メランコリア

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何歳まで現役? “人生100年時代”の働き方@週刊ニュース深読み

2017-10-11 11:10:22 | テレビ・動画配信
何歳まで現役? “人生100年時代”の働き方@週刊ニュース深読み

人生100年時代@週刊ニュース深読み

専門家:
小島 貴子さん(東洋大学 准教授)
大江 英樹さん(経済コラムニスト)
片岡 裕司さん(コンサルティング会社 取締役)
竹田 忠(NHK 解説委員)

 



ゲスト:
吉村 崇さん(平成ノブシコブシ)
千秋さん(タレント)


「人生100年時代構想会議」

 


アンケートには世代の違いで意見の食い違いがみられた



 

 

 

 


<プレゼン:人生100年時代とは>

日本は今、世界に類を見ない少子高齢化社会に入っている



例:深読作さん(59歳)の年金受給開始は65歳から




国で65歳までの雇用を義務化



60歳で定年退職しても、昔と比べて精神年齢が若く、
少子高齢化社会でどこも人手不足だから
これまでの「経験」を生かして、若手を育ててほしい、というのが狙い


再雇用してみて「やる気が低下した」との答えが53.4%@経団連調べ

実際、会社に戻ってみると不満が募る



<理由の例>

・部長だったのが、肩書きがなくなり平社員に これまでの若い部下から仕事を指示される

時給になり、賃金が大幅に下がった(これが今の若者の働き方の実情だ

・ビジネスのスピードの変化が速くてついていけない

IT化についていけない 会議もタブレットを使うから分からないし、周りにも聞きづらい
(これは現役世代からもすでに意見が出てきている




若手はやりづらい+社長も困る

 


「団塊ジュニア世代」(40代半ば)+「バブル入社世代」(50代)ももうすぐ高齢者に



会社はシニアだらけ



●継続雇用は3種類選択肢があるが「再雇用」を選ぶ企業の事情



「定年延長(65歳まで延長)」+「定年廃止」では今のレヴェルを保てないのが現状
企業は「再雇用」して人手不足解消+人件費をおさえたい


「プライド」などの「心の壁」



・自分の価値まで下がった気がして、「プライド」が傷つく

・これまで役職名で呼ばれていたのが、急に「○○さん」と名前で呼ばれるとイラっとする

・昔の「窓際族」のイメージ


竹田:
この法律は、労働者からの希望ではなく、国が急に決めたものだから皆戸惑っている

専門家:
自分の中でいったん整理する 変なプライドに気づけば変われる


●日本は「ピラミッド式」「年功序列」「出世システム」



竹田:
欧米と違う組織的な事情も絡んでいる
このピラミッドからもれると「窓際族」も出てくる

欧米では、最初から専門職として雇われる 管理職は少ない
大卒でも専門職として入ってくる

日本では「配属先をどんどん変えられる」という慣行がある
なかなか専門職のスキルが身につかないし、
管理職にいると、現場がどうなっているのかますます分からなくなる
かといって昔からの慣行も急には変えられない


