女優の松下奈緒さんがシャネルの実像に迫った
「ココ・シャネル 奇跡の復活」を見て以来気になっていた「ファッションを創る男・カール・ラガーフィールド」
の記録映画を見てきました。
ラガーフィールドは、低迷していたシャネルを
1982年以来引き受け復活させた
「美のカリスマ」と言われるデザイナーです。
日本では考えられないことですが、
クロエやフェンディなどのデザイナーを兼任しています。
シャネルというブランドにはあまり興味はなく、
また買えるはずもないのですが、
孤児院から身を起し、シャネルというブランドを作った女性
には興味を持っていました。
映画はシャネルというより、秘密のベールに包まれていた
カールという男性に迫ったもので、まず映像の美しさに惹かれます。
裕福な家庭に生まれ、20歳のときに同性愛だと母に告げたとき
「世の中にはいろんな好みの人がいるものよ」と
クールに返されたといいます。
その母の放任主義を「愛情を押し付けられなくよかった」とも。
「人もファッションもはかない、家族も家もいらない。
経歴もないし、すべて一人で学んできた」と、
世の中の常識とは逆の考えを堂々と述べますが、
そういう人だから美のカリスマになれたのか、
あるいはカリスマだからそう言えるのか、
なかなかに興味深いことではありました。
そんな映画を見た日のコーディは、
もちろんシャネル・コーディ!?
まずは、半襟から~。
自分で刺繍しました(笑)
あっというまにできる~~。
このマーク、本当に素晴らしいですよね。
彼女が育った修道院のステンドグラスが
もとになっているといわれています。
それに若い頃の愛人カペルのCと自分のCを絡ませた~~。
「ココ・シャネル・伝説の軌跡」(メディアパル刊)より。
そして、もう一つのシンボル、
カメリアは有名なオペラ「椿姫」から。
シャネルは、愛のために身を引く高級娼婦の
生き方に強く引かれていたんですって。
自分の恋愛に重ねていたようです。
はい、もちろ椿の帯です。
帯留も自作。
シャネルのノベルティグッズを使って自分で作りました。
映画の前、ランチの後に御苑で記念撮影
またまたブログが不具合を。
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シャネルというブランドに、そんな物語が・・・
この映画、私も観てみたくなりました[E:movie]
刺繍、上手にできてて感心します[E:lovely]
簡単そうで難しいでしょうに。
自作の帯留めもGOOD[E:scissors]
やっぱり紫苑さんの発想って素晴らし[E:sign03]
半襟の刺繍や帯留め、本当に遊び心たっぷりで、素敵ですね。
最近、あと何回、この着物を着れるのかな?とか、考えてしまいます。
もっとゆったりとした気持ちで着物を楽しめるようになれるといいなと思います。
シャネルって彼女のストーリーでできているといっても過言ではない(いえ、過言です?)くらい、面白いんですよ。高価さとはまた別に楽しめますよ。
本当に嬉しいわあ、コメント。
お子さん、小さいとなかなかゆっくりきものライフ楽しめませんよね。
きものって、派手に思えても意外に長く、特にホミリーさんのようにきれいだと結構明るいきもの楽しめると思います。ゆっくり着たいと思える忙しさも、また充実した毎日かもしれませんね。