上手く打たれた

今日は、広島の囲碁クラブ千代田まで行きました。
1月に行ったとき同様に、広大囲碁部の方々と打ちました。

あと、朝日アマの申し込みハガキも出しておきました。
郵送よりも、直接申し込むほうが安心ですからね。




1局目は、以前ペア碁を組んだことのある方との4子局です。
補足：白23(30)、白25(28の左)

黑22まで、お互い普通に打ち進めております。
黑23(30)からアクションを起こしてみようと思いました。
白29で黒30にツギを打ったのは立派です。
4子置かせて右上のワカレでは、白は面白くないね。

せっかく白33に石が来たので、白35にハネていきたい。
臆することなく黑36に打てるのは立派です。
白43に対して、黒44、46を打てるのは素晴らしい。

この対局は上手く打たれました！
4子の手合いで、こんなに巧みに打ち進められては、白は勝てません。
ヨセで多少は差を縮めましたが、最後は白12目負けでした。




2局目は、広大囲碁部NO2のF原くんと。
互先白番です。

補足：白42(39の上)
黑19から、戦いのゴングが鳴りました。
もしかしたら、白20と真正面から戦うより、白33にヒラキを打つ方が僕らしい碁だったかもね。

白36は、早く収まることを意識したのだが、少し弱気だった。
白は37のケイマを打つべきだった。
今更仕方がないので、白38へ。

白52は好点でしょう。
白58は省きにくいですね。
先に黒から、12の2路上にツメられると面倒臭くなりそうですし。

左上白70からは、完全に自分の世界に入ってしまいました。
71の左に切る元気がないことに絶望しました。
いや～情けないミスだ。
地だけの問題じゃないですね。見た目以上の損です。
流れでポン抜きさせてますし、中央の白の大石にも少なからず影響します。

こういう碁になるとダメです。
大ヨセまでは打ちましたが、最後は時間切れと同時に投了しました。

予選本番の碁じゃなくて良かったと思っておきましょうか(笑)。
修行が足りませんね。

読み違い

今年も、月刊碁ワールドの認定100問を出しました。
そして、今回の4月号で答え合わせです。

結果は......99点でした～嬉しいような、残念なような(笑)。




79問目を間違えました。
Cではなく、Aだったようです。
勝手読みしていたようです。

せっかく、いつも苦戦する布石中盤が満点だったのに、残念な読み違いです。

今回は、僕的にはいつもと同じくらいの難易度かなと感じていたのですが、全国平均点が低かったようですね。
僕の99点は、広島県ダントツ1位でした。

といっても、実戦が弱いのだから、ただの自己満足ですがね。

僕は問題を解くのに、1問1問色んな方向から考えてます。
例えば、「Aが正解だろうけど、BとCは何故不正解なのか」とか。
この場合、BとCの不正解手順を熟考して、納得して次の問題へ行っています。

でも、実戦だとこんなことしてる暇ないですよね？
問題を解く力と、実戦の実力は比例しないから悲しいね。

2023/3/12 研究会

今日は3月の研究会でしたが、集まりが悪く、3名の参加でした。
僕とS田さんとI城先生のみ。

I城先生に2子で指導碁(2面打ち)を打っていただくことになりました。




白9のツケは、I城先生が打つのは珍しいなと思いました。
黑28は、82カケを打って、白31になるのが普通です。
いや、知ってて黒28を打ったんですよ。
これでも1局でしょ。

白は31と32を交換して、33とトビました。
白31で82にフクラミを打つのは、先生的には打ちにくいようです。

黑40は、136のほうが良かったかも。
黑58は、先生に褒めていただけました。

白は左辺71へ打ち込みました。
黑80のワリコミも褒めていただけました。
白は上辺白4子を捨てるくらいのようです。

左下白91に、断点を守りたいところなんですが、白が力を出してくる可能性があるので、黒92へ。
黑94は地味に良いところ。白95が必要でしょう。
2子としてはまあまあの碁でしたが、読み違いから、下辺が飲み込まれてしまいました。
投了しようかとも思いましたが、意外と細かいので続けました。

白159からコウ争いになりましたが、以下略とさせてください。
勝負のほうは、僕がヨセで追い落としされに行くポカをしてしまい、白7目勝ち。
多分、損の具合を考えると、ジゴ前後の勝負だったんじゃないかと思います。

