SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

2010年代を総括

2019年12月30日 17時49分11秒 | 囲碁
今日は、大晦日ということもあり、碁石洗いをしました。

亡き祖父から譲り受けたということもあり、これからも大事に使っていきたいと思います。



いつもは、1年ごとに総括していますが、今日で2010年代が終わるので、10年分の総括をしましょうか。

勿論、今シーズンが散々だったというのも、理由の1つですが><

囲碁では、県代表こそ未達成ですが、宝酒造杯6段戦(2011年)とペア碁ブロック代表(2016年)で全国大会に出れたのは、貴重な経験でしたね。
もう、「次」を経験することはない可能性もありますので、尚更です。
宝酒造杯は、もう名人戦しか出ないつもりですし、そもそも6段でエントリーしても弾かれる可能性があります。
ペア碁も、ハンデ戦はともかく、ブロック戦はT野さん、O野さんに勝つには、大きな壁があります。

あと、県大会には繋がらない地元の大会ではありますが、呉アマ本因坊(2014、2016、2017年)になれたのも嬉しかった。

その他の大会でも、準優勝やベスト4にも多く進むことができ、頑張ってきた分の結果は出てるのかもしれません。

正直、18歳で囲碁を始めた約16年前には、ここまでの成績を残せるとは思っていませんでした。

ただ、人間は貪欲ですね。
更に上のステージに行けていない自分に、日々イライラしています。

来年こそは県代表になりたい。

プライベートのほうは......仕事に関しては、3社目で安定してきました。
転職活動中の片手間で、日商簿記の2級を合格したりもしましたが、結局、再び製造業の工場勤務です。

今の3社目が、人間関係が今まででは1番マシだし、年収は過去2社のときの1.5倍を超えます。
あと、休みが多いし、ほぼ定時帰社です。
心配してた夜勤は意外に働けるというのも大きいですね。

かれこれ、4年半も平穏に働き続けています。
過去2社は、1年も経たずして「辞めたい辞めたい辞めたい辞めたい」という気分で、合計6年以上働いてきましたが。

あとは、人生のパートナー探しですかね。ここが1番大事です。
早いもので、もう34歳と半年です。
社会人になってから、1年1年が早く感じます。

ヤバイです。危機感を持っています。
小学校の同窓会でも、10人近く来た男子の中で、独身男性が僕含めて2人でした。

5年前に亡くなった父方の祖父が、入院中に僕の将来(結婚)の話ばかりしていたらしくて、失恋する度に胸が痛みます。


2020年代は、囲碁でもプライベートでも、人生の集大成のような年代にしたいですね。

皆様、良いお年を^^


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トリプル8段

2019年12月30日 17時49分11秒 | 棋譜
幽玄で、今のハンドルネームに変更してからは、初めての8段昇段を果たしました。

もっと早くになるつもりだったんですが、詰めが甘く、8段が近づくと、よく弾かれてしまいました。

とりあえず、幽玄、野狐、東洋の、3つの代表的なネット碁で、トリプル8段達成です。
正確には、幽玄では、前のハンドルでも8段にはなりましたが。

幽玄7段戦は、野狐や東洋の7段戦より勝ちやすい感じですね。
しかし、野狐や東洋は20戦15勝での昇段になりますが、幽玄は17勝、18勝くらい必要です。

問題は、ここからですよね。

3つのネット碁、どこで打っても、8段からはレベルが違います。全然違います。

アマ強豪、プロ、ソフト打ちといますが、誰と当たっても厳しいです。
はっきり言って、「今後も少しずつ強くなる」程度では、全然通用しないでしょう。

今後はどうしようかな~
各ネット碁の互角に打てそうな8段だけ物色して挑むというのも、県代表目指す人間としては、志が低いのでしょうかね?

ま、ゆっくり考えましょうか。




昇段を決めた碁です。
僕の黒番でした。

左辺でいきなり白が打ち込んで、黒もすぐ応戦して、戦いになりました。

黒5は、あまり良い手に見えないけど、3目の頭をハネたいなと考えての手です。

黒7のときに、すぐ11とハネると、29のキリで難しくなりそうなので、7のトビから絡めることにしました。

白はダメ場を打たされ、黒は7から35までの良いラインを打ってるので、黒が面白い碁形かなと思います。

強いて言えば、黒31は、30の2路下のほうが良かっただろうか。
下辺の1子切り取りが大きなヨセになりますし。

面白い碁形といっても、天頂の評価値60程度ですが、まずまずの序盤戦だったと思います。

途中、互角になりましたが、再び突き放して、黒13目半勝ちとなりました。
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2019/12/22 研究会

2019年12月22日 19時48分59秒 | 棋譜
今日は、12月の研究会でした。

9名の参加でしたが、人数が中途半端な意味もあり、I城先生に外れていただくことになりました。

1回戦は、吉浦のT川さん。
先月に続き、初戦で当たりました。
前回は、半目負けしたので、リベンジしたいところです。



僕が1点だけ下なので、僕の黒番で、コミは5目半コミ出しの手合いです。

黒1は、8のポン抜きも立派でしょうね。
むしろ、そのほうが普通ですか。

白12のアテには、シチョウが良いことですし、黒13と逃げます。

T川さんは、白30を悔いていました。中央から下辺に1手入れるべきだったと。
ただ、天頂で検討すると、白30も立派な一手のようでした。

大差だとは思いませんが、黒がペースを握った碁かなと思います。
天頂の評価値も、60%程度ですし。

細かい碁になるかと予想していましたが、白の楽観があり、意外に大差の碁になりました。
下辺や中央の白の弱点に寄り付き、コツコツとヨセただけなんですが、盤面20目なのには、お互い驚きました。
あと、下辺が気になったのか、右下ハサミツケ(27の右)などを狙わず、外からあっさりヨセてくれたのも助かりましたね。

