それまで作ったことはもちろん、食べたことがなかった、イギリスの有名な伝統料理を作ってみました。
ソーセージ&サイダー・キャセロール sausages & cider casserole 。
イギリスのソーセージは 日本でなじみがありませんね。
薄い皮に、裏ごしした生の豚肉のミンチとハーブ、小麦粉、レシピによってはネギ、リんごなどが入っています。
カンバーランド、リンカーンシャーなど、産地の名を冠した独自のレシピのソーセージもあります。
ピンクがかった灰色で、ぶにゅぶにゅしています。
スーパーで、5,6本つながってトレーにのってパック売りされたのが一般的です。
あ~、おいしそうに聞こえない?
フル・イングリッシュ・ブレックファーストには欠かせない、イギリスを代表する食材です。
おいしいですよっ!。
ただ、一度食べたら、誰もが病みつきになるほどおいしい!!とは、断定できません。
パリっとした皮の スモーキーな風合いで、むっちりした歯ごたえのドイツ風ソーセージ、ホットドッグの「フランクフルト」など香ばしいソーセージになれた日本人には なじみのない食感と、味です。
慣れたらこれが、本来のソーセージの味と思えるようになるから、不思議です!!
キャセロールにしたら、日本人にもとっつきやすいと思うのですが、どうでしょうか。
イギリスのソーセージは、必ずフォークで ぶつぶつ皮に穴をあけてから 調理します。
(一個だけ炒めた小さな玉ねぎは、いっしょに炒めたソーセージの風味が移って絶妙のおいしさです)
穴をあけずに調理すると、火が通ると皮がはじけて膨張した熱い中味が飛び散ります!
穴からしみだす脂でソーセージが こんがりおいしく焼けます。
野菜(玉ねぎ、にんじんのぶつ切り)をソーセージとは別に炒めます。
やわらかくなったら小麦粉25グラムを加えます。
そして、アップルサイダー apple cider を半リットル!注ぎます。
アップルサイダーはアルコール度が高く、家庭料理にはちょっと向かないかもしれません。
日本では、シードルって言いますね。リンゴ酒。
かわりに100% リンゴジュースを使ってみました。
煮えたら200ミリリットルの熱いチキン・ストックを加えます。
うちは夫がベジタリアンなので、ベジタブル・ストック(ハーブが主原料です)で代用。
日本では、西洋料理には何にでも!の「コンソメスープの素」でいかがでしょうか。
全部混ぜてとろみがつくまで弱火でコトコト。
フォークで荒くつぶしたゆでたジャガイモと、角切りにしたリンゴを混ぜます。
ソーセージをオーブンディッシュに入れて、野菜とソースをかけ、リンゴ入りマッシュを添えます。
耐熱ガラスのオーブンディッシュに入っているのは、いためて焼き色が付いたソーセージ。
ホーローのには リンダ・マッカートニー・ブランドの、ベジタリアン・ソーセージ。
ヴェジタリアン・ソーセージは、冷凍のまま、オーブンに入れます。
100%植物性の大豆たんぱく製です。
日本の、豆腐ハンバーグみたいなものかもしれません。
ヴェジタリアン用と、ミート・イーター(肉食人!)用の料理を同時に分けて調理する際は絶対に、肉に触れた食材や調理具をヴェジタリアン料理と接触させてはなりません。
200度の高温で、20分。
これは、ほんとの〈肉製〉ソーセージ。
ちぎったタイムの葉を散らすと風味が増すそうですが、うちになかったので省略。
リンゴの風味がまろやかに甘く、脂っぽいソーセージとよく合って、とてもおいしかったです。
荒くつぶしたマッシュポテトも、クリーミー・マッシュが主流の日本ではなじみがないかもしれませんが、イギリスの家庭ではおなじみです。
リンゴの混じった、マッシュも、驚きのおいしさでした。
アップルパイなどの中身のように甘くてドロドロに調理されたリンゴと違って、しゃりっとした歯ごたえがかすかに残り、甘酸っぱいのがホクホクポテトによく合います。
リンゴの種類は、何でもいいみたいです。
ヴェジタリアン向きの冷凍食品の種類は実に多彩です。
ポール・マッカートニーの妻(故人)の名を冠したこのブランドは、老舗です。お値段も高め。
セールになった時、まとめ買いします。
基本的にはベジタリアンの夫用ですが、料理をさぼりたくなった時に重宝します。
ヴェジタリアン以外にも、成人病が気になる人にも食べられている、イギリスではすっかりおなじみの食材の一部。
アップルサイダーの代わりにアップルジュースを使うアイデアは、ヴェジタリアン・フードの別の有力メーカー、クオーン Quorn 社のテレビコマーシャルで紹介されていました。
テレビのコマーシャルに出てくる大家族が 楽しそうに食べているソーセージ・キャセロールには 輪切りにしたリンゴまで入っていました。
うちの夫が、煮たリンゴは食べたくない、と言ったので、これはマネしませんでした。
豚肉には、リンゴ。
伝統的なイギリスの農家では、クリスマス前のまで、大好物のリンゴをブタにたっぷり食べさせて、肉の風味をよくします。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
ソーセージ&サイダー・キャセロール sausages & cider casserole 。
イギリスのソーセージは 日本でなじみがありませんね。
薄い皮に、裏ごしした生の豚肉のミンチとハーブ、小麦粉、レシピによってはネギ、リんごなどが入っています。
カンバーランド、リンカーンシャーなど、産地の名を冠した独自のレシピのソーセージもあります。
ピンクがかった灰色で、ぶにゅぶにゅしています。
スーパーで、5,6本つながってトレーにのってパック売りされたのが一般的です。
あ~、おいしそうに聞こえない?
