SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

野狐8段

2019年05月27日 15時57分44秒 | 囲碁
長い道のりでしたが、野狐8段に昇段しました。

3段戦→18勝0敗
5段戦→20勝0敗
6段戦→32勝11敗
7段戦→150勝131敗(2度降段)

皮肉にも、自分のプレースタイルを捨てたような布石にすると、勝率が上がりました。

しかし、昇段したからといって、満足はしていられません。

問題は、アマ大会で通用するかどうか。

普通は、野狐や東洋の7段や8段なら、アマ大会で県代表は厳しいながらも、しばしば上位に入れそうなものですが、
僕は、ここ1年以上は、広島県どころか、呉地区2回戦くらいの選手。

この前の宝酒造杯の名人戦なんて、4敗(1勝)も喫しました。

これが現実です。

最大の課題は、前から言ってるように、リアルの切れ負けの碁で時間に追われず勝ち切ること。

ネット碁の場合、例えば持ち時間10分しかなくても、秒読みがあるため、30秒なら1手ごとに29秒付近まで考えることが出来ます。
終盤の小ヨセでも、形勢判断をして、優勢ならば安心して打ち切れます。

しかし、リアルは、40分とか45分あるけど、秒読みがありません。

大差の碁ならともかく、比較的僅差の優勢碁だと、時間に追われて、頻繁にヨセでバタついて逆転されてしまいます。

リアル碁は、このパターンで負けることが結構あります。

ちなみに、昨日の研究会も、広島のS田さんにヨセられすぎて逆転負けしました。

碁の内容以上に、いつまでたっても時間に追われてジタバタしてる自分に、腹が立ちます。
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4敗

2019年05月12日 12時17分04秒 | 棋譜
宝酒造杯の岡山大会へ出場してきました。

過去に6段戦で優勝したのも岡山大会で、その時以来、約8年ぶりくらいの出場になります。

今回は名人戦に出場。

結果は、昨年末の広島大会の3勝2敗(✕〇✕〇〇)を下回る、1勝4敗(✕〇✕✕✕)の惨敗となってしまいました。

ただ、これだけ負けてるのに、県代表クラスとの対局が4局もありました。
参加者の平均レベルがかなり高かったように思います。

大体、1勝2敗や1勝3敗のときは、比較的勝ちやすい人と当たりやすいものなんですが......

名人戦とはいえ、野狐7段が1勝4敗だなんて、途中棄権の人を除けば、中々レアなケースのように思います。




最初の対局は、大阪のO野さん。
大阪代表など、数々の実績がある強豪です。

ちなみに、会場到着順に、対戦カードが決められました。

だから、早めに到着する県外の人が会場の前方、遅く到着する余裕のある県内の人が会場の後方に集中してるような感じに見えました。

O野さんと当たること自体は、光栄ですし、嫌なわけじゃないのですが、
大会の度に、会場入りが早い(いつも1番)僕は、同じ人とばかり当たる可能性が高くなるんですよね。

このままだと、年末の広島大会も、また三原のF岡さんと初戦で当たるかもしれないですよ(笑)。

さて、碁のほうは、僕の白番でした。

最近わざと打ってる、僕らしくない布石に対し、黒はガンガン地合いで先行してきました。

とはいえ、黒は右下からの動き出しに問題があり、白が少し打ちやすい展開(天頂の評価値60付近)になりました。

難しくしてしまったのは、白2ヒラキ。
当然とばかりに打った手なんですが、逆に苦戦の原因になりました。

白が薄くなり、地合いで勝てなくなり、最後は盤面12目、白5目半負けとなりました。

優勝候補相手に、まずまずの碁を打てたかなとは思いましたが、結局は弱いから負けます。


続く2回戦は、K本さんという方。多分、兵庫の方かなと思います。

黒番。相手の厚みが活きない打ち方に成功し、黒15目半勝ちでした。

3勝以上を目指す戦いの始まりかなと思ったのですが.....。



補足:黒9(22)

3回戦は、高知のT内くん。元土佐本因坊のようで、当然県代表クラスです。

僕の白番。

僕の実力不足だったとはいえ、白10からの打ち方がヘボだった。

黒15は、何かの教科書で見たことがある応手。
自滅に近い形で、一本取られましたな><

白32ケイマも、自滅に近いような一手。
黒15の誤算に対する動揺が見られます(笑)。

同じケイマでも、32の右上のほうのケイマを打ち、黒が31から続けて2路右に飛ぶなら、白は右上星から1路上か2路上に守る。

という打ち方のほうが、スマートだったでしょう。

右下白の孤立が不満だけど、まだ不利なりに打てる気はする。

碁は、苦しい展開が続き、時間切れ寸前にミスして白中押し負け。

実力です。仕方ありません。




4回戦は、鳥取県代表常連のK脇さんと。

ん?ちょっと待て!
1勝2敗の立場で戦う相手じゃないぞ!(笑)