日本には「出世して偉くなる」のがよしとされる
仕事のやり方を根底から変えることが求められる


世界のどこにもモデルがない、日本の超高齢化社会

今、日本人女性の3人に1人は50歳以上

これからもっと少子高齢化が進み、
2050年には1人の若者が1人の高齢者を支えるという推測があり、それはムリ

労働人口が減っている
支えられる側がまだ元気なら支える側になってもらわないと社会が成り立たなくなる

「2007年産まれの平均寿命は100歳で、107歳まで生きる可能性がある」という統計もある


「薄いつながり」をもつ+「自分の能力の棚卸し」をしてみる

・自分の意識を変える
さっき出た不満の例の「仕事のスピードの速さ」を楽しむ、「新たな知識を学ぶ」など

・薄いつながり
これまでは、会社を辞めてしまうと、急に知り合いも減る人が多かったが
これからは、現役時代から周りに普段からたくさんの人脈を作っておく

・人とのつながりが大切
今の仕事がダメなら、他の人のつてで別の分野(介護など)にうつってみるなど

・自分には何が出来るのか、若い頃から考えておく



「キャリア権」

積み重ねた経験を守る、この仕事がしたいという希望をもち、企業もそれを支える
若い世代でこの「キャリア権」の考え方が支持されて、NPOまである

「NPO法人キャリア権推進ネットワーク」

(聞き慣れない言葉で、まだ意味がよく分からないな
 とにかく、国の言う「働き方改革」より、1人1人の意識を根底から変えることから


<グラフィックレコーディング>








***

「これからは“お金を稼ぐ”より“人の役に立つ”仕事をしたい」などの意見はイイと思った


労働人口は、外国人労働者が増えればいいのでは?
日本も近いうちにもっと外国人が増えるだろうから
国民vs外国人と分けずに、同じ条件で働けばいい

日本で働く大勢の「外国人技能実習生」の実態@あさイチ


別にムリして、人口が1億人の「経済大国」であり続ける必要もない
「経済大国」になったから、原発や軍費も増えたし
大量生産・大量消費の価値観で、自然破壊・自然災害の増加など全部つながってる


日本が先例になるのなら、みんなが喜ぶ「新しい価値観」を作ればいい
象牙などを使った工芸品や芸能、鯨肉を食べたりする「慣例」「伝統」ももう要らないんだ

密猟される動物たち@ナショナルジオグラフィック





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プレミアムトーク 伊東四朗さん@あさイチ

2017-10-11 10:48:25 | テレビ・動画配信
プレミアムトーク 伊東四朗さん@あさイチ

“まもなく芸歴60年!存在感を発揮し続けている伊東四朗さん(80歳)。
「てんぷくトリオ」「電線音頭」「おしんの父親」「2時間ドラマの渋い刑事」「バラエティー番組の司会」などなど、
 それぞれの時代で私たちの記憶にハッキリと残る活躍を続けてきました。

 最新作は、土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」。
 昭和の大スター・植木等さんと、その付き人だった小松政夫さんの師弟愛を描いた作品です。
 伊東さんは、植木等さんの父親役を演じています。”




いろんな貴重な話が面白くて、感動して、人柄の良さがにじみ出ていて涙出た
それにいろんなことをこだわりなく演れるって、心が若いんだな


芸歴60年を振り返る

「てんぷくトリオ」

 

「おしんの父親」

 

「電線音頭」

 

伊東さん:
「電線音頭」と同じ頃に「おしん」の話が来たから、このディレクターさんは知らないんだなと思って話したら
「それがどうかしましたか? それではよろしくお願いします」てゆってくれて
いまだに分からない、なぜ、このタイミングでこういう役が来たのか

有名な振り付けの方が来て、「電線てどうしましょうか?」「こんな感じですか?」「そうしましょう」
て感じで、あんな踊りになった(w

喪黒福造役(『笑ゥせぇるすまん』)がきた時も、いやいや、アニメの声の方が定着していて
とても自分には出来ませんて断ったんだけれども、「実写で演るならぜひ伊東さんに」て
藤子不二雄先生から言われて それは断れないですよ


「バラエティー番組の司会」



「大河ドラマ 平清盛」



イノッチとの共演も!
伊東さん:すみません、覚えていません×2ww

 

「加山雄三ショー」では西田敏行さんと3人で刑事コントまでやってる/驚

 

「植木等とのぼせもん」

 

伊東さん:
植木さんは絶え間なく心遣いをする人 相手に絶対に不快な思いをさせない


VTRゲスト:角野卓造さん

 

角野さん:
けなすときは絶対に実名を出さずに、私たちだけに分かるイニシャルで言うので
他のお客さまがいても、絶対に解読はできません

その後、みんなでカラオケに行くと流暢な英語で歌うんですよ! これが上手い
それで僕たちが歌う時は、完璧なバックコーラスをつけてくれる




三木のり平さん

 

伊東さん:
完全無欠の喜劇役者さんだと思っています
下品なセリフなどでも、1つ1つの所作に品がある
千秋楽の3日前に稽古し直すんですよ! 最後の最後まで完璧な笑いを目指す人

