメロを替えてましたね。ま、95年のときもツアー後半はそうしてたからしゃーないかな。
 続いて7曲目は「Hall Of The Mountain King」。グリーグ作曲ペールギュントの“山の魔王の宮殿”のオイシイとこを用いたアップテンポのスリリングなハードロック。中盤のゆったりとした“朝”のフレーズもいいですねぇ。Doogieさんはドラム台の上に乗ったり、ソロでは腕を組んで仁王立ちしたり。終盤のリフが段々早くなるとこはほんとスリリングでかっくいいっす。

 「Thank you very much!」ってDoogieさん。そしてMCで「Ronnie!」って。はじまった8曲目は「Temple Of The King」。Rainbow1stアルバムのミドルテンポのバラード。ここではイントロがはじまると客席から自然と手拍子が。ギターリフをバックにDoogieさんが抒情的に歌い上げます。間奏ではしっとりとしたメロウなギターソロが。そしてヴァースにもどりますが、よく見るとDoogieさん涙をながしてます。感極まったのでしょうね。DoogieさんはRonnie様が大好きで、95RainbowのときにもJoeさんの頃の曲よりもRonnieさんの頃の曲を歌いたがったってRitchie様がインタビューで答えていたような。ラスト涙声で熱唱するDoogieさん、めっちゃ感動しました。素晴らしい!

 泣いているDoogieさんをJoeさんが優しくハグして、そしてここでヴォーカルは再びJoeさんに交代。「Mr,Ronnie James Dio!」ってJoeさん。はじまった9曲目は超名曲「Stargazer」。ドラムのイントロが微妙に違ってたかな。でもリフがはじまるとそれはもう鳥肌モノ!でもJoeさんのヴォーカルがはいるとちょとガッカリ。どうしても思い入れありすぎでRonnie様の印象が強いもので。でもサビでは♪Oh I see his face~って大合唱です。間奏ではドラマティックなギターソロが。このときJoeさんは長谷川さんに寄り添って。そして梶山さんが藤本さんに手を上げて合図を。ラストは一旦演奏が止まって「Let me here!」って♪Now where do we go~でFin。「Mr,Ronnie James Dio!」ってJoeさん、大拍手大歓声です。

 そしてパイプオルガン調の重厚なサウンドが場内に響いて。10曲目は「Can’t Let You Go」。ミドルテンポのバラードでこれも後期Rainbowの名曲ですね。間奏のメロウなギターソロもよかったですね。Joeさんが梶山さんに寄り添って。ラストはJoeさん、お客さんにメロディを歌わせて。
 続いて11曲目は「Can’t Happen Here」。一転してめっちゃ軽快で楽しいポップロック。超ノリノリでもうお祭りさわぎ!長谷川さんもめっちゃノリノリで見ているほうも楽しくなっちゃいます。GERARDでは狭いライブハウスのステージが多いので動きも制限されますけど、広いステージで生き生きとノリまくる長谷川さんって初めてみたかも。女性ファンが多いのも納得です。かっくいいっす。サビはもちろん大合唱!ギターソロのあとのヴァースでは梶山さんも客席を煽りまくってましたね。

 「Alright!Tokyo!」ってJoeさん。「Keep on rockin’!」って本編最後12曲目は「Death Alley Driver」。Highway Starタイプのドライヴィングハードロック。Joeさんは再びグラサンをかけて。ドラムからはじまって客席に手拍子を促して引っ張ります。「アキラサーン!」ってJoeさん。ギターがグイングインアームを唸らせて盛り上げ、そしてヴァースへ。間奏では弾きまくりのギターソロ、そしてキーボードソロへ。Joeさんと長谷川さんが永川さんの前へ行って煽ります。ラストはめっちゃ盛り上がってFin。
 曲が終わると大拍手大歓声!「Tokyo!アリガト!」ってJoeさん。そしてJoeさんがメンバーを呼んでステージ前に並んで、そしてDoogieさんも呼んで6人で何度もお辞儀を。「アリガト!ジャ、マタネ!See you later!」ってJoeさん。Doogieさんはご自分の名前入りのTシャツをしきりにアピールしてました。物販にあったかな?見逃したかな?そしてメンバーの皆さんは大拍手のなか手を振りながらステージ袖へ。あれっ、アンコールなのかな?あれで終わりなのかな?って感じもしましたけど、やはりアンコールを求める手拍子が湧いてきて。

