心身徒然話

治療家から観た心身や日頃感じた事柄を書きとめました。
(左にあるブックマークの「創健整体治療室」から概要に飛びます)

健康とは、自分を生きるということ。

2018-06-01 11:08:31 | Weblog
不健康な状態とは、病気になったとか身体の不調があるとかではない。
健康な状態とは、病気にかかったことがないとか身体の不調感がないことではない。
本来病気などないのが本当で、自然の理にかなった生活を送ることが出来ていれば、 病気などなく生を全うして生ききることが出来るはずです。
病気になったとか、身体が不調だという中に本当は病気とか体調不良というかたちを 借りて崩れた身体のバランスを整えてくれていることの方が本当で、何年も風邪を引 いたことがないとかいうのは鈍っている状態で、健康とはいえないのです。
熱が出た、痰が出た、下痢をした、蕁麻疹が出た、あそこが痛い、ここが痛いなどな ど事故とか事件がらみの外傷は別として、いやそれすらそうかもしれないが、日常の 出来事全てにおいて理由があるように基本的に身体のすることにはちゃんとした意志 が働いていると思います。
そこで自然の理を乱さず自分自身を生きるとはどういうことか、それは自分の無意識 の中にある劣等感や自分の無意識の中にある不安感を根付かせないことに尽きます。
自分は自分であって他の人には成り得ないという基本的なことを見直すべきです。
人は意識の向く方向でものごとが180パーセント変化します。自分自身に感謝の心 を向けどれだけ自分自身をまるごと信じきれるかが健康に生きる鍵になると思います。
「病症は私達の身体の守護神であり、私達は各自に天下に比類なき医聖を持っている」