続くS田さんとの碁も、途中までは自分の碁を打ててたと思うのですが、大ヨセで自爆に近いヨセを打ち、急に大負けしてしまいました。

今日は内容はまずまずでしたが、変なミスが出てしまう日でしたね。

もたもた

今日は、中国本因坊戦の広島地区予選でした。

今年から呉地区が無くなったこともあり、広島地区は3枠から5枠に増枠です。
参加者は31名。そのうち、旧呉地区からの参加は僕を入れて3名でした。

1回戦は、廿日市のT峰さんでした。
枠抜け常連のベテランの強豪です。

クジ運は「最悪」は回避してますが、悪い部類ではありますね。
ここ1年ほど、1回戦で強い人を引く傾向にあります。

正確には、県本部主催の予選は来た順に当てていくので、
「クジ運」ではありません。
2回戦からクジを引きます。

会場に来る順番は、誤差はありますが、大体は決まってます。
遅い人は遅いし、僕のように早い人は早いです。
去年のように、N崎さんとF原くんが何度も初戦で当たるのは「偶然」ではないと思ってます。

「来た順」でも良いと思うけど、せめて数字の法則を大会ごとにシャッフルすると面白いかなと思ったりしてます。
今回は、折り返しの16番がシードで、1番VS17番、2番VS18番......でした。
別に、12番がシードで1番VS8番、24番VS31番でも良いじゃないですか。

これは僕の考察であり、県本部のA本さんに聞いてるわけじゃないですが、
1回戦からクジ引きにすると、「申し込んでるけど来なかった人」がいる場合、
トーナメントが変則になる可能性があるからじゃないでしょうか。
例えば、31人だけど2人来ないままクジ引いて、16人と13人の山になってしまったとか。

おっと、自分の碁には関係ない話が長くなってしまいましたね。
実戦に行きましょう！




僕の白番でした。
黑6にきたので、白7、9、11と早く収まりに。
黑12ときたので、白13とコウを狙いつつサバキを目指す。

黑16は意外でした。
カケツギで守るのが普通ですが、コウ立ての数を意識したのかもしれませんね。
黑24のときに、白25とコウを仕掛けました。




補足：黒1、7(13にコウ取り)、白4、10(15にコウ取り)

黑5のコウ立ては、白は嬉しいですね。
白8には受けない手もあるかも。

黑11に動揺してしまいました。
白12など打たず、コウは後々の楽しみにして打つほうが良かったか。

実戦の最中は、黒17まで打たせれば、白悪くないつもりでした。
ただし、白18はダメだったかも。

一応ここまでは、疑問手はあれど、天頂7の評価値は五分五分のようです。




ここからなんですよ。
ここから、もたもたしてしまいます。

黑5に白6と受けて、白8、9を交換をしてしまったのが転落の序章。
いつもの自分なら、黒5に無視して、下辺が広いうちに割打ち、もしくは左下スソガカリを考えるはずなんですけどね......。
白10にごめんなさいしてるのは不可解すぎるわ。

動揺に動揺して、左下は左辺と兄弟喧嘩になる運命なのに、入ってしまった(泣)。
当然、右下の変化から左下の変化までで、天頂7の評価値がどんどん落ちていきます(笑)。

白30も、白4の位置からケイマのほうがマシ。
黑33に対する白34......情けない。勝つための気合が見えない。

ヨセで、上辺、右辺、中央を裂いて、プレッシャーをかけますが、全て楽々で生き。
それどころか、差が開きました。
中押し負け＞＜

しかしまあ、図3で急に碁が壊滅しましたね。
別の人間が憑依したかのようです。
図2までは疑問手こそあれど、「自分の普段の碁」の範囲内だったと思います。

また不完全燃焼な敗退でした。
大事な予選(中国本因坊と3大大会)は、旧呉地区も含めて、5大会連続で初戦敗退です。
信じられません。
僕が今より弱かった時代でも、ここまで酷いことはなかったです。

以前、ある強い人に言われたことあるけど、
「1回戦で負けたか準決勝で負けたかは問題じゃない。」
「誰に負けて、どういう内容だったのかが問題。」

理解できます。
しかし、1勝が早く来ないと、連敗という名の「沼」にハマりそうな気がするんですよね。


これで、次は4月末の朝日アマですね。
県大会に進めていれば、朝日アマまで短く感じるのですが、
地区予選で負けると4月末まで長く感じるんですよね～。

中々成長しないけど、これからも精進していきます。

あと、呉地区勢からは、東広島のK西くんが枠抜けしました。
今回は、Y方さんやY本(拓)くんがいるから大変だと思うけど、そろそろ県代表に絡む気がするんだ。
いや、絡んでもらうくらいじゃないと、差をつけられてる僕の立場が無いのだ(笑)。