(品って言ったのを有働さんが「芯」と聞き違えて、話を進めていったんだけど
 それにも自然に合わせて、相手のミスが分からないようにするさり気なさも神的だった
 最後のFAXでツッコミが入って「失礼いたしました」(有働アナ)

伊東さん:
半拍のリズムを持っていないと面白くない
笑いにはセオリーがあったほうがいいと思う


例えば?と聞かれて三谷幸喜さんの名前を挙げていた

伊東さん:
最初に使われた何気ない電話が、後でまた出てくるとか いい伏線になっていたり
セリフに抑揚がなくても、普通のセリフで笑える芝居
ただのおじさんは、ただのおじさんだから面白い それが喜劇だと思う


(三谷さんの芝居は、精巧に作り上げたすれ違いコメディが持ち味の1つだものね


VTRゲスト:三宅裕司さん

芸歴60年を記念した2人舞台を演る

伊東四朗 魔がさした記念コントライブ「死ぬか生きるか!」
日程:2018年2月1日(木)~18日(日)予定 会場:紀伊国屋サザンシアター




「とっても嬉しかった」

 

伊東さん:
三宅さんから「伊東さんが座長じゃなきゃ」て言われて断ったんだけど、「旗揚げ解散公演」だって言われて


最後の無茶ぶりは「ニンをお願いします」とリクエストされて
伊東さん「別に意味はないんですけど」と言いつつも、完璧な終わり方v




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『恐怖新聞』6(少年チャンピオン・コミックス 全9巻)

2017-10-11 10:47:25 | マンガ&アニメ
『恐怖新聞』6(少年チャンピオン・コミックス 全9巻)
つのだじろう/作(昭和50年初版 平成6年42版)

「マンガ感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。


あらすじ(ネタバレ注意

「ピアノ」(5巻のつづき
コンクールは開催されるが、出る生徒がみな操られるように♪展覧会の絵 を弾き
皆同じ人物が弾いているテクニック

中神の兄で記者の洋介がピアノを調べたら、ある国の大使の娘が愛用していたもので
ピアノの天才少女だったが、コンクールを前に体調を崩して亡くなった

皆が混乱し、いったん休憩すると言うと、次に弾く少女が「集中力が乱れるから今弾かなければならない」と言い出す



彼女に霊が憑依し、ピアノから大量の血が流れる
コンクールはピアノの故障という理由で次週に順延し、ピアノも取り替えることとなる

礼:
あのピアノはどこへ売られたのでしょう?
まさか・・・きみの学校じゃないでしょうね?