フル・イングリッシュ・ブレックファーストには欠かせない、イギリスを代表する食材です。
おいしいですよっ!。
ただ、一度食べたら、誰もが病みつきになるほどおいしい!!とは、断定できません。
パリっとした皮の スモーキーな風合いで、むっちりした歯ごたえのドイツ風ソーセージ、ホットドッグの「フランクフルト」など香ばしいソーセージになれた日本人には なじみのない食感と、味です。
慣れたらこれが、本来のソーセージの味と思えるようになるから、不思議です!!
キャセロールにしたら、日本人にもとっつきやすいと思うのですが、どうでしょうか。
イギリスのソーセージは、必ずフォークで ぶつぶつ皮に穴をあけてから 調理します。
(一個だけ炒めた小さな玉ねぎは、いっしょに炒めたソーセージの風味が移って絶妙のおいしさです)
穴をあけずに調理すると、火が通ると皮がはじけて膨張した熱い中味が飛び散ります!
穴からしみだす脂でソーセージが こんがりおいしく焼けます。
野菜(玉ねぎ、にんじんのぶつ切り)をソーセージとは別に炒めます。
やわらかくなったら小麦粉25グラムを加えます。
そして、アップルサイダー apple cider を半リットル!注ぎます。
アップルサイダーはアルコール度が高く、家庭料理にはちょっと向かないかもしれません。
日本では、シードルって言いますね。リンゴ酒。
かわりに100% リンゴジュースを使ってみました。
煮えたら200ミリリットルの熱いチキン・ストックを加えます。
うちは夫がベジタリアンなので、ベジタブル・ストック(ハーブが主原料です)で代用。
日本では、西洋料理には何にでも!の「コンソメスープの素」でいかがでしょうか。
全部混ぜてとろみがつくまで弱火でコトコト。
フォークで荒くつぶしたゆでたジャガイモと、角切りにしたリンゴを混ぜます。
ソーセージをオーブンディッシュに入れて、野菜とソースをかけ、リンゴ入りマッシュを添えます。
耐熱ガラスのオーブンディッシュに入っているのは、いためて焼き色が付いたソーセージ。
ホーローのには リンダ・マッカートニー・ブランドの、ベジタリアン・ソーセージ。
ヴェジタリアン・ソーセージは、冷凍のまま、オーブンに入れます。
100%植物性の大豆たんぱく製です。
日本の、豆腐ハンバーグみたいなものかもしれません。
ヴェジタリアン用と、ミート・イーター(肉食人!)用の料理を同時に分けて調理する際は絶対に、肉に触れた食材や調理具をヴェジタリアン料理と接触させてはなりません。
200度の高温で、20分。
これは、ほんとの〈肉製〉ソーセージ。
ちぎったタイムの葉を散らすと風味が増すそうですが、うちになかったので省略。
リンゴの風味がまろやかに甘く、脂っぽいソーセージとよく合って、とてもおいしかったです。
荒くつぶしたマッシュポテトも、クリーミー・マッシュが主流の日本ではなじみがないかもしれませんが、イギリスの家庭ではおなじみです。
リンゴの混じった、マッシュも、驚きのおいしさでした。
アップルパイなどの中身のように甘くてドロドロに調理されたリンゴと違って、しゃりっとした歯ごたえがかすかに残り、甘酸っぱいのがホクホクポテトによく合います。
リンゴの種類は、何でもいいみたいです。
ヴェジタリアン向きの冷凍食品の種類は実に多彩です。
ポール・マッカートニーの妻(故人)の名を冠したこのブランドは、老舗です。お値段も高め。
セールになった時、まとめ買いします。
基本的にはベジタリアンの夫用ですが、料理をさぼりたくなった時に重宝します。
ヴェジタリアン以外にも、成人病が気になる人にも食べられている、イギリスではすっかりおなじみの食材の一部。
アップルサイダーの代わりにアップルジュースを使うアイデアは、ヴェジタリアン・フードの別の有力メーカー、クオーン Quorn 社のテレビコマーシャルで紹介されていました。
テレビのコマーシャルに出てくる大家族が 楽しそうに食べているソーセージ・キャセロールには 輪切りにしたリンゴまで入っていました。
うちの夫が、煮たリンゴは食べたくない、と言ったので、これはマネしませんでした。
豚肉には、リンゴ。
伝統的なイギリスの農家では、クリスマス前のまで、大好物のリンゴをブタにたっぷり食べさせて、肉の風味をよくします。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
ご想像どおり、私は塩味とハーブのフランクフルトに馴染みがあります。
ちなみに軽井沢の駅前の小汚い(失礼!)定食屋には、自家製フランクフルトソーセージを売っていました。
若かりし日に素泊まりでスキーに行った時は、そういうお店で買って、アパートの一室みたいな貸し別荘で食べたものです。
アップルサイダー?
