独断偏見妄言録 China's Threat

中国は人類の命運を左右する21世紀最大の不安定要因

世界征服こそ中国の究極の狙い

2010年09月29日 12時42分35秒 | 中国
海運を守るために外洋海軍が必要になったとする下記日経ビジネス掲載の論文は楽観的に過ぎます。
究極の狙いは世界征服だと見なければ中国の急速な軍拡やその他の挙動を説明できません。

中国が暗黙に示してしまった「チャイナリスク」
【番外編】尖閣諸島問題を考える

・・・そして、食糧、エネルギー、資源など、中国は完全な輸入国になりました。目立つ輸出資源はレアアースで、資源大国としての中国の目玉商品は、実は既にこれしかありません。
 物資の輸送は、船の効率が一番です。これは、中国が海運によって死命を決せられる海運国になったことを意味します。主体的に自国の海運を保護しようとした場合、遠く中東やブラジル、アフリカから得られる物資を、他国の政治的干渉や軍事的牽制から守り切る必要があります。
 それは要するに外洋海軍が必要になったということであり、実際に中国海軍は外洋海軍への脱皮を図っています。象徴的なのは、沿岸海軍には不要である正規空母の保有を視野に入れた軍拡を行なっていることです。 ・・・

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100928/216407/

周辺国と仲良く付き合うことを前提とするなら、海運を守るための空母は必要ありません。衛星破壊実験や大陸間弾道ミサイルも必要ないのです。
日本は戦後65年間、碌な海軍力もなしにやってきました。日米同盟は日本周辺にしか適用されないわけで、インド洋やマラッカ海峡などでは丸腰だったにもかかわらず、海賊問題以外は、無事だったのです。

中国が海軍力を飛躍的に増強している理由は他にあると考えるしかないのです。
他の理由とは、地球上のすべての資源を独占することではないでしょうか。
それ以外に中国の挙動を合理的に説明できる理由は見当たりませんん。

中国人がアメリカ人並みの生活水準を達成したら、資源は地球上の存在量の何倍も必要になるとされています。13億の中国人がそこそこの生活水準を維持するだけでも、単にあちこちから資源を買いあさるだけでは足りないのであって、世界中の資源を独占することが必要なのです。

資源を独占するにはお金の力だけでは無理であり、軍事的に世界を征服するしかありません。そのためには、米国を軍事的に打ち破らねばなりません。
今後何十年もかかるかもしれませんが、中国の究極の狙いがそこにあると考えなければ様々な出来事を説明できないのです。
日本征服あるいは日本殲滅は、究極の目標に向けた一里塚に過ぎないのです。

中国の危険性は、例えば、数年前の遅浩田元中国国防長官の次のようなスピーチからうかがい知ることができます。

http://jp.epochtimes.com/jp/2005/08/html/d82122.html

http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-606.html

「・・・列強は、すでに再度中国の近代化阻止のための準備をしている。中国が自国の発展権利を守りたければ、戦争の用意をしなければならない。戦争の手段しか発展に必要な空間と時間を獲得できない。(中略)
日本を全面壊滅させ、米国を機能麻痺させなければならない。この目的を達成するためには、核を使うしかない。・・・」


産経新聞の伊藤正中国総局長は、上記遅浩田の考え方が今も軍関係者などに広く支持されていると伝えています。
http://senkakujapan.jugem.jp/?eid=78

中国の野望を打ち砕かねば、中国人を除く全人類は奴隷の地位に落とされます。

どうすれば中国を抑えこむことができるか。
まず第一に、世界は中国の野望を明確に認識しなければなりません。
そして、中国が手を付けられないほど強大になる前に、中国を分裂させなければなりません。
外資系企業がすべて中国から撤退するなどして中国経済を破綻させ、大衆の暴動を誘発し、内戦により疲弊するように仕向けるのです。



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