 するとほどなくメンバーの皆さんがステージに戻ってきて大拍手大歓声で迎えられます。「モウイッポン!」「One more?」ってJoeさん。そしてパワフルなドラムがアップテンポのリズムを。Joeさんは手拍子を促して、そして「アキラサン!」ってギターを。梶山さんが力強いギターリフを鳴らして。オーラス13曲目は「Power」。めっちゃノリのいいパワーロック、かっくいいっす。ノリノリの長谷川さん、ヴァースに入ると梶山さんの方へ。もちろんサビは♪Power!って大合唱。アグレッシブなギターソロのあとは演奏が止まってみんなで手拍子で♪Power!って掛け合い。ここでJoeさんが再びDoogieさんを呼んでDoogieさんも一緒に♪Power!って観客を煽って。ラストはめっちゃ盛り上がって♪ジャーン!でFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!JoeさんとDoogieさんは手をつないでバンザイ!大拍手のなかメンバーの皆さんは手を振りながらステージ袖へ。時計をみると20時ちょっと前と、90分弱の楽しいライブでした。Joeさんのコンディションはまあ仕方ないかな。Doogieさん、中音域は結構太くて良かったですね。見かけはともかくもDoogieさんを見直した方も多いのではないかと。Temple Of The Kingはほんと素晴らしかったし。長谷川さん・藤本さんのGERARDリズム隊はすごく良かったと思います。2007年のときはドラムに違和感を感じたけど、今回はそんなことなかったし、なによりも長谷川さんが生き生きとしてノリノリでベース弾いてたのがかっこよかったっす。せっかく日本最高峰ロックキーボーディストのひとりである永川さんが弾いているのに“見せ場”が少なかったのは残念。キーボードソロをもっと聴きたかったかな。欲を言えばStargazerのラストでオリジナルのようにストリングスサウンドいれてくれてたらめっちゃ感動したかも。演奏後に近くのお客さんがギターに関して苦言を。ちょっと悔しかったっす。もちろん無難にこなされてはいましたけど、梶山さんが本調子だったらもっと凄かっただろうにと。まあ贅沢を言ったらキリがないっすね。なんせ1980年からの30年来のRainbowファンなもので思い入れありすぎです。すいません。

<ALCATRAZZ feat Graham Bonnet>
 1980年にMonsters of RockでのRainbowのライブ音源をFMで聴いてからすっかりRainbowにハマってしまったんですよね。もちろんRonnie様もJoeさんもDoogieさんも好きですけど、誰にもまねのできない超人パワーシャウトのGrahamさん、大好きです。もっともその時代からも好不調の波が激しくて、いいときに当れば最高なんですけど、調子悪いときも多いんですよね。でもヴィブラートを掛けないストレートで力強いあのシャウトはほんとかっくいいっす。でもALCATRAZZ以降はあまりパッとした活躍はないんですね。あれほどの声をお持ちなのにバンドに入ってもすぐに音沙汰なくなっちゃうし。
 自分が初めて生でGrahamさんを観たのは2000年のANTHEMのライブの時でした。本調子ではないものの超パワーシャウトにシビれちゃいました。そしてRainbowでもライブでやっていたWill You Still Love Me Tomorrowはもう鳥肌立って背筋がゾクゾクするくらいにもう凄すぎてめっちゃ感動したんですよね。そのあとまた音沙汰がなかったものの2007年にきてくれて全盛期には程遠いもののそこかしこで凄いシャウトを聴かせてくれて。そして天然のおちゃらけパフォーマンスもたっぷりと。たっぷり楽しませてくれましたね。今回も楽しみです。
 今回のメンバーはGrahamさんの他、ギターHowie Simonさん、ベースTim Luceさん、ドラムスJeff Bowdersさんの4人です。

 前バンドが終わってステージはスタッフの方々がテキパキとセットチェンジを。ドラムは台ごと移動ですから早いっすね。会場にはDioの曲がながれていました。
 20時を過ぎた頃、照明が暗くなってSEではALCATRAZZの「Night of the shooting star」がながれて。コーラスのきれいなバラード曲です。そしてメンバーの皆さんがステージに登場!拍手で迎えられます。その後いきなり衝撃音が鳴り響いて、そしてはじまった1曲目はMSGの「Assault Attack」。Rainbowと名うってのイベントでこの選曲とは以外でしたね。ほんとは前回のように「Eyes Of The World」をやってほしかったけど。ステージにGrahamさん登場で大歓声!そして最初からパワフルなシャウトを連発です。コンディションはまあまあな感じですね。アップテンポのパワフルなハードロックでかっくいいっす。間奏ではメロウなギターのトリルが繰り返されて。そしてヴァースにもどるとGrahamさんステージ前に座ってそして寝転んで歌って。最初からやってくれますねぇ。

