スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

TCK女王盃&生前給付金

2011-02-02 19:35:28 | 地方競馬
 現状のダート牝馬戦線のトップクラスがすべて参戦したきたといっても過言ではないような好メンバーでの争いとなった第14回TCK女王盃
 ザッハーマインが逃げるのではないかと思っていましたが,外枠も一因となりいかれず,シンメイフジの先導となりました。ブラボーデイジー,ラヴェリータと続き,プリマビスティーを挟むようにザッハーマインとミラクルレジェンドというように,有力馬がすべて前でのレース。最初の800mは52秒1ですから超スローペースといっていいでしょう。
 ザッハーマインが向正面で先に動きブラボーデイジーの外へ。逃げたシンメイフジも含めて3頭が並んで直線に入って叩き合い。さらにその外にミラクルレジェンドとラヴェリータも迫って白熱の攻防。外2頭の勢いが勝り,2頭で抜けて叩き合い。抜きつ抜かれつというように見えましたが,最後は大外のラヴェリータが前に出て優勝。ミラクルレジェンドが2着。3頭の競り合いから僅かに抜けたブラボーデイジーが3着。
 優勝したラヴェリータは昨年7月のスパーキングレディーカップ以来の重賞5勝目。牡馬相手でも勝負になる馬ですので順当な勝利であるともいえますが,おそらく今年のこの路線を牽引していくライバルになるであろう2着馬に対し,2キロ重い斤量を背負ってのものだけに,かなり価値があるといえるのではないかと思います。馬名はイタリア語で真実。
 鞍上はイタリアのミルコ・デムーロ騎手で管理しているのは松元茂樹調教師。TCK女王盃は揃って初勝利です。

 少額相続の場合には,代表相続人,この場合には僕の実印さえあれば払い戻しが可能であることは,ゆうちょ銀行の口座の相続で把握していました。ですからこの日は実印を持って行きました。同様の少額相続になる筈なので,この日のうちに払い戻しまで完了する気満々であったのです。ところが,予期していなかったことがふたつもありました。
 ひとつは,生前分与という形でほぼ空にしておいた筈のこの支店の口座に,実際にはそれなりの残高があったということでした。僕が生前の手続きを終えた後に,入金があったのです。
 支店の行員に渡した預金通帳には,入金先と入金額だけが記帳されていました。なので確かなことはいえないのですが,記入されている内容から類推すると,これはおそらく父が横行結腸癌であることを宣告されてから申請した,がん保険の生前給付金ではないかと思います。中学校には銀行の営業の人のほかに,保険会社の営業担当者が来ることもあるようです。また,すでに死んでいますが,の上から二番目の姉というのは,保険会社に勤めていました。こうした関係もあって,父はあちらこちらに金融機関の口座を持っていただけでなく,いくつかの生命保険にも加入していました。ただ,父の闘病中,また父の死後もしばらくの間は母も元気でしたから,この方面の手続きに関してはすべて母がこなしていました。つまり僕は父の生命保険に関しては熟知していませんので,はっきりとしたことはいえないわけです。
 具体的に示すことは控えますが,金額からみて死亡に対する支払いにしては少なすぎますし,入院や手術の給付としては逆に多すぎる。だから生前給付金だったのだろうと思うのです。ただ実際にそれが振り込まれていた日付というのは,父の最期を迎えた8月4日よりも後のことでした。名目は生前給付金だったと思うのですが,実情は死後給付金となってしまったわけです。
 保険というのは自分でもどういった給付が受けられるのかよく理解していないという場合もあるでしょう。また,申請にはたとえば医師の診断書をはじめとする書類が大抵は必要で,そうした診断書もすぐに発行してもらえるというわけではありません。給付が受けられる状態になってから,実際に給付されるまでには,それなりの時間が掛かるということは,保険に加入する段階で想定しておくべきことなのでしょう。
コメント
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