先にアップした半襦袢をもっと活用しようっと、というお話。
半襦袢には、もっといいことがあるの。
それは、「おさんぽ着」に載っている弓岡勝美先生の記事の続き。
10年くらい前の本だけど、楽しいし未だに役に立つわ。
本上まなみさんもきれいだし~。
それは大うそつき、というもの。
それは、長襦袢をカットして半襦袢にしたもの。
袖を取ったものの胴の部分の脇縫いを全部解いてしまいます。
袖の部分はうそつきにするとして、脇を解いた胴の部分を開くと、こんな風になります。
つまり、袖のない胴体だけの襦袢。
これの何が便利かというと、「襟合わせ」が自由になる上「衣紋の抜き」が調節できるように。
普通の長襦袢だと、襟合わせを深くしようとすると、脇や袖に引っ張られて、すぐに詰まってきてしまうけど、袖や脇がないので、前(襟)と後ろ(衣紋)が自由になるという~~。
半襟をたくさん出したい人や衣紋をもっと抜きたい人のはサイテキというわけ。
前(襟)と後ろ(衣紋)が連動していないから、自由自在にできる~~。
試しにやってみました。
私は、木綿の半襦袢です。
でも、脇を全部解くと、うそつきが付けられないから(弓岡先生のはきものに直接つけるんだって)、5,6センチだけ解いて(抱き幅、繰り越しに少し幅を持たせて)、動きやすくしました。
で、実際に着用してみると、
はい、確かにいつもより半襟たくさん出ます。
抱き幅が調節できるからね。
衣紋はどうでしょうか。
はい、やはりこちらもいつもより衣紋ぐっと抜いても、肩の部分は引っ張られずすっきり。
~~首筋、さ、さむ~~い、けど。
自由自在にできるとなれば、それはそれでまた違った印象楽しめますよね。
R子さんくらいきれいに抜けるかな。
半襟もっと出したい、衣紋もっと抜きたい方は、まずは古い襦袢ででもお試してみてください。
気が向いたら
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お下がりの長襦袢を幾度か水洗いしたら、おへその下5cm位で切って、さらしを縫いつけ裾よけ兼用に & 上はうそつき襦袢に(^^)
茶道の稽古で頻繁に立ったり、座ったり、お辞儀をしたりしますが、 二部式は楽で、着崩れません!!
でも・・あまり・・色っぽくはありませんね・・倒れられない・・
お写真のおふたりの粋なこと!! 毎度ため息が出ます~
お役立ちのコメントありがとうございます。茶道のお稽古で立ったり動いたりしても乱れないのはいいですね。まだお茶席での経験はないのですが、ぜひやってみます。色っぽさはもう卒業?したので、もう実用優先です。