安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
昨夜、ブログを更新しようと編集画面にアクセスしようとしたら、アカスントとパスワードを入力する画面が出て来た。
そのため、机の引出しのクリアファイルに入れてある各種パスワード等の一覧表を出そうとしたら、そのファイルが
紛失していてパニックに陥った。
四段ある引出しの中身を全部出して探したが見つからず、他の書類のレターファイル等に「紛れているかもしれない」と
本棚も探しまくったが見つからなかった。
諦めて、新しいパスワード等を設定しようと二時間ほど奮闘したが、上手く行かず、結局、ブログは更新出来ず、自らの
「書類管理の杜撰さ」に自虐の念と大きなストレスを感じながら、快眠とは程遠い眠りに就いた。
(雨の中の花壇)
今日の天気は、昨日とは一転して一日中雨。
「粗代かき」をしながら、気持ちの整理を図り、午後になってファイル探しを再開し、部屋の外に範囲を拡大してみたが
徒労の終わった。
最後に、部屋の机に戻り、引出しを全部引き抜いたら、一番下の奥に張り付いた逆様状態のクリアファイルが見つかった。
そして、昨夜から蓄積しまくっていたストレスが雲散霧消した。
単に「自立経営」を目指すだけなら、米の単作が一番手っ取り早い。
しかし、それではコメ余り時代の農業者としては「知恵が無さ過ぎる」ので、
我が家では耕地の半分以上を畑としている。
その分、稼働や農機代がハンパではなく、かなりリスキーな経営となっているが、
長期スパンで見た方向性は間違っていないと思っている。
その少ない田圃の半分を占めているモチゴメの「上代かき」を終え、今日から
ウルチ米の「粗代かき」がスタートした。
ようやく好天の朝を迎えたが、昨日まで三日続いた雨は、代かきや田植えを
目前に控えた田圃に「恵みの雨」となった。
この分なら、「令和の最初の月」に全く雨が降らなかったとしても、水不足に
悩むことは無さそうだ。
「代かき」で堤の水を使い果たし、「田植え」後の田圃に供給する水が不足し
困った年もあったことから、「転ばぬ先の杖」を用意したが、今年は、結果的
に不要となった。
農繁期になるとバドの練習は「木曜日のみ」というのが、生産部長との「固い約束」に
なっている。
しかし、朝から晩までトラクターでの「代かき作業」が毎日続くと、汗をかくこともなく
神経のみが消耗し、身体に変調を来たす。
そんなことから、懇願して「今日の練習参加」の許可を得て、勇んで出かけた。
例によって連戦連敗だったが、僅かながら「いいプレー」もあり、汗もかくことが出来た
ので「大満足」だった。
(昨秋の播種が遅くなった小麦畑も順調に芽を伸ばしている)
しかし、今日の練習参加には交換条件があった。
明日の夜に予定されている「バドの呑み会には参加しない」というものだった。
それも楽しみにしていたので「捨て難い」と思ったが、今回は「体調の維持を優先」
させることにした。
幹事のUさん、ドタキャンで御免なさい。
goo[blog]は、一年前のブログの記事をメールで毎日自動送信してくる。
昨年の作業の進捗状況等が把握でき参考になることが多い。
一年前とはいえ、自分で書いたブログなのでタイトルを見ただけで、内容を思い出すことが多いが、
昨年の4月25日の記事は全く記憶に残っていなかった。
改めて読み直してみて「笑うことの大切さ」を再確認することが出来た。
日々の暮らしの中で、笑う機会は多い方だと思っているが、役所等の不誠実な対応がストレスとなる
ことも少なくない。
しかし、その「憤り」だけでは病気を招きかねないで、これからは「笑い飛ばしながら」対応する
こととしたい。
(庭に敷いた砂利の中に咲いた一週間前の雑草の花。今日は一日中雨だった。)
(昨年のブログ記事全文)
本の間にでも挟んであったのか、「河北春秋」の切り抜きが部屋の床に落ちていた。
部分的に赤線が引かれ、余白には掲載日もメモされていた。
今、読み返してみても「なかなかの内容」と感じたので紹介したい。
※「河北春秋」は河北新報の一面コラム。
河北新報「河北春秋」2005.6.7
先月末の本紙くらし面に載った投稿に感心させられた。
五十九歳になる畔柳貴美江さん。半身不随になったがあきらめない。
どうすれば良くなるか、四年以上も考え続けているという。
医者に治せぬものが・・・。
一度は思うが「医者はこの病気の未経験者。経験者にはかなわない」と思い直す。
治癒力を信じ、前向きに生きる。
発症後に患った腱鞘炎を毎朝のマッサージで治してしまった。
米国のノーマン・カズンズを思い出す。
医者に見放された膠原病を自らの力で克服した。
ストレスが体に悪影響を及ぼすなら、その逆もあり得るだろう。笑はどうかと思いつく。
喜劇映画やユーモア本を集めた。
十分間腹を抱えて笑うと激痛が消え、二時間の安眠が得られた。これを続けるうちに手足が
動かせるようになり、ついには全快した(「笑いと治癒力」岩波現代文庫)
笑いの効用を示す実験結果が次々出る。
血液の流れが良くなり脳を活性化させた。かと思えば、糖尿病患者の血糖値まで下がった。
カズンズの話しは奇跡ではなかった。笑いは大変な特効薬なのだった。
ただ、逆境で笑うのは凡人には難しい。そんな時は、泣いてもいいのだという。
涙がストレス物資を排出するのだそうだ。
泣いて、笑って、あきらめず、道は開ける。