先月のリベンジ達成です^^




準決勝で、Wさんにも勝利し、決勝進出。
決勝は、江田島のT島くんとの対局になるはずでしたが、
外せない用事があるようで、僕の不戦勝となりました。

今回は、学生十傑全国3位と、全国中学生名人が初戦で激突しました。

その2人と対戦なしで、I城先生とも対戦なしで優勝だなんて、省エネ優勝ですね^^


最近、マウスピースを歯科で作りました。
物凄く、朝の目覚めが良いです!
余程、歯ぎしりが酷かったのでしょうかね?(笑)

囲碁に良い影響が出ると良いですね。いや、もう出始めてるかもしれませんね。
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Bブロック3位

2019年12月09日 11時01分51秒 | 棋譜
昨日は、宝酒造杯広島大会へ参加しました。
勿論、今年も名人戦です。

去年の広島大会は、✕〇✕〇〇の3勝2敗。
今回は、それ以上の成績を残したいところですが、今年の岡山大会の惨敗(✕〇✕✕✕)が精神的負荷になってる感もあり、
大会前は、ネガティブ要素がモチベーションを超えてました。

それでも、今回は対戦相手の巡り合わせも悪くなく、結構頑張れたかなと思います。




初戦は、廿日市のS賀さん。
しかし、廿日市の2人(S賀さん、Y本(逸)さん)とは、各種大会でよく当たりますね。

ちなみに、今回の対局番号は3番でした。
去年は、完全に来た順でしたが、今回は1、3、5、7......という感じ。

去年までの方式なら、2回戦で対戦した方と1回戦で当たっていたでしょう。

さて、碁のほうは、僕の白番。

左上・上辺で、天頂の評価値が5くらい落ちる程度の不満なワカレにしてしまいました。

しかし、まだまだ打てるでしょう。

黒1は、一見厳しそうにも見えますが、個人的には少し疑問かなと感じました。

白6の後、黒が戦略ミスしたため、一気に形勢が傾き、勝勢になりました。

最後は、白17目半勝ち。
久しぶりに初戦突破しました。




2回戦は、T見さんという方。千葉から来られた方のようです。

僕の白番。

左上は、見たことのない変化になりました。

形勢が傾いたのは、黒1から。

黒1がしつこかったみたいで、隅を間に合わせて、空き隅先着なら少し打ちやすいかなと思いました。
左下白への攻めは、多分、そんなに厳しくは追及できないでしょう。

白のペースが続き、最後は黒の薄みを突いて、白中押し勝ちとなりました。

この時点で、早くも岡山大会の成績を超えました^^




3回戦は、広島のS水くん。去年まで広大生でした。公式戦での対局は初です。

僕の黒番。

下辺と左下の攻防で、黒が少し打ちやすいとは思いますが、まだまだこれからでしょう。

白2に対して、ノビやヒキでは不満と見て、黒3とハネ出しました。

白4に対し、黒5は、「今日の僕の一手」でしょう。

正直、白が最善で打つとどうなるか、よくわかりません。
ただ、下辺と右下が厚いので、いける気がしていました。

この後も難しくなりますが、何とか勝ち切ることに成功しました。

黒中押し勝ち。

名人戦では、初の3連勝です。




ここからはトーナメント。準決勝になります。

対戦相手は、元全日本学生王座のY本(拓)くん。
準決勝だから当然とはいえ、とても厳しい対戦となりました。

僕の黒番でした。

まずは布石から。

僕は自信満々で黒1を打ちましたが、観戦に来てたK西くんには、甘いように思うとのことでした。
岡山のF井さんも同意見でした。

帰宅して天頂に見てもらうと、左上カカリより2くらい評価値が落ちるようです。

評価値はともかく、人間の打つ碁だと、たしかにスピードで出遅れることになるかもしれませんね。




局面が進んで、黒が少し打ちやすくなりましたが、黒1が中途半端でしたか。
打つとしても、ナラビのほうが良さそう。

黒8のフクラミが絶好点でしたね。

白2に惑わされました。
やはり、分断にいかないと、碁ではない気がする。

黒5も、右上ハネる気合いでしょう><

黒23は、何が何でも、左上に先着するべきでした。
白が1回受けてくれるだけでも、全然違います。

盤面を見て碁を打ってるつもりなのですが、知らず知らずに相手の名前にビビっているのでしょうか。
黒5や23なんて、例えば、ネット碁で同ランク相手と対局するときは、打たないと思います。

すっかりペースを奪われ、ヨセでも差が開き、黒中押し負けとなりました。

このクラスの碁打ちは、少し弱いところを見せると、一気に形勢を持っていかれるのを再確認しました。

トーナメントまで進んで負けるのも悔しいですが、とても勉強になりました。

ちなみに、5回戦は手空きで、3位が確定しました^^

というのも、今回の名人戦は32人を大幅に超えていたので、2つのブロックに分かれました。
多分、広島大会の名人戦で、2つのブロックになるのは、初ではないでしょうか。

3連勝者は、6人出て、3人ずつトーナメントへ。
そして、僕はBブロックの逆シードを引いて負けたので、5回戦の相手はいないため、Bブロック3位というわけです。

とりあえず、3位は自己ベストです。
負けた内容は悔しさもありますが、今年は岡山大会の惨敗もありましたので、一安心の結果ではありますね。

今シーズンの大会は、これで終了です。
12大会で15勝16敗。負けのほうが多いシーズンになってしまいました。
以前まで相性の良かった岡山で惨敗(2大会合わせて1勝5敗)したのが大きかったでしょうか。

来年は、逆襲のシーズンにしたいと思います。

これからも頑張ります。
コメント (2)
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