 続いて2曲目は「To Young To Die, To Drunk To Live」。アップテンポのパワフルな曲。Grahamさんステージ前でお客さんとハイタッチ。ギターソロはHowieさんYMさんのオリジナルに近いソロを。Howieさんはクリーム色(?)のストラトにアンプはマーシャルです。Grahamさんはグラサンに黒シャツに黒パンツで左腕にはシルバーのブレスレットを付けて右腕には時計を。終盤はGrahamさんステージにヒザを着いて熱唱です。

 「Thank you!」ってGrahamさん。MCで「Rainbow」っておっしゃったかな?3曲目はGrahamさん時代のヒット曲「Since You’ve Been Gone」。親しみやすいポップロックでみんなリフに合わせて手拍子です。ギターソロではHowieさんYMさんみたいに弾きまくって。
 続いて4曲目は「God Blessed Video」。アップテンポのめっちゃ明るく楽しい曲。タッピングのリフもHowieさん何なくこなして。この曲の中盤ではGrahamさんシャツのボタンを外し始めて、そしてそれまでかけていたグラサンを外して。

 ここでGrahamさんはモニターに貼ってあるカンペを交換。5曲目はRainbowの「Love’s No Friend」。ミドルテンポのヘヴィブルーズです。この曲を生ライブで聴いたのはこれが初めてなので嬉しいっす。シブくはじまるも徐々に盛り上がって。間奏のメロウなギターソロもいい感じでしたね。サビでは突然お客さんにマイクを向けてビックリ!
 「Thank you!」ってGrahamさん。6曲目はキーボード音のリフからはじまる「Kree Nakoorie」。これもミドルテンポのヘヴィでメロディアスなバラード。Grahamさん、大汗かいて顔真っ赤にして熱唱です。ギターソロもHowieさん、YMさんのトーンで弾きまくって。そして曲は「Hiroshima Mon Amour」に。ミドルテンポのメロウでヘヴィな曲。Grahamさん、ヒザをついて熱唱です。弾きまくりギターソロのあとGrahamさんは♪ヒロシマ!ヒロシマ!って何度も叫んで。曲は再び「Kree Nakoorie」に戻ってFin。Grahamさんはステージで頭を抱えて座ったまま。

 そして立ち上がって、7曲目は「Will You Be Home Tonight」。ミドルテンポのメロディアスな曲。とっても好きな曲なので嬉しいっす。Grahamさんはステージ前を早足で歩いて。間奏のメロウなギターソロ、いい感じでしたね。「Howie Simon!」ってGrahamさん。
 曲が終わるとGrahamさんがHowieさんにマイクを向けて。Howieさんは「I like CD, Disturbing The Peace」っておっしゃったかな?8曲目は「Skyfire」。アップテンポのスリリングでパワフルなハードロック。これも好きな曲なのでやってくれて嬉しい!伸びやかなヴォーカルではじまってサビ前ではおもいっきりシャウト!かっくいいっす。ドライブ感のあるパワフルなリズム隊も最高っす。

 9曲目は「Suffer Me」。ゆったりとしたメロウなバラード。しっとりとはじまってサビで歌い上げて。Grahamさん大汗かいてウォーター飲みまくってます。顔真っ赤にして青筋たてて全力でシャウトしてるもんね。見ててほんと凄いっす。間奏ではHowieさんがエモーショナルなギターソロを。GrahamさんはHowieさんの横にきてじっとギターを見つめています。そして「Howie Simon!」って、大拍手!Howieさん一層弾きまくって。
 続いて10曲目はRainbowの「Bad Girl」。これはアルバムに入らなかったシングルB面の曲ですね。ミドルテンポのちょっとファンキーっぽいリズムの曲。これも初めてライブで聴きます。Grahamさん、ステージを歩きまわってそしてちょっとおどけた仕草を。ギターソロのあとはパワーシャウトしまくりで、サビではいきなりお客さんにマイクを向けて。無茶振りもGrahamさんらしいっすね。