(この後、やたらと「きみのでは?」という終わり方が出てくるようになる



「除霊」
悪夢を見て起きるとポルターガイストがいる

「悪霊だから、いつも悪いことをしているとはかぎらない
 オレが悪くなるか、良くなるか、時と場合によるんでね」



洋介が新聞社のつてで優れた霊能者を紹介する
深山の霊場で修行を積んだ65歳の老人



霊能者:
礼についているのは恐ろしく強い霊だから、自分の命を賭けて戦う
ゴマをたき、霊を引き離したらお堂に飛び込み、お堂を封じる

除霊の間はどんなことがあっても騙されず、お堂から出てはならない
お堂の中で見る怪異現象もすべて幻覚

長くて1週間かかるかもしれないから、洋介はその間の食料を用意する

お堂に入ると、洋介の声で「お坊さんが倒れたから開けてくれ!」と声がするが、それも霊のウソ
お堂から地縛霊が出てきてひどく殴られるが幻覚

老人は霊により雷に打たれ、腹に穴が開く
「わしは霊魂になっても戦ってみせる! 朝日が昇るまで外へ出てはならぬ!」

ヘビが出てもひるまなかった礼だが、お堂の外が明るくなり、朝になったと思って外に出ると、
それもポルターガイストの仕業で、除霊は失敗する



しかし、洋介が老人をすぐに病院に運んだため、一命をとりとめたからよしとして諦める



「奇妙な妹」
突然、礼のもとに「妹の鬼形礼子だ」と名乗る少女が現れ、勝手に家に入る
去年のお祭りに作った着物を出してもらって着るとピッタリで驚く

その夜、礼子が寝室に来るが、老婆のように変化して両親も見る



礼は毎日、新聞を読まされ、心身の疲れもピークに達して倒れ、入院する
洋介が来て、名前は本物だったが、静岡県で突然、行方不明になった少女だという

その夜、静岡に帰る途中で救急車で運ばれたと礼子が同じ病院に来る
洋介が説得しても信じない医師、看護婦、両親

父:あの子は昔からああいうことが好きで、すっかり霊魂マニアになってしまって

母:私たちも困ってるんです 親の言うことを無視してかかりますし

礼:
両親はまったく信用してくれない
霊魂なんかあるはずがないと決めてかかっている
何かが起きても「偶然だ」「錯覚だ」と言うから誰にも話さないんです


(私の母も、私がこのマンガの話をしたら
「こんなのばっかり読んでるから頭がおかしくなるんじゃないの?」って笑い飛ばしてたな

少女にとり憑いていたのは、礼のポルターガイストで、先日の除霊で苦しんだお返しだという
礼は気絶してしまい、その夜の新聞を初めて読まなかったが、そこには「いまが除霊の時期」と書いてあった



それを知らず諦める礼

「もう二度と除霊なんかしないぞ
 おとなしく読んでいればもうこんな恐ろしい目に遭わずに済む
 誰でも一度は死ぬ それが僕の運命ならしかたない」

家に戻るとまた礼子がいる
退院したら、母が病院の階段から落ちて骨折し、父は仕事で先に静岡に帰り
礼の母が可哀相だからしばらく預かるという

事情を聞いて、洋介は自分も泊まると言い、礼は危険だと止める

ポルターガイスト現象は、現在では超能力者がそばにいて
 ある種のエネルギーが関係している説が有力になっている

 その辺を調べてみたい 万一事件が起きてもオレの責任だ」

その夜も新聞が来て「外へ出ろ! 新聞記者め さもないと命の保障はない」と書いてある
そこに礼子が来て、少女とは思えない力で洋介の首を絞める

柔道の腕がある洋介は少女に当て身をすると、霊は礼子から出る
洋介と両親には霊の姿は見えなかったが、少女が宙を飛んだりしたのを見て
「軽業でも習っていたのかしら?」とこじつける

ようやく礼子から離れるポルターガイスト



「背中がこわい」

“なぜ背中がこわいのか 人間は後ろに目がないからなのです”

(だから、動物本能的に恐怖に感じて、背後から襲われるっていう怪談も多いってことか

洋介が近くのお墓で怪奇現象があったから調べるのに付き合って欲しいと礼に頼む

お墓から赤ん坊の泣き声がして、1年前に子どもを亡くして墓参りに来た女性が
捨て子だと思い、家に連れて帰ると、夜にひどい夜泣きをして

おんぶして何気なく赤ん坊を拾った墓場を通ると、女性の悲鳴を聞いた住職が駆けつけ
「あの子はお化けだ!」と女性は錯乱し、その後病院に閉じこもり、赤ん坊は託児所に預けられた

託児所に聞くと、その子の係になった保健婦は次々と寝込んでしまうという
洋介は一時的に預かると礼の家に連れてくる

夜泣きが始まりお墓に連れていくと、赤ん坊とは思えないほど重くなり
礼に背負わせると老婆に変わる

洋介は自宅に連れて帰ると、妹にも老婆に見えるという

学校に行くと、そこでも幽霊が出たという
女子生徒が校門で「大仙寺へはどう行けばいいでしょうか?」と声をかけられたが誰もいない
その後、やけに背中が重くなり、大仙寺に着くと軽くなり、振り返ると老婆が見えたという

これ以上関わりたくないと思った礼も、校門で同じく声をかけられる
しかたなく寺に向かい、名前を聞くとおフサと答える
そこに洋介が駆けつけるが、彼には老婆の姿は見えない(つづく


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