ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

三姉妹?で林芙美子邸&染の里「二葉苑」に

2013-06-01 21:33:38 | 文芸・作家の世界を訪...

おなじみ?(狭い範囲ではありますが)のH家三姉妹、姉が

「そろそろもう一つくらい別荘が欲しいわね」と仰るので、

「そうね、お姉さま。一度くらい素朴な日本家屋に住んでみたいわ」というと、

「それなら、作家の林芙美子さんのお宅なんかどうかしら。とても住みやすそうよ。別荘の参考になるかもしれなくてよ」と小母さまのお言葉により、落合にある林芙美子邸に見学に行くことにしました。

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いまや、森光子さんの舞台「放浪記」ですっかりおなじみになったあの縁側がこちら。

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玄関では森光子さん?がお迎えしてくれたわ。

この家屋の素晴らしさはいろいろありますが、まずはすべての部屋の南北が解放されていて、風の通り抜けがとてもいいこと。

毎日生活する者にとって、風の通り抜けはとても大切

それに居間は当然として、台所、風呂場といった場所がとても丁寧に作られています。

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棚は作り付け。

流しと床は人造石研ぎだしでできています。芙美子さんは意外にも?火事、いえ、家事が好きで、仕事の合間には料理を楽しんだそうよ。

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総檜でできた浴槽は、ちと狭いけど、天井には竹が張ってあり、通気がいい上、見た目も素敵

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こういう家の間取りはどれだけ見ていても飽きません

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小母さま(R子さん)のひょうたんの帯は手作りなのよ。素晴らしい!!

次に詳しく紹介させてください。

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お姉さま(Yさん)の緑の紬の帯は先日のフリマの帰りにゲットしたもの。いい色だわあ。

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本日のきもの。

木綿の絞り

帯は麻の絞り。これも手作りです。

帯揚げと帯締めはピンク。

居間にある廊下ででんぐり返りするつもりだったから、帯留はなしにしたのに、上がれなくて残念だったわ。

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ヘアは少しクラシカルにしてみました。

髪飾りはスズランのバレッタ。

林芙美子といえば、「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」という詩も有名だけど、正しくは~~

「生きている幸福は波間の�貎のごとく蕭蕭と漂う、生きている幸せはあなたも知っている、私も知っている

花の命は短くて、苦しきことのみ多けれど、

風も吹くなり 雲も光るなり」

苦しいことは多いけれど、風も吹くし、雲も光るよ」と希望に満ちたものだそうです。

よかった、よかった。

そうだよ、林さま、あれほどの苦労をなさっても、ついには作家として成功なさって、こんな素敵なおうちに住めたのだもの。

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お庭も素敵。

苦しきことのみ多けれど、風も吹くし、雲も光るよ」

次からはこう口ずさむことにしましょう。

このあと染の里、二葉苑を覗いたり、小母様の帯のすごい技も紹介したいし、話題がいっぱい。

また次にアップするので、よければ覗いてやってくださいね

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コメント (12)
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