昨日打った、野狐8段戦の碁です。
僕の白番でした。
大差ではないですが、評価値通りで白がまあまあかなと思う碁でした。
黑1に対して、ほとんど何も考えず白2へ打ちました。
しかし、黒5まで打たれて黒7の筋があることに気付きます。
これは完全に油断してましたね。
油断というか、ちゃんと最初から読んでないといけませんね!
「あちゃ~」とネガティブな感じで打っていましたが、黒11までで白先手が回ると、まだまだ白が打てそうなのに気付きます。
「まだまだ打てそう」どころか、絶芸の評価値的には2目くらい白のリードが広がりました。
計算が間違っていなければ、黒11を打つと黒地が10目増えて、白が打つと白地が6目増えます。
出入りは16目。つまり後手16目の手。
この局面だと、少し小さい手なのかもしれませんね。
まさに結果オーライのような展開です(笑)。
最後は白4目半勝ちとなりました。
野狐の調子は全体的に良好です。
8段戦の勝率は少し上がってきてる気がします。
あとは、リアル碁で結果が出れば嬉しいのですが......。
余談ですが、ネット碁といえば、先日の県大会で初めてお会いした若い方が野狐や幽玄を打ってる方でした。
15歳から始めたらしく、学生や一般の大会に出たことが1度も無かったらしいです。
ネットで7段前後で打てる人は、少年少女囲碁大会の県代表とか、一般の地区代表とか経験してそうなものなんですが。
珍しいケースかもしれませんね。
僕も18歳で碁を始めて、大学時代は棋力的に話にならなかったので実績はありませんし、出場もしていません。
一般の大会は20年くらい出続けてますが。
比較的自分に近い年代や棋力の方でしたので、他人事とはいえ、なんか嬉しかったですね。