東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工でポシェット製作の治具を製作し確認(4/7)

2024年03月03日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 次のポシェット作りを始めました。前回はわらの品質が悪かったため、今回はこの秋に収穫した新鮮なわらを使いました。何度も叩いて柔らかくした後、よく目を凝らして良いわらだけを一本一本選別しました。選別から洩れたわらは半分にもなるでしょうか。前回と同じように釘をたくさん打った治具を使ってポシェットの底を作りました。良いわらばかりなので、隙間が無くギューギュー詰まった底になりました。

     ポシェットの底を作るも、隙間がなくギューギュー詰めの底に


 前回と同じようにわらを格子状に組みました。良いわらを選んだので、どれも真っすぐで太い茎です。そのため、底を隙間なく組むことができました。良いわら細工製品を作るためには、わらを惜しんではいけません。徹底的に良いわらだけを選別する必要があることが分かりました。

 水を含ませ何度も叩く   良いワラだけを選別中    綺麗で太いわら茎
  

 良いわらは茎が太いため、底を組む時にギャーギュー詰めになります。そのため、力を入れて押し込むように組みます。そのため、隙間の無い底が出来上がりました。治具から取り外す時、周囲に紐を巻いて底が解けないようにします。今後は側面を立ち上げて蓋付きポシェットに編み上げていきます。

   隙間なく交差させて底を組む      底が解けないように紐を巻く
 

コメント
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