イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

華やかな名前と見かけのビスケット、パーティー・リング・・・味は意外とあっさり

2016年09月20日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
イギリス伝統のおかし、ではないのですが・・・

パーティー・リング Party Rings


1983年に製造されはじめたというから、ロングセラーですね。
Fox's Buiscuitsという、大手製菓会社が登録しているオリジナル製品、名前もオリジナルですが、一般名化している、大人気のビスケットです。

私が、イギリスに来た20年以上前に見たときと、ひさしぶりに買ってみたごく最近のパーティー・リング、どうも何かが違う気がします。



調べました。
今はパッケージにも明記してあるように、合成着色料を一切使用していないんだそうです。

ビスケットの表側を覆うアイシングの色が思いっきり薄く、パステルカラーに変わっています。



昔は、1980年代のイギリスのお菓子の流行でもあったあざやかな色彩だったそうです。

イギリスの消費者(特に子供の親たち)が着色料や保存料などの安全性に関心を持ち出したのは日本にくらべるとずうっとあとだったように記憶しています。

1990年代のはじめごろに私がはじめて見たパーティー・リングはまだ、もとの鮮やかないろあいだったはずです。

あまりにもよく知られた、装飾性の強いお菓子なので、クッション、ペンダント、イヤリング、バッグなどの製品のモチーフに使われています。

ジェリービーンズ・・・などと違って大会社の登録商品なのに著作権などの問題はないのでしょうか?

その例。
オンライン・ショップのウェッブから、勝手に写真を借りちゃいました。
コースターと、キーホルダー。
   

レトロなもともとの鮮やかな色合いが製品のモチーフとしてうけるみたいですね。

本家のお菓子が有名だからこそ、の現象なので製菓会社も喜んでいる、というか黙認なのかもしれません。

それに、ビスケットの、製造会社のからの許可なし(と思われる)レシピもたくさんポストされていますよ。

見た目のわりには、あっさりした軽いビスケットです。


↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。


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2 コメント

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ほんとに (kakowak)
2016-09-20 12:43:56
日本の合成着色料拒否のような色合いですね。
これはこれでおいしそう。

元のビスケットは見たことないですが、どくどくしい食べたら口の中に色がつくイギリスのお菓子がなつかしい・・・。
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Unknown (江里)
2016-09-21 01:34:28
kakowakaさん、おみやげに毒々しい色の駄菓子買いましたね。会社の人に受けなかったんですよね。
駄菓子はいまだに合成着色料満載です。
お小遣いで子供が買うからかなあ?
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