堆肥散布と耕起は田圃を終え昨日から畑に移行した。
乾かない心配ばかりしていたが、数日前からの好天続きと昨日の強風で乾燥し、
耕起すると土煙が舞い上がるまでになった。
しかし、田圃は「代かき」を備え雨が欲しい状態を迎えている。
一雨降れば里山は一気に新緑となるが、その景色を愛でる暇もない本格的な
繁忙期に入る。
(霜後の滝神社の御神木となっている桜は畑と隣接している)
昨日で大森の支障木伐採を終え、今日は一室だけ残っていた鶏舎の堆肥搬出
を終えた。
久し振りに仕事が順調に進んだ勢いをかって、堆肥散布を終えた畑を夕方7時
近くまでかけて耕起した。
「堆肥散布を終えたら直ぐに耕起すべし」は妻の従来からの主張だが、それが
杞憂でないことは「カラスの被害」で何度も経験済のこと。
６月上旬に播種予定の枝豆畑だが、雑草駆除のためにも播種前にあと二回の
耕起が必要かもしれない。
この一週間、連日のように裏の畑に運搬車を使って鶏糞堆肥を運んでいる。
堆肥には米、麦、煎餅、オカラ等々鶏の食べ残しが沢山含まれているので、
雪で餌場を失ったカラスが大群となって押し寄せて来る。
夕方、少し暗くなってから雪に覆われた畑に堆肥を降ろすと、夜から朝に
かけて降った雪が堆肥を覆い隠してくれる。
しかし、カラスの鋭敏な嗅覚は簡単に探り当てるらしく、夜明けと共に
２００羽超のカラスの大軍が堆肥に群がっているのに驚かされる。
これだけの数が群がると鶏とカラスの「豪華二本立ての堆肥」で、より肥沃な
大地にしてくれるのなら嬉しいが・・・。
