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晴れのち曇り(堀江菜穂子詩集『さくらのこえ』)

2015年07月30日 21時25分33秒 | 日記
今朝は陽が射し、今日も暑くなるか……と思いきや、その後厚い雲がかかったので、
それほどでもないか……。


朝ご飯を食べて、ラブちゃんとマリルちゃんが寛いでいる時、マリルちゃんをゆっくり
誘導してラブちゃんのほうへ。


今日はこの距離でした。
ラブちゃんは「マリルちゃん、もっと近寄ってきて!」ですが、マリルちゃんは「ラブちゃん、
今日はここまででごめんね……」。


今日の水浴びは、微妙な気温と雲行きでしたが、やや暑い!よりは涼しい!がいいだろうと、
ハアハアし始めたラブちゃんからです。


ソラ君、見守り隊。


そしてマリルちゃんも。


ランちゃんも来ました。


その後、ラブちゃんはいつものように葡萄棚の下ですが、マリルちゃんもここが涼しいので
ここがいいだろうと茣蓙を敷いて私も一緒にゴロっと横になって居たのですが……。


「お部屋へもどりたい……」
ということで、室内飼育所へ戻りました。


アイちゃん&シンバ君は、犬舎の中でまったりです。


カノンちゃんたち家族は、お隣栃木県の那須に大きなインドゾウさんが2頭来ていて背中に
乗せてもらえるということで順番を取るのに朝早く出て行きました。
「どうだった?ゾウさん、大きかったか?」
「うん!こ~んなに大きくてかわいいかった!でも……、ゾウつかいさんがゾウさんを
 いじめるのでかわいそうだった……」
「そうか……」


ビュンちゃん、今日はそれほど暑くなく過ごせました。


ビュンちゃんは食欲旺盛、16:00頃からここへ来たり犬舎へ戻ったり「夕ご飯まだかな~~」
とここで待っています。


メイちゃんもどっかりと腰を据えてオオバコをむしゃむしゃです。






ところで、一昨日、心待ちにしていた堀江菜穂子さん(20歳)の詩集『さくらのこえ』が届き
ましたので、ご紹介いたします。


えっ?詩……?
と、思われた読者さんは多いと思います。

今までのこの三年半のブログの中で、詩に触れたことはなく、一度だけ“リコちゃん”の
まなざしが詩人中原中也の写真のまなざしに似ている、と書いたことがあったくらいです。

菜穂子さんの詩と出会ったのは、今年の4月5日“朝日新聞デジタル”北村有樹子記者の記事
『「すべてはいきていてこそ」脳性まひ女性、詩1200編』を読んでです。
(http://digital.asahi.com/articles/ASH3F524NH3FPTFC00W.html)

7編の詩が紹介されていました。
「ありがとうのし」
「ドアのむこう」
「せかいのなかで」
「いきていてこそ」
「いしはとどくのか?」
「こんどくるかぜにのって」
「はるかぜのように」

胸があつくなり目頭があつくなり、朝日新聞デジタルの問い合わせの書式に従って北村記者へ
問い合わせしました。電話番号を記入する欄も必須でしたので、この書斎兼室内飼育所の電話
番号を書いておいたら一週間ほど経ってから、直接電話をもらいました。

反響が多くあり、詩集にまとめる準備をするようになったとのこと。
出来上がったら購入したいとお伝えました。

その後菜穂子さんのお母さんから葉書が届き、裏面には菜穂子さんの自筆の文字が書かれて
いて感動しました。上記の記事によると「右手に握る紙粘土に挿したペンが、B6サイズの
ノートの上をなでるように動く。2センチほどの文字が生まれる。ボランティアの女性(42)
が、支えているノートを左にずらし、また次の1文字。筆談も詩も同じノートに書いてきた。
高校3年から使い始め、70冊になった。」とのことです。

菜穂子さんの文字は、星野富弘さんの文字のような温か味と柔らかさ、そして意思が感じら
れました。

詩人の茨木のり子さんは「言葉の発し手と、受け手とが、ぴたり切りむすんだ時、初めて
言葉が成立する」と。

詩集『さくらのこえ』は、今辛い気持ちの人へはそっと寄り添い希望をともしてくれて、今
幸せな人へはより広がりのある幸せを運んでくれると思います。

50編の詩の中から、一編だけ書き写します。
みんないいのですが……。

「ありがとうのし」

いつもいっぱい ありがとう

なかなかいえないけど

いつも心に あふれている

いつもいえない ありがとうが

いきばをうしなって たまっている

いいたくてもいえない

ありがとうのかたまりが

めにみえない力になって

あなたのしあわせになったら いいのにな


発行は、NPO法人関東シニアアドバイザー協会(http://kanto-sla.com/)で一冊500円です。
私は記念すべき一冊目のプレゼントを前々から思っていた孫のカノンちゃんへあげました。
そして「ありがとうのし」を声に出して読んでもらいました。
胸にジンと来ました。


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