 ここで少しMCで「Ronnie Dio」って。次はひょっとしたら大阪でやったCatch The Rainbowをやってくれるのかなって期待してたら・・・いきなり11曲目の「Jet To Jet」がはじまってしまってビックリ!ま、これはこれで嬉しいけど。これも疾走様式美ハードロックでめっちゃかっくいい曲。ここでGrahamさんシャツを脱いで上半身裸に。ベジタリアンだけあって他2名と違って痩せてます。最初ヒザをついて歌って、今度はドラム台の階段にのって歌って。サビの高いラインはそれなりですけどでもなかなか頑張ってますね。間奏の弾きまくりギターソロのあとはメンバーの皆さんはステージを降りてJeffさんのドラムソロ。緩急織り交ぜた叩きまくりでかっこよかったっす。

 本編ラストの12曲目はRainbowの「Lost In Hollywood」。アップテンポのドライブ感のある様式美ハードロック。これも大好きな曲なのでめっちゃ嬉しいっす!キーボードソロのあとのめっちゃ弾きまくりギターソロ、かっくいいっす。GrahamさんはHowieさんの傍で見つめてます。ラストはめっちゃ盛り上がって一旦Fin。「Thank you Good night!」ってGrahamさん。そして♪ジャーン!でFin。
 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは大拍手のなか手を振りながらステージ袖へ。もちろん場内はアンコールを求める手拍子と歓声が鳴り響いてます。

 しばらくするとメンバーの皆さんがステージに戻ってきて大拍手大歓声で迎えられます。そしてJoeさんもDoogieさんもステージに登場!Rainbow歴代ヴォーカリスト3人が揃ってステージに。そしてGrahamさんが「Long Live Rock’n’ Roll!」って。でもJoeさんがあわてて「All night long!」ってツッコミ、お客さん大爆笑!Grahamさんらしいですねぇ。
 13曲目は「All Night Long」。Grahamさんのライブでは絶対に欠かせない曲ですね。ファンとしても絶対に聴きたい曲。ポップでパワフルなハードロック、大好きです。もちろんサビは大合唱!で、ヴォーカリスト3人ですからヴァースはそれぞれ歌うのかと思いきや、全部Grahamさんで、2名はコーラスのみ。終盤はお約束のお客さんとの掛け合いです。「All night!」「All night!」「All night long!」「All night long!」ってそしてGrahamさん誰も歌えないようなハイトーンシャウトを振って。やってくれますねぇ。そのあとDoogieさんが昔この曲でJoeさんが歌っていたメロディを歌って。Joeさん、苦笑いです。そしてそれをJoeさんが受け継いでステージ前で♪All night long~って。GrahamさんはDoogieさんが裸足なのをみつけて笑ってます。そして「All!Night!Looooooong!」って曲に戻って3人でシャウトしまくって盛り上がってFin。

 そしてオーラス14曲目はもちろん「Long Live Rock’n’Roll」。お客さんもめっちゃノリノリでお祭り騒ぎで盛り上がってます。さすがにキーを下げてましたね。最初のヴァースはGrahamさんが歌って。Grahamさん今回はカンペなしでステージ前を闊歩して歌ってます。サビはお客さんにマイクを向けて。2ndヴァースはJoeさんが歌って。ギターソロはHowieさんめっちゃ弾きまくりです。その間GrahamさんはDoogieさんの足に水をかけたりしてDoogieさんをイヂって。Joeさん横で笑ってます。Doogieさんはステージ右に逃げてそして3rdヴァースを歌って。ラストはみんなでサビを大合唱!凄かったっすね。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんはステージ前に来てそして歓声に応えてお辞儀を。ヴォーカリスト3人がそれぞれお礼の挨拶を。するとDoogieさんが「Dio!」って叫んで手拍子を。お客さんも「ディオ!チャチャチャ!」って何度も。天国にコールが届いたでしょうか。最後にJoeさんが「We love you all, remenber」「Good night!アリガト!ジャマタネ!」って挨拶をしてメンバーの皆さんはステージ袖へ消えていって・・・すると程なく客席が明るくなってライブ終了。時計を見ると21時25分。約80分のとっても楽しいライブでした。
 Grahamさん、まあそれなりに声が出ててめっちゃかっこよかったっす。60歳を過ぎているのにあのパワーシャウトですからほんと凄いっす。Howieさんもめっちゃ弾きまくりで凄かったっすね。ベースもドラムも凄くよかったっす。特にドラムはめっちゃパワフルで迫力ありましたね。
 次があるのかわかりませんけど、Grahamさんの今後の活躍も期待したいっす。

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