昭和45年10月に結婚した翌春4月、東京調布の研修所入学のため2年間
の別居生活を余儀なくされた。
未だ新幹線が開通する前だったので一関~上野間を何度も往復したが、特急
電車で5~6時間を要し、車内は煙草の煙が充満して目が痛くなる劣悪な環境
だった。
時代が変わり、最速の「はやぶさ」を利用すると東京まで僅か2時間で到着
し、然も全車禁煙となっている。
しかも、一部車両は「オフィス車輛」として利用できる環境に整備され、
仕事のみならずTV会議も利用できるようになっているのに驚かされた。
ITの進展はリモートワークという新たな働き方を誕生させたが、その可能性は
「未だ緒に就いたばかり」のような気がする。