SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

広島対決

2023年06月25日 21時28分20秒 | 棋譜
今日は、アマ本因坊戦の広島県大会でした。
地区代表制の県大会への出場は、2年ぶりとなります。

準々決勝は、全国常連のS茂くんとの広島対決となりました。
2年前の朝日アマも広島対決を引いたんですよね~。
広島5枠で福山3枠なため、1カードだけ広島対決になるのは仕方ないところではあります。

2大会で両方とも広島対決を引く確率は16%です。まあ普通にありえる確率ですか。

せっかくの地区代表制の県大会なので、福山と対戦したいなと思ったりしています。



補足:白8(7の上)

僕の白番となりました。
黑1とケイマに受けたので、僕も白2と堅めのヒラキバサミにしておきました。
白6は後悔しました。
先に下辺方向へ打つほうが良かったか。
黑7に対して、白8(7の上)に打つのは嫌な感じだ。

黑29、31が思ったより厳しい。
白が20の下に打っても、黒は逃げてくるでしょう。
なので、白32から仕掛けたんですけど、逆効果でした。
黑39までで、白は泣きそうだ><

黑49に、白50と我慢。
我慢というか、飲み込まれるのはマズイ。




黑9では、上辺守っても黒良さそう。
白10を打てて、少しだけ元気が出た。

白16は、出来れば23にノビたいのですが、23に打っても左上の眼を取る手がないでしょう。多分。
白26では、すぐ27に切りたいけど、25の2路上にツケコシを打たれると無理そう。

白32、34の出切りは、34の下のアテを誘いました。
しかし、冷静に黒35で対応されました。




白2に打ってるような形勢では無かったかもしれませんが、我慢しました。
黑17は、右辺ヒラキのほうが僕は嫌でした。

白22、24、26は勝負手です。
どうやら、黒35で41にハネれば、白は終わってたようだ。
実戦は、白が息を吹き返しました。
黑43には抵抗できないとの判断でしたが、白44で49の頑張りがあったかもしれない。
でも仕方がない。持ち時間が5分を切っている。

黑51から白54まで、お互い変調。
お互いに持ち時間が5分を切っており、疑問手の応酬になっていますね。
白54が不要なのは、冷静に考えればわかります。
しかし、持ち時間を気にして、読むこともせず守ってしまいました。

帰宅して天頂7で検討してみると、やはり白が勝つチャンスも少しあったようです。

まあ実力なので仕方がないですね。
最後は白時間切れ負け。中押し負けのようなものですが。

また頑張ります><
コメント (3)
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5枠になった恩恵

2023年06月11日 21時52分11秒 | 棋譜
今日は、アマ本因坊戦の広島地区予選でした。

最近は、地区予選の度に1回戦で負けています。
強い人と当たるときは仕方ありません。
しかし、くじ運が良いと思う対戦相手(失礼)のときでも負けてるのです。

そういうこともあり、思い切ってルーティンを変えてみました。

僕は大会の度に「この布石で意地でもいく!」とか「今回はこういうテーマで打つ!」とか、
一本調子なところがありましたが、今回はアドリブです。
呉支部での研究会以外では打たず、大事だと思っている「大会前の調整」を無視しました。
当然、ネット碁もしばらく打ってません。棋書は読んでますが。

それと、以前は大会の日に、出来るだけ疲れが残らないように気をつけていました。
しかし、今回は敢えて、家を出る前に筋トレを行いました。
実は、先週の研究会でもそうして優勝したので、今回の予選もそうしました。

さて、ここからは予選の話。
今回は、32名の参加でした。5枠の代表枠があります。
いつも通り来た順で当てていき、研究会仲間でもある、東広島のM田さんとの対戦になりました。
研究会では2子置かせはじめましたが、宮島本因坊戦では3位入賞していますし、一発勝負のトーナメントでは同格だと思って打つべき相手です。

実は、もう少しM田さんの来る時間が遅れるだけで、優勝候補のY本(拓)くんとの対戦になるところでした。
危ない危ない(笑)。




というわけで、僕の黒番。
白2に少し動揺しましたが、左上を普通に受けてもいいのかな?
対策しておこう。
実戦は、黒3、5、7とアクションを起こしました。
白は上辺黒を取らず、22へ。
白28に対して、黒29はしつこかったか?
黑35では左辺キリがあったかも。
しっかり読めませんでした。
黑35を37にしなかった理由は、実戦でも打たれた白44オキが気になったからです。

上辺黒57、59に回れば、優勢のような気がしました。
しかし、黒55と白56の交換は良くなかった。
これは反省です。




打ちやすい碁だと思っていましたが、黒9では15にしっかりツグべきだった。
白10、12、14とマギレを狙われます。
白26と来たら、もう難しい碁かなと思います。
あと、黒31は良くなかったな。白32で多分困ってる。

