ふれあいの森自然学校 活動報告

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2016年6月5日(日)世界に誇る、関刀鍛冶見学  パート2

2016-06-07 10:03:51 | 自然のふしぎ講座
「鍛冶伝承館」

「この建物の右側で、古式日本刀鍛錬が公開日に見られます」長良川の鵜飼いと同じく、「いつでも見られる」と思っている故なかなか見た事が無いのが実情では?ぜひ一度足を運んでみてください。奈良時代以前より刀は作られていたようですが連綿と継承されているのにはそれなりの理由があると思います。その一端を垣間見ることが出来るかもしれません・・・                                                                                                                                                                  「見てます、見てます」

「伝承館より徒歩5分のところにカミソリと精密刃物を展示する世界初の刃物の博物館、フェザーミュージアムです」
                                                                                                                                                                      「切る」

「押して切る、引いて切る、はさんで切る、けずり切るなど「切ると一言で言っても、実にいろいろな切るものがありますね「切る」おもしろいですね!

今から約780年前、鎌倉時代末期に初めて関で日本刀が作られました、「折れず曲がらずよく切れる」刀を追求してきた関の刀は、後に「関伝」と言われ戦乱期の室町時代に大いに隆盛を極め多くの名工が生まれました、孫六兼元や和泉守兼定など江戸時代になると刀剣の需要が減り一部の刀匠は包丁小刀はさみなどを作る打刃物鍛冶に転じた、明治の廃刀令により刀鍛冶たちは家庭用刃物を生産した大正時代には金属洋食器、昭和に入り安全カミソリ、戦時中は軍刀生産、戦後は再び伝統技術を生かし色々な切る商品を作り現在に至りました。
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