SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

オーバーワークな3子局

2024年02月04日 12時26分32秒 | 棋譜
普段の呉支部の研究会では点数制なのもあり、どちらかが無理気味な手合いは基本的にはありません。
しかし、他県の囲碁仲間との研究会(僕はネットのみ)は、1番手直りのため、そうなる場合もあります。

今日は、3子局を紹介します。
呉支部の研究会でも3子の方はいますが、大体妥当な手合いです。
昨日野狐で対局した方は、6~7段レベルの方なので、7~8段の僕からすると3子はオーバーワークです。
2子でも簡単な手合いじゃありません。



補足:黒48(25の下)

白9は、14が普通でしょうね。
分かってて9を選択しました。
3子局で、黒に下辺開かれつつ、カド(1の右下)に打たれたりすると面倒かなと感じたので。

黑14から白19の変化は、少し白が楽しただろうか。
白21、黒22の交換は迷いました。
しないほうがいいかもしれません。
白25カカリよりも、先に27カカリからのほうが良かったかな?
白37~黒42は、白の損が大きいので苦肉の策でした。

白47はオーバーワーク感あるけど、仕方がない。
黑56で、白にピッタリな手がないので、白57へ打ち、相手任せに。
黑58でも白59と稼ぎ、これも相手任せに。
黑60で、白はとりあえず死んだふり。

僕が上手として後悔したのは、左下61から簡単に定石通り打ったこと。
左辺割るか、カカリあたりのほうが幾分マギレがあるような気がします。
どちらにせよ黒が良いけど、難しくしないといけないのに簡単にしてしまった。

白75からコウにして、黒のミスもあり楽に生還しましたが、左辺が大きくまとまりました。
最終的には、中央で一か八かを狙って、白が潰れて黒中押し勝ちでした。

棋力的には3子はオーバーワークですが、こういう碁も勉強になります。
普段の互先、向先、定先だと、手堅い手が多く、細かいヨセ勝負が多いのが僕の棋風です。
今回のような棋力差よりも厳しい手合いだと、そんな手は打っていられません。
もしかしたら、こういう経験こそレベルアップに必要なのかもしれない。
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