(つづき)
「RKBベスト歌謡50」でさらに特筆すべきは、曲をオンエアするだけではなく、50曲全てについて、リスナーから寄せられたリクエストハガキを読んでいたことだろう。
一曲につき最低でも一枚はハガキの文面まで読み、文面を読まれないハガキもできるだけ多くのラジオネーム(当時はペンネームという呼び方が主流だった気がする)を紹介していた。
それぞれの曲に寄せられるメッセージはどれもまじめで、現在のランキング番組のようにプレゼントなどが目的ではなく、純粋に好きな歌手の曲を上位にランクインさせたいという熱い思いがあったと思う。
もちろんそれだけ多くのハガキが寄せられていたからこそ、メッセージを紹介できたわけで、今の時代、リクエストハガキやメールを募集したとしても放送に耐えられるだけのメッセージが集まらないかもしれない。
順位が下降局面にあって50位以内から消えそうな曲に対しても、メッセージ付きのリクエストハガキが多数寄せられるなんて、今では考えられないだろう。
また、リスナーの多くを占める中高生が40円のハガキを毎週出し続けるというのも、決して楽なことではなかったと思う。
(つづく)
「RKBベスト歌謡50」でさらに特筆すべきは、曲をオンエアするだけではなく、50曲全てについて、リスナーから寄せられたリクエストハガキを読んでいたことだろう。
一曲につき最低でも一枚はハガキの文面まで読み、文面を読まれないハガキもできるだけ多くのラジオネーム(当時はペンネームという呼び方が主流だった気がする)を紹介していた。
それぞれの曲に寄せられるメッセージはどれもまじめで、現在のランキング番組のようにプレゼントなどが目的ではなく、純粋に好きな歌手の曲を上位にランクインさせたいという熱い思いがあったと思う。
もちろんそれだけ多くのハガキが寄せられていたからこそ、メッセージを紹介できたわけで、今の時代、リクエストハガキやメールを募集したとしても放送に耐えられるだけのメッセージが集まらないかもしれない。
順位が下降局面にあって50位以内から消えそうな曲に対しても、メッセージ付きのリクエストハガキが多数寄せられるなんて、今では考えられないだろう。
また、リスナーの多くを占める中高生が40円のハガキを毎週出し続けるというのも、決して楽なことではなかったと思う。
(つづく)
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