吉ケ沢の秘伝畑も後山ほどでは無いが雑草に覆われていたので、取り
敢えず畝間耕起を優先した。
周囲は電気柵で囲っているのでトラクタが方向転換する際、引っかけ
ないよう注意しながら進めたつもりだったが、何回か繰り返す内にロー
タリーに電線を巻きつけてしまい、外すのに３０分近く要してしまった。
ロータリーを手で回すには大きな力を必要とし、猛暑下であることも
忘れ夢中になったが、何匹もの虻が襲って来るのを払い除けながらの
作業となった。
畝間耕起と中耕除草のタイミングが良かったことから、最近の好天続きで
順調に育っていると思っていた後山の畑は、耕起した畝間の雑草の方が作物
よりも大きく伸び、畑全体が「雑草の海」と化していた。
それでも株元の除草に挑戦してみたが、畝間の雑草が障害となって困難を
極めたので「トラクタによる畝間耕起」が先と判断し、出直すことにした。
写真は翌朝の畝間耕起後の畑。
これで株元の草刈りが容易になった。
カメラのトラブルは、ネットの「トラブル相談コーナー」に照会（有料）して
いるが回答はまだ無い。
諦めてケーズ電気で新しいカメラを購入することにした。
毎日使うものなので「性能のいいもの」を購入するつもりだったが、店に
並んでいる商品はいずれも納品まで半年待ちとのこと。
直ぐに調達可能なのは「ＬＵＭＩＸの展示品一点のみ」と選択の余地が全く
無かった。
元々カメラに関する知識は疎くＬＵＭＩＸがPanasonicの商品であることも
初めて知った。
予定した金額よりも安く済ませることが出来たのは良かったが、午後の作業で
トラクタのドアを破損させてしまったので「差し引き」マイナスとなった。
新しいカメラの記念すべき第一作は、昨日撮り損ねた枝豆畑。
昨日の夕方と今朝の草刈りで大きな雑草はほぼ取り除くことが出来た。
猛暑下を避け午後5時半から枝豆畑の草刈りを始めようと川向の畑に
向った。
作業前に畑の写真を撮ろうとしたらカメラが動かない。
炎天下、軽トラの中に置いたままだったので高温によるトラブルかも
しれないと色々試してみたが復旧することは無かった。
運搬車はクローラ等の劣化、法面草刈機はキャブレターの劣化で部品
交換となり何かと修理費が嵩む時期を迎えているが、カメラも既に１０年
以上も毎日使い続けているので、そろそろ更改の時期を迎えているのかも
しれない。
（写真は昨日撮った門口の大豆畑。右奥も大豆畑）
発芽率が悪かったり鳩の食害にあった畑を維持するのは極めて非効率的
なことから早々に「諦める」ことが肝心。
それを分かりつつ諦め切れず「引きずる」ことがある。
そして、最終的に諦めるまでに要した稼働が徒労と化し、順調に育ってい
る他の畑の稼働にまで悪影響を及ぼしてしまう。
そんな繰り返しから「早く卒業したい」もの。