しかし、優勢を乱戦にしてしまった碁でも、自暴自棄にならなかったのは良かった。
細かい碁にはされましたが、最後は眼形が完璧ではない上辺白の大石を頓死に追いやり、黒中押し勝ち。

久しぶりに地区1回戦を突破しました。

さて、2回戦からはクジ引きです。
32人が16人になりました。
5枠ですので公平にするなら4:3:3:3:3です。
しかし、空きが出る事情もあり、4:4:4:2:2となりました。

で、僕はというと、最後の1番右の2人のブロックに入ることが出来ました!
あと1回で枠抜けです。
対局相手の方は初対局です。棋力も棋風もわかりません。
審判長のA方さん曰く、「こう言っちゃなんじゃが、大丈夫じゃろう」とのこと。

これはフラグになりそうな......
いかん!いかんぞ!フラグだなんて思うから、本当に負けるのだ。

僕は、精神面も問題ですね。




K谷さんというベテランの方との代表決定戦。
僕の黒番でした。
左下の定石の後、黒1、白2、黒3。
ここで白4が、個人的には意外だった。
それとも普通の範囲内の手かな?

白6に対して、黒9だとキリを打たれそうなので、黒7へ。
右辺黒と右上白の競り合いになりますが、黒41が打てれば良いかなと感じました。
勿論、その後白は右上に一手打って厚いといえば厚いです。
でも、中央が厚ければ右下が黒地になりやすくなるし、上辺左辺も黒から打てばガラガラ。
個人的には黒ペースだと思います。

碁のほうは、そのままマギレないヨセの碁に持っていき、黒27目半で勝ち切りました。

5枠に入りました。久しぶりの枠抜けです。

ちなみに、呉地区予選がある時代の広島地区予選は、4枠でした。
もしその時代なら、もう1つの2人ブロックの勝者と3回戦をしないといけませんね。
その場合、この大会2連覇中のK賀くんと対戦することになるのですから大変だ。

5枠になった恩恵を受けたわけですね。
もっとも、自分が出てた呉地区予選が無くなったからこその5枠でもありますけどね。

僕以外の4人の地区代表は、T田くん、Y本(拓)くん、S茂くん、K賀くん。
前者3名は全国常連です。
K賀くんも、この大会は2年連続県代表。
福山の3枠の結果は不明ですが、おそらくF岡さん達が合流するのでしょう。

錚々たるメンバーです。
県大会は8名なので、負けずに3連勝しないと県代表にはなれません。
正直、1勝でも大変ですよ。
でも、県代表を目指し続けるのであれば、泣き言は言ってられませんね。

最後に、今回のアマ本は開催が危ぶまれてたらしいです。
それを、2つの広島企業が協賛に入り、開催されたことを開会の挨拶で知りました。
本当に感謝しかありませんし、広島県民として誇りに思います。
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2023/6/4 研究会

2023年06月05日 10時47分34秒 | 棋譜
昨日は、6月の研究会でした。
いつもの研究会は下旬に開催されますが、来週がアマ本の予選ということもあり、今回は上旬になりました。

6名の参加です。
1回戦は、東広島のM田さんと。
2子置かせ碁(黒5目コミ出し)で、中盤に隅に寄り付いてペースを握りました。
最後は、盤面で白8目の勝ち。

最近は、あまり碁を打っていませんが、割と良い碁を打てたかもしれません。




準決勝は、東広島のK西くんと。
今期の中国本因坊戦では県準優勝。県代表になる日も近いかもしれません。
先番逆コミ5目の手合いです。

序盤、白2を後悔していました。
一路右なら、また違う碁だったでしょう。
黑3、5に、白4、6なら、逆コミ碁なら勝利に近づきそうな気がします。
互先なら別でしょうけどね。

黑11は、微妙な手でしたね。
かといって左上守るのも、かったるい気もする。
普通に右辺に一手増やしていくほうが良かったかも。




左上黒1に対する白2は、受ける必要はありませんでした。
黑3に石が来て、形が出来ました。

僕の問題手は、黒21と白22を交換してしまったことでしょう。
余計なことしなければ、上辺アテ利かして、20の左にハネを狙えたのにね。

最後は、僕の黒3目勝ち(盤面は2目負け)となりました。
逆コミ碁としては快勝だったかもしれませんが、納得いく碁ではありませんでした。




決勝は、I城先生と。
2子逆コミ6目の手合い。

右下は固めてしまいましたが、下辺でしっかり戦いにいきました。
黑56まで、黒まあまあでしょうか。

白57に、すぐ黒58はしつこかったか。
黑60のときに、62に切られたら、その後は全然読めてませんでした。

右上と上辺を両方黒地にすれば、黒が打てそうな展開。
この時点では細かくなりそうな気配もありますが、白も薄くて、ヨセの最後には先生が投了されました。


久しぶりに優勝しました。
K西くんとのハンデが2子に近づいてたので、一安心ですね(笑)。
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