ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

八丈を自分で洗う

2014-04-18 11:10:41 | きものを自分で洗う

 


骨董市で秋田八丈なる単衣のきものをプチプラでゲットしました。

鴇色と瑠璃色の縞、その瑠璃のなかはまた細かな格子、というところに惚れこみました。

秋田八丈は、八丈島の黄八丈を真似て秋田で作られたもの。

今はもうほとんど作られていないそうです。

黄八丈と同じような、大島に似たつるりとした感触で、水に強く洗えば洗うほど艶が出るそうです

P4132513_2

 「水に強く、洗えば洗うほど艶が出る」とあっては、洗わない手はありません。

ダメになったら、帯の裏にでもしようと思って水につけてみました。

こういうとき、単衣はホントにいいですね。

実験も兼ねていますので、どのくらい縮むものか洗う前に採寸。

身丈153センチ。裄64、5センチです。

サイズ的にはほぼぴったりです。

P1090372


汚れと染料がどんどん出てきます。

絹洗い洗剤でさらっと洗って、すぐにバスタオルに包み脱水40秒。

シワを伸ばしてハンガーにかけます。

洗濯日和だったせいか、裾部分はすぐに乾いてきたので、アイロンをかけていきます。



襟周りなどは湿ってジュワジュワと湯気が出てきます。

素材のせいか、だんだん手馴れてきたせいか、あっというまに出来上がり。

古着特有の匂いも消え、さっぱりしました。

 絹は縦方向に縮むと聞きましたが、見た感じほとんど縮んだようにはありません。

 測ってみると、身丈は5ミリ、裄はほとんど変わりません。二・三ミリくらいかな。


P4132515

藍の部分は黒と藍の格子、いいなあ。

すごく得した気分。

何回か着用したら、ほどいて今度は帯の裏に使おうと思います。



関連記事

結城紬を自分で洗ったお話」

単と袷の長襦袢を洗ってみる

絹芭蕉を自分で洗う

きもの、よく自分で洗っています。

入れ子式になっていますので、よろしければ参考にしてください。

 励みになります。

応援ポチ嬉しいです。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物(和服)へ

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「色っぽい~」講座・日本髪... | トップ | 平安から現代までいろんなき... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はぁ~[E:dash] 溜息‥ (chuchu)
2014-04-18 15:55:54
はぁ~[E:dash] 溜息‥
紫苑さんが近くに住んでたら
私も着物に挑戦したいです[E:happy02]
返信する
凄い、紫苑さん勇気ありますね。 (うまっち)
2014-04-18 21:49:29
凄い、紫苑さん勇気ありますね。

でも無事でなにより

洗うとなんだか、あか抜けて見えますね。
返信する
chuchuさん (紫苑)
2014-04-19 12:29:48
chuchuさん
遠くでもぜひ~。ものすごく気分転換になりますよ。それに今や洋服より安い~~?
返信する
うまっちさん (紫苑)
2014-04-19 12:30:56
うまっちさん
勇気というほどではないです。
元が安いのです。
今度は紅花紬に挑戦してみようかなと、さすがにこれは迷っています。
返信する

きものを自分で洗う」カテゴリの最新記事