もったいない!そのまま飲みたいです。
シードルと呼ばれているものでしょうか?
そうそう、シードルって言いましたっけ。忘れてた。同じものかどうか調べて書き直します。イギリスでもけっこう高いです。もったいない。アップルジュースで十分です。シードルで煮るとコクが違うのかもね。
上の子の友達は、ある日突然動物愛護のためにベジタリアンになる!と宣言しました。彼女はチーズは食べるけど魚と肉は食べない(もともとあまり食べないおうちだったのかもしれない)とのこと。13歳くらいでアレルギー以外の理由で菜食主義というのは食育教育のうるさい日本ではちょっと考えられないことですが...そんな自由?も子供の自立心のためにはいいのかなと思ったり、栄養面は大丈夫なのかなと思ったものでした。
イギリスの、ティーンエイジャーが突然ヴェジィ宣言するの、よくあるらしいです。家族が同調しない場合がほとんどで、親が許すかどうかが各家庭によって様々です。子供の気持ちを汲んで特別にヴェジィ料理を一人分だけ調理してやる親は一般には「甘やかし、甘い」と言われています。私は、うちの食事に不満なら、独立して自分で買い物や料理が出来るようになってから一人でしろ、と言うでしょう。テレビドラマでヴェジィ食を食べさせろとハンガーストライキしている娘の親はしぶしぶなっとくしていました。人それぞれですね。
私と3歳だった上の息子は肉食、夫はヴェジィ、お互い承知でいっしょにすみはじめたのであつれきはありません。肉食がヴェジィに転向するケースが多いらしいですがうちはお互い無干渉。平気でヴェジィの夫の前で肉を食べています。肉料理の時は夫はヴェジィ冷凍食品が多いです。
イギリスでは冷凍食品などで手抜きをする家庭が多いですが、手間をかけてきちんと作っていてとても感心しています。しかも菜食のご主人の分もあるのに。
イギリスの家庭料理はオーブンを使ったものが多いですね。
どーんと作る。
前のパートナーは、ソーセージはいつも行きつけの肉屋で買っていました。
スーパーのモノは何が入っているかわからないといって。
だいたいはシンプルにグリルして食べていました。
あるいは中身を鳥の丸焼きの詰め物に混ぜて。懐かしいです。
ところで、ブタのイラスト、とても可愛いです。
また見せてください。
いえいえ、ここ数日、冷凍食品のベジタリアン料理食べきりチャレンジをやっているので、手作り家庭料理はご無沙汰です。あ、あすの記事にはベジタリアン食材を使った手作り料理を紹介しますが。
昨日の記事にいただいたコメントに、イギリスの冷凍食品はオーブン加熱を要するので日本で主流の「レンジでチン」ほど手軽ではないという興味深い指摘がありました。私のお返事と合わせてお読みください。そう、イギリス人はたしかにインスタントのready meals をよく使いますが、冷凍食品は電子レンジで加熱できないものが多いですね。あの大きなオーブンを上から下まで熱すると、合いたスペースがもったいないので、冷凍のメインミールの他にも、ポテトや根菜のローストをすることが多く、日本人の冷凍食品愛用者より、かえって時間をかけて準備をしているのでは、と思えます。
ソーセージは、私は逆に、名の知れたメーカーや大手のスーパーのほうが信頼できると思うんです。もちろん近所に気心の知れたお肉屋さんがあれば別ですが!お店の手作りソーセージは、量産する工場と違い、手間と時間を考えたり少量の材料で作っているので採算が摂れないと聞いています。ファーマーズマーケットで売っているようなものはびっくりするほど高いし。小さなビジネスは採算を摂るために、デンマーク産のファクトリーファーム産の虐待されたブタの肉をまちがいなくつかっていますし、スーパーに下ろしている企業のような抜き打ち衛生検査なども受けていないらしいですから。
ブタのイラスト、評価していただいてうれしいです。