霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

スマート農業

2023-02-28 21:00:44 | 
  簡易な作業日報は日々記録しているが圃場毎の詳細な管理は全くの手つか
ずだった。
  その必要性を感じていた時にタイミングよくクボタがスマート農業を統括
するシステムKSASのスタートアップセミナーをオンラインで開くとの連絡
が入った。
  早速申し込み本日の受講となった。

  圃場マップから指定する圃場を選び、必要なデータも殆どが選択式なので
使い勝手は極めてよさそう。
  早速、圃場登録を済ませ今年からフル活用したいと思っている。


(クボタの本社大阪と全国を結んだ)
 
  1時間のオンライン受講だったが、光回線にも関わらず画像や音声が僅かな
がら途切れる時が数回あったが、大勢には影響なかった。
  行政機関が行う会議やセミナーも本方式で進めて貰えたら有難い
コメント (2)
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食料安全保障

2023-02-27 19:55:14 | 社会
   ロシアのウクラナイ侵攻により飼料価格等が高騰し、岸田首相は食料安保の
重要性に気付いたものと思われた。
 反撃能力だけ強化しても「腹が減っては戦が出来ず」なので食料自給率向上
を優先するものとばかり思っていたが期待外れだった。

 政治家は、国民の飢餓を防止することよりも「大きな金が動く」方に目を
奪われがちのようだ。
 当地と隣接する農漁村地域が地盤の小野寺五典元防衛大臣が、その先頭を
走っているのだから呆れる。
 国民は「戦争を知らない子供達の代表格」に振り回されてはならない。



 今朝の毎日新聞「風知草」が「戦争と食料自給」と題して書いていた。
 (抜粋版)

 21世紀も戦争はある。防衛力だけでなく、食料自給力も重要である。
 だから「食品原材料や生産資材の過度の輸入依存から脱却を」。政府の
「食料安定供給・農林水産業基盤強化本部」(本部長・岸田文雄首相)が
昨年12月27日にまとめた「食料安全保障強化政策大綱」にそう書いてある。
 とはいえ、「過度の輸入依存からの脱却」は容易ではない。
 たとえば肥料――。
 長野県で野菜農家を営む知人によれば、化学肥料はかねてジリジリ値上がり
していたが、ロシアのウクライナ侵攻を経て昨秋、一気に2~3割上がった。
 今国会冒頭の岸田首相の施政方針演説は、農政への言及が全文1万1494字の
うち121字。10年前からの推移を見ると、従来最少だった安倍晋三元首相の
187字(13年)をさらに下回るという。
 字数を数え、今月1日の衆院予算委員会で質問したのは立憲民主党の渡辺創
議員(宮崎1区)。首相(広島1区)は苦笑いで受け流し、「食料安保強化政策
大綱に基づき、構造転換を進める」と答えた。
 食料安保はウクライナの戦争で初めて持ち出されたわけではない。干ばつな
どで穀物価格が高騰するたびに食料安保強化、構造改革が叫ばれてきた。
 豊富な野菜を安く買えたのは安価で扱いやすい化学肥料とビニールハウスの
おかげだった。しょうゆやみそが安く買えたのも輸入大豆あればこそ。
 このしくみは高度成長以来、半世紀かけてつくられた。それがいかに脆弱
か、戦争によって思い知らされている。
 過去の構造改革が実らなかったのは、農作物の見た目の美しさや、季節
を無視した品ぞろえを求めた国民の選択の結果でもある。
 つまるところ、食料安保強化の構造改革は国民一人一人の意識次第――
ということになる。
コメント (4)
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文章の添削

2023-02-26 20:03:42 | 社会
     最近、文章を作る機会が多いが、口頭で遣り取りするよりも記録として
残るので重宝している。
 毎日ブログを発信している関係もあって「筆不精ではない」つもりで、
A4版4~5枚程度の文書の一次案をつくるのは短時間で済むが、添削にその
数倍の時間を要することもある。
 それでも部分修正であれば簡単だが、根本的に最初から作り直したりも
している。

 (季節は一気に春とはならず、今日は一日雪が降っていた)

 以前は、事前に頭の中で考えていたことがスラスラと整理されて書くこと
が出来たが、今はそれが出来ず最初に思いつくままランダムに書き出し、
後から優先順位付けしながら繋ぎ合わせたりもしている。
 それが、能力の衰えなのか逆に質が向上したのかは不明だが、いずれに
せよ、添削するたびに手直し部分が目につきエンドレスとなり、時間がアッ
という間に過ぎてしまう。 
 それが身心共に「後期高齢者の仲間入り」をしたためではないことを
祈りたい。

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薪の備蓄

2023-02-25 18:45:29 | 
    古い鶏小屋を薪小屋にして大量の薪を備蓄していたが、4月までに使い切る見込
みとなった。
   他の薪小屋にあと一年分程度の備蓄があるが、そろそろ補充をしなければならな
い。
    幸い、この3月に伐採予定の林があるので、そこからの調達で一年分は確保でき
るものと思っている。

(先日の偕楽園の梅。今日掲載予定の薪搬入の写真を誤って全部消去してしまった)

 ロシアが時代錯誤としか思えない侵略戦争を止めようとしない。
 ウクライナ侵攻から一年が経過し、先日の毎日新聞が戦争について書いて
いたので一部を紹介したい。

〇毎日新聞 「社説」(2023.2.23)
「どんな愚者でも戦争を始められるが、一旦始めてしまえば、どんな賢人でも
 止められない」
 1962年のキューバ危機で対米戦争を回避した、旧ソ連のフルシチョフ元首相
回想録にこう記している。

〇毎日新聞「余禄」(2023.2.23)
 「大多数の一般民衆は、戦争を憎み、平和を悲願しています。
 ただ、民衆の不幸の上に呪われた栄耀栄華を貪るほんの僅かな連中だけが
戦争を望んでいるにすぎません」。
 今も通用しそうな戦争観の持ち主はルネサンス期の人文主義者エラスムスだ。
 近代初の平和論とされる著作「平和の訴え」で戦争批判を繰り広げた。
 「いたるところ諸国民によって締め出され棄てしりぞけられた平和の神の嘆き
の訴え」が副題。
 ローマ神話の平和の女神パクスの独白が続く。
 指導者たちは往々にして戦争に猪突猛進し、「一度その火蓋が切られてしまう
阻止できないものだということを、考えようともしません」。
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運搬車を使った堆肥搬出

2023-02-24 05:10:58 | 
    予定よりも大分遅れたが、鶏舎からの堆肥搬出が先日ようやく終了した。
 スプレッダーで撒き散らすことが出来ない狭く小さい畑ではダンプ機能付き
の運搬車で下ろした(写真)後にバックホウを使って散らした。   
 後は雪が解け、畑が乾いたらトラクタで耕起して播種に備える。



 西側の鶏舎から家の前の小さな畑三カ所に都合12台分の堆肥を搬出する
ことが出来た。
 お陰で新しい雛を受け入れる準備も整った。
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