霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

自民党議員の不感症発言

2022-07-31 03:32:56 | 社会
     自民党の福田達夫総務会長は29日の記者会見で、世界平和統一家庭連合
(旧統一教会)と同党所属議員との関係が取り沙汰されていることについて
「何が問題か、僕はよく分からない」と述べた発言が話題となっている。

 温厚篤実で人情味溢れる記事を発信し続けているブログ仲間のスベルベさん
は、「売り家と唐様で書く三代目。本当の〇〇ですね。〇〇につける薬はあり
ません。」と酷評している。(「畑に吹く風」2022.7.29)
 残念ながら岸防衛大臣等他の自民党議員も同様の受け止め方で、その不感症
体質に呆れるほかはない。


 松尾貴史氏は「政治家の『一押し』境界線上の人を被害者に」と題して先週
に引き続き批判していた。
 「松尾貴史のちょっと違和感」(毎日新聞2022.7.31)

 祝電を送ったことがあるだけ、メッセージを送ったことがあるだけ、招かれ
てあいさつをしただけ、頼まれてスピーチをしただけ、インタビューを受けた
だけ。本気で「だけ」と思っているとすれば、人としてあまりにも不誠実では
ないか。有名な国会議員や閣僚、自治体の長が認める存在ならば、悪いように
しないだろうと思ってしまうのが人情だ。引き返せるチャンスのあった「当落
線上」の人が、いったい何人、被害者となってしまったのかを想像もできない
政治家が何人いるのだろうか。
コメント (2)
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絹越し豆腐でビール

2022-07-30 05:15:39 | 果物
  四面がガラスで囲まれたトラクタのキャビンの中は夏の陽を浴びて温室状態
となりクーラーで冷やしても全く勝負にならない。
   ドアや窓を開けて運転した方が涼しいが虻の大軍が襲って来るのでそれも叶わ
ず、じっと暑さに耐えるしかない。
   それでも、トラクタ運転中に流す汗は草刈り作業の比ではない。
   朝夕の涼しい時間帯でも草刈り作業は過酷を極め、汗で全身がズブ濡れ状態
となる。


 (朝もや)

   それでも「苦あれば楽あり」で夜のビールは最高に美味で「生きている歓
び」を感じる。
  そんな毎日を繰り返していると「手段と目的が逆転」し、美味しいビールを
呑むために汗を流しているような錯覚に陥ってしまう。
 しかし、生きるために「飲んだり食べたり」するのであれば、それが目的と
なっても何ら恥じることはない気もする。
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反射神経と動体視力

2022-07-29 04:43:50 | 健康
 視力が急激に衰えつつあることは先日の高齢者講習会で初めて知ったが、
反射神経や動体視力の衰えについてはバド練習で毎回嫌というほど味わって
いる。
   反応遅れをカバーするため相手の攻撃に「山掛け」し、結果的に「山掛け
て谷間に落ちるウサギ」状態になることも少なくない。
   予期せぬ攻撃には「微動だにしない」ことは言うまでも無い。
   また、ネット際に戻って来た絶好の攻撃チャンスには焦点が合わないため
5割程度の高い確率で空振りを繰り返しいる。

(オクラ)
 従って、バドミントンは体力の維持とストレス解消のみならず、老化の進展
度合いをタイムリーに把握できる「絶好の場」ともなっている。
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遅まきながら二度目の中耕除草

2022-07-28 04:44:02 | 
 北東北にもようやく「梅雨明け宣言」が出た。
    雨続きで二度目の中耕除草が出来ないまま雑草が繁茂してしまった枝豆畑の
対応が当面の大きな課題となっている。
 従来、晩生品種の枝豆については肩掛け式草刈機や法面草刈機で対応してい
たが、雑草は刈り取っても二~三週間で復活して来るし、また、猛暑下の草刈り
作業は朝夕に限定されるので稼働が追い付かない。
 作物に少し負担がかかる可能性があるが二度目も「トラクタ牽引式の中耕ディ
ク」を活用するしかないと思っている。

(前の畑のインゲン。僅かだが産直にも出品している)
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特定の宗教団体に「お墨付き」を与えたのは誰か 礼賛や国葬は隠蔽工作かも? その二

2022-07-27 05:45:42 | 社会
 自民党と旧統一教会の関係を無視出来なくなったのかTVのワイドショウ等
でも追及し始めたようだ。
   そして、今朝の毎日新聞社説は「文化庁が教団の名称を変更する申請を認め
た経緯」についても触れていたので全文を紹介したい。


