SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

5枠になった恩恵

2023年06月11日 21時52分11秒 | 棋譜
今日は、アマ本因坊戦の広島地区予選でした。

最近は、地区予選の度に1回戦で負けています。
強い人と当たるときは仕方ありません。
しかし、くじ運が良いと思う対戦相手(失礼)のときでも負けてるのです。

そういうこともあり、思い切ってルーティンを変えてみました。

僕は大会の度に「この布石で意地でもいく!」とか「今回はこういうテーマで打つ!」とか、
一本調子なところがありましたが、今回はアドリブです。
呉支部での研究会以外では打たず、大事だと思っている「大会前の調整」を無視しました。
当然、ネット碁もしばらく打ってません。棋書は読んでますが。

それと、以前は大会の日に、出来るだけ疲れが残らないように気をつけていました。
しかし、今回は敢えて、家を出る前に筋トレを行いました。
実は、先週の研究会でもそうして優勝したので、今回の予選もそうしました。

さて、ここからは予選の話。
今回は、32名の参加でした。5枠の代表枠があります。
いつも通り来た順で当てていき、研究会仲間でもある、東広島のM田さんとの対戦になりました。
研究会では2子置かせはじめましたが、宮島本因坊戦では3位入賞していますし、一発勝負のトーナメントでは同格だと思って打つべき相手です。

実は、もう少しM田さんの来る時間が遅れるだけで、優勝候補のY本(拓)くんとの対戦になるところでした。
危ない危ない(笑)。




というわけで、僕の黒番。
白2に少し動揺しましたが、左上を普通に受けてもいいのかな?
対策しておこう。
実戦は、黒3、5、7とアクションを起こしました。
白は上辺黒を取らず、22へ。
白28に対して、黒29はしつこかったか?
黑35では左辺キリがあったかも。
しっかり読めませんでした。
黑35を37にしなかった理由は、実戦でも打たれた白44オキが気になったからです。

上辺黒57、59に回れば、優勢のような気がしました。
しかし、黒55と白56の交換は良くなかった。
これは反省です。




打ちやすい碁だと思っていましたが、黒9では15にしっかりツグべきだった。
白10、12、14とマギレを狙われます。
白26と来たら、もう難しい碁かなと思います。
あと、黒31は良くなかったな。白32で多分困ってる。

しかし、優勢を乱戦にしてしまった碁でも、自暴自棄にならなかったのは良かった。
細かい碁にはされましたが、最後は眼形が完璧ではない上辺白の大石を頓死に追いやり、黒中押し勝ち。

久しぶりに地区1回戦を突破しました。

さて、2回戦からはクジ引きです。
32人が16人になりました。
5枠ですので公平にするなら4:3:3:3:3です。
しかし、空きが出る事情もあり、4:4:4:2:2となりました。

で、僕はというと、最後の1番右の2人のブロックに入ることが出来ました!
あと1回で枠抜けです。
対局相手の方は初対局です。棋力も棋風もわかりません。
審判長のA方さん曰く、「こう言っちゃなんじゃが、大丈夫じゃろう」とのこと。

これはフラグになりそうな......
いかん!いかんぞ!フラグだなんて思うから、本当に負けるのだ。

僕は、精神面も問題ですね。




K谷さんというベテランの方との代表決定戦。
僕の黒番でした。
左下の定石の後、黒1、白2、黒3。
ここで白4が、個人的には意外だった。
それとも普通の範囲内の手かな?

白6に対して、黒9だとキリを打たれそうなので、黒7へ。
右辺黒と右上白の競り合いになりますが、黒41が打てれば良いかなと感じました。
勿論、その後白は右上に一手打って厚いといえば厚いです。
でも、中央が厚ければ右下が黒地になりやすくなるし、上辺左辺も黒から打てばガラガラ。
個人的には黒ペースだと思います。

碁のほうは、そのままマギレないヨセの碁に持っていき、黒27目半で勝ち切りました。

5枠に入りました。久しぶりの枠抜けです。

ちなみに、呉地区予選がある時代の広島地区予選は、4枠でした。
もしその時代なら、もう1つの2人ブロックの勝者と3回戦をしないといけませんね。
その場合、この大会2連覇中のK賀くんと対戦することになるのですから大変だ。

5枠になった恩恵を受けたわけですね。
もっとも、自分が出てた呉地区予選が無くなったからこその5枠でもありますけどね。

僕以外の4人の地区代表は、T田くん、Y本(拓)くん、S茂くん、K賀くん。
前者3名は全国常連です。
K賀くんも、この大会は2年連続県代表。
福山の3枠の結果は不明ですが、おそらくF岡さん達が合流するのでしょう。

錚々たるメンバーです。
県大会は8名なので、負けずに3連勝しないと県代表にはなれません。
正直、1勝でも大変ですよ。
でも、県代表を目指し続けるのであれば、泣き言は言ってられませんね。

最後に、今回のアマ本は開催が危ぶまれてたらしいです。
それを、2つの広島企業が協賛に入り、開催されたことを開会の挨拶で知りました。
本当に感謝しかありませんし、広島県民として誇りに思います。
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