僕の白番。

白16では、30や35だったかな。それが第一感でもあったしな。
白16でも1局だろうけど、雰囲気の出てる黒17を打たれてしまい、魔が差した感はあった。

黒39は想定してたが、白40では黙って71ツギだったかな。

黒43で、46なら、僕は怖かった。
ただ、黒の立場としても、怖くなるのかな。

白60までで、僕は不満なしと見ました。
天頂先生も、少し白乗りのようです。

白66は、気合いに近い感じだけど、右上守るほうが良かっただろうか。

白は78から92まで、のんびり打ち進めて、まずまずの勝負かなと思ってましたが、楽観が過ぎましたね。

実際は、下辺と右辺へ、厳しく寄り付く打ち方をしなければいけなかったのですが、

パンチを打たねばならない碁形で、ジャブばかり打っていました。

まぐさ場のようなところに大きな黒地がついて、時間もないし、投了。白中押し負け。




5回戦は、岡山県代表の1人、Hさん。

ちょっと待て!この対局も、1勝3敗の立場で戦う相手じゃないぞ!(笑)。

僕の黒番でした。

中央の打ち方こそ難しそうですが、パンチさえ喰らわなければ、少し自信がありました。

ところがどっこい、黒1は大悪手。

白2を見て、「なんで逃げるんだろう?2目にしてシボるのかな?」とか思って、黒3を打ったら、白4に打たれ、頭が真っ白になりました。

5局目で疲れているのと、3勝賞すらもない対局で、緊張の糸が切れたのかもしれません。

はっきり言って、戦意喪失レベルなんですが、頑張って打ち進めました。

その後、いけそうな碁形もあったのですが、中盤の勝負所なのに時間がほぼなく、投了しました。


1勝4敗。

令和元年の最初の大会になったのですが、昨年からの悪い流れを断ち切るどころか、悪化の一途を辿ることなってしまいました。

ただ、他県の強豪たちと打てたことは、とても良い経験になりました。

気を取り直して、6月のアマ本で成績が残せるように頑張ります!

まずは、体調不良まではいかないけど、少しだけ風邪気味なので、完治させたいところだ。
コメント (4)
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FF囲碁2019

2019年05月05日 12時18分19秒 | 棋譜
今年も、例年通り3日と4日に、FF(フラワーフェスティバル)の囲碁ひろばへ行きました。

初心者・級位者の方々とも打ちましたし、コメントをくださってるシャム猫さんとも打ちましたし、代表クラスの方とも打ちました。

僕にしては、結構な対局量をこなしたかなと思っております。




指導碁に関しては、すぐ打てそうなら申し込んだのですが、
初日の昼の段階で、思いのほか予約がビッシリだったので、今回は遠慮しておきました。


今回は、代表クラス2名との碁を載せましょう。


補足:黒61(12の上)、黒65(50の上)

先日の朝日アマの地区予選で5枠入りした、東広島のK西くんとの対局です。

僕の白番。

黒31に対して、白32では、少し利かされ気味でしょうか。

でも、個人的には、黒33は、20の左にツケる流れかなとは思う。

白38なんかは、あまり良い手ではないのは理解していますが、実戦になると打っちゃうな。

黒63には、単に66が良いのかな。
迷ったんだけどね。

黒が95まで打ち、僕が右辺白の1番良さそうな生き方を考えてたら、K西くんが指導碁の時間になりましたので、打ち掛けとなりました。

個人的には、ほぼ互角ながら、やや黒持ちかなというところ。

天頂の評価値は、白45%ほどなので、まあそんなものか。



補足:白122(113の上)、白124(113の左)

続いては、古豪のY中さん。
古豪といっても、4年前のアマ本は県代表で全国行ってますし、まだまだ県代表クラスの実力を持っております。

広島地区と呉地区を代表する、長考派同士の碁なので、長い碁になりました。

僕の白番。

黒19は、少し意外だった。
僕の勉強不足なのかもしれませんけど。

黒37に、白38と素早く噛みつきました。
でも、あまり良くなかったかな。

左辺での戦いで、左辺黒を飲み込めば、白良いつもりでいました。

しかし、後々になって思うと、実戦のように左下に入っても、地合いが怪しそうだ。

右辺は、気合いでコウにしましたが、本来やりすぎでした。

ところが、結果的には搔き乱したのか、最後に黒にミスが出て、ラッキーな白中押し勝ちとなりました。

とはいえ、天頂で検討すると、1局を通して黒良しの進行が続いてたみたいで、
自分の目論見の甘さを痛感しました。


今年のFF囲碁も、色々と楽しかったし、勉強になりました!
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令和初対局

2019年05月02日 21時37分16秒 | 棋譜
今日は、呉支部へ行きました。

主な目的は、I城先生と、今年プロになった江田島出身の大森初段の対局の観戦です。

大森初段といえば、10歳でプロになった仲邑初段のデビュー戦の対局相手。
しかも、引き立て役にはならずに勝ったので、全国に名が通りましたね。

今は長期連休ということもあり、帰郷しているようです。


さて、僕は2人とは打ちません。

そりゃそうです。
彼女はI城先生と打ちに来てるんだから、空気読まないとね^^


途中でM上さんが来たので、教えていただきました。



特に意識していませんでしたが、昨日はネットでも対局しなかったので、
この対局が、令和になっての初対局となりました。

久しぶりに、M上さん相手に白番が当たりました。

ニギリの傾向として、M上さんとは黒番、江田島のT島くんとは白番ばかり当たります(笑)。

序盤は、やや珍しい立ち上がりでしょうか。

黒39は、決めないことが多いけど、決めてきましたね。

黒43は意外でした。
一路控えるものかと思いました。

左辺で後手引いて、右辺打たれるのを嫌い、白66と頑張りました。

黒は当然、左辺をイジメに来ますが、実戦は大きな被害なく打てたので、少し打ちやすい碁になりました。

後の黒の勝負手も躱して、白中押し勝ち。
令和初対局を制しました。

たかが練習対局ではありますが、公式戦で勝てなくなったsssuuuの復活には幸先良いスタートかもしれませんね。
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