「自民党と旧統一教会 関係の清算を強く求める」毎日新聞社説(2022.7.27)

 安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件をきっかけに、自民党と宗教団体・
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との半世紀に及ぶ関係が明らかになりつ
つある。
 末松信介文部科学相は政治資金パーティー券を教団関係者に購入してもらっ
ていた。岸信夫防衛相は「教団メンバーと付き合いもあり、選挙の際もお手伝
いをいただいている」と語った。
 井上義行参院議員は教団の「賛同会員」であることを認めた。このほか、教
団関連団体が開いた集会への参加や祝電なども含め、関係が指摘されている議
員は一部野党にも及んでいる。
 教団は1980年代以降、つぼや印鑑を高額で購入させる「霊感商法」との関わ
りが指摘され、大きな社会問題となってきた。
 にもかかわらず、こうした関係を続けてきた政治家が、教団の存続にお墨付
きを与えてきたと言われても仕方がない。
   なぜ名称変更認めたか
 安倍氏への銃撃で逮捕された山上徹也容疑者の母親は信者となって少なくと
も総額1億円を献金し、一家は困窮したという。容疑者は教団に深い恨みを抱
き、「安倍氏が日本で教団を広めたと思った」と供述している。
 教団が関わる「天宙平和連合(UPF)」が昨年9月に韓国で開いた集会に、
安倍氏が寄せた動画メッセージを今春、見たことで敵意を募らせたという。
 安倍氏はこの中で教団の現総裁、韓鶴子(ハンハクチャ)氏の名前を挙げて
「朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた総裁に敬意を表します」と語
っていた。
 いかなる理由があろうとも、今回のような凶行は許されない。だが事件の背
景には、こうした経緯があった。
 今後、大きな焦点となるのは、2015年、文化庁が教団の名称を変更する申請
を認めた経緯だ。
 当時は安倍内閣で、文化庁を所管する文科相は、自民党の下村博文・前政調
会長だった。
 教団は名称変更により、「統一教会=霊感商法」という印象を消そうとした
と見られる。このため文化庁は初めて話を持ちかけられた97年以降、「実態は
変わっておらず、申請は認められない」と門前払いしてきたという。
 なぜ方針が一転したのか。下村氏は「指示した事実はない」と関与を否定し
ているが、名称変更の影響で被害が収まらなかった可能性がある。
 旧統一教会は68年、反共産主義を掲げて政治団体「国際勝共連合」を発足さ
せた。当時から「反共」という点で一致した安倍氏の祖父、岸信介元首相ら自
民党のタカ派議員を中心に、日本政界との関係をつくってきた。
 自民党議員にとって資金援助や選挙での組織票以上にありがたいのは、ビラ
配りやポスター張りなど人手と手間がかかる仕事を信者がしてくれることだと
いう。
 教団側は与党とつながることで、社会的信用を得て、生き残りを図ろうとし
たはずだ。持ちつ持たれつの関係だったということだ。
検証と説明が不可欠だ
 この問題に取り組んできた「全国霊感商法対策弁護士連絡会」によれば、教
団は戦前の慰安婦問題を挙げて、「『日本は韓国に対してひどい仕打ちを行っ
てきた』と韓国への罪悪感を日本の信者に植え付け、霊感商法などの活動をさ
せてきた」という。
 日本の保守系政治家からすれば本来相いれない主張だ。それでも関係を築い
てきたのはなぜか。
 「反共」に加えて、選択的夫婦別姓や同性婚に対する強い反対姿勢など、戦
前の家父長制度に回帰するような考え方が教団と合致していたと見ることもで
きる。
 政治と宗教の関わり方については、さまざまな意見があろう。ただし、犯罪
的行為が取りざたされてきた旧統一教会と互いに利用し合うような関係はもっ
と早く絶つべきだった。
 それどころか、最近は安倍氏のメッセージのように、教団との関係を隠そう
ともしなくなっていたのではないだろうか。
 「旧統一教会の活動について、行政も政権党の政治家もこの30年何も手を打
ってこなかった」。弁護士連絡会の指摘を、私たち報道機関も重く受け止めた
い。
 国会や報道機関が実態を解明するのは当然だ。そして何より、自民党は長い
歴史を検証し、国民に説明するとともに、教団との関係を清算すべきである。
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