黒の両三々

補足：白8(17の下)、白10(9の上)


今日は幽玄で1局打った。
僕の白番だったが、相手が黒番の両三々を打ってきた。
僕も試したことがある布石だが、互先の黒番だとどうしてもコミも気になるし、打たなくなった。

黒21までとなり、白に先手が回った。
とりあえず左上をカタから消して、右上の28へと回った。
黒は手抜きに怒り、29へ。
ここでも僕は無視し、白30へ。

ここで、黒は35へと来た。
とりあえず、白36と頭を出した。
37,38を交換した後、黒39。

ここまでのワカレの評価がわからない。
左上白は窮屈と見るべきか、あるいは上辺黒は強い石から開きすぎと見るか。

少なくとも、僕は白が良いとは思っていなかった。消すことに固執しすぎたのだろうか。





こんな感じで、定石通り打つべきか？
でも、僕は左辺に石が行っても面白くないと思う。下辺もそんなに膨らむとは思えんしな。
中央に石が向かうと逆に悪い気がしたのだ。




そもそも、左上のケシなんざ急がず、どっしり右上を構えるべきか？
善悪はともかく、こっちの碁のほうが僕好みかもしれない。





実戦は、上辺が甘いと思った僕が、白2とツケ、頑張ってみた。
隙ができるけど、うまくいけば下辺が白っぽくなり、左下隅の眼を見ながら左辺も頑張れるかもしれない。

というか、実戦は白14では8の左にサガリだったか？
10や12にダメが完全に詰まってるから、部分的には眼がないのかもしれない。

実戦は自分の安全ばかり考えて白14～18を選んだ。
でも、黒19、白20となり、それなりに打てるかなと思った。

その後は、黒に読み違いがあったりもして、100手と少しで白中押し勝ちとなった。
だが、勝ち負けより、この対局の布石がどうだったかのほうが気になった。
今日は勝ったのに眠れない